フレンチカジュアルの定番!セントジェームスの「NAVAL(ナヴァル)」の5つの魅力とは?

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フレンチカジュアルの定番!セントジェームスの「NAVAL(ナヴァル)」の5つの魅力とは?

マリンスポーツ、カジュアルウェアの定番として知られる「SAINT JAMES(セントジェームス)」。海にゆかりをもつフランスが誇るセントジェームスは、タイムレスなデザイン性と高い品質で多くの人々を魅了し続けている伝統的なブランド。今回は、そんなセントジェームスが手がけるアイテムの中で、永世定番と呼ばれるボーダーシャツ「NAVAL(ナヴァル)」にフォーカス。ブランドの歴史とともにナヴァルの魅力について解説!

フランスが誇るブランド「SAINT JAMES(セントジェームス)」とは?

1889年、フランス北部ノルマンディー地方にあるセントジェームス市で産声を上げた「SAINT JAMES(セントジェームス)」。ブランドが誕生する以前から、セントジェームス市近隣は良質な羊毛の産地として知られる世界遺産としても有名なモン・サンミッシェルを有し、古くから紡績、染糸の産業が盛んに行われていたエリアだった。1850年に当時のセントジェームス市の市長であったレオン・ルガレ氏がアトリエの手仕事であった紡績を工業化し、地域の主要産業となる繊維業の一端を築くところまで成長。その直後に設立されたセントジェームスでは、そのモン・サンミッシェルの牧草で育った良質な羊毛から製造された高品質なアイテムとなった。地元の漁師や船乗りたちの大切な仕事着であるマリンセーターを生み出し、これが現在のセントジェームスのシャツの原型となったと言われている。

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20世紀に入ってからも事業は順調に成長を遂げ、マリンスポーツやカジュアルウェアのブランドとしての地位を築いていったセントジェームス。ブランドが成長し続けても、創業当時から変わらない伝統的な手法によるものづくりに対しての思いを貫き、2005年には「伝統を正しく継承しフランスの精神を伝達する企業」として高く評価され、社会へ貢献した優良企業へ与えられるEDC優秀賞“EDC ETHIQUE & GOUVERNANCE”を受賞。その8年後には、卓越した手工業・技術を有する企業に与えられるEPVラベルも取得するなど、その高い品質がさまざまなところで認められているのだ。今なおフランスが誇る伝統的なブランドとして多くの人々から愛され続けている。

セントジェームスのブランドロゴに込められた意味とは?

セントジェームスのロゴに添えられた「Né de la mer」は、“海から生まれた”という意味を持ち、自然と共存するフランス・ノルマンディーの海の暮らしから生まれたことを表現している。ロゴに採用されているブルーカラーはノルマンディーの海の色を表し、ロゴマークにはこの地の歴史的遺産であるモン・サンミッシェルを採用。常に自然と調和し、そこに生きる人々へのリアルクローズを提供してきたセントジェームスの歴史とポリシーが反映されている意味のあるロゴに仕上がっている。

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知っておきたい「ボーダーシャツ」の起源とは?

春夏の定番アイテムとして人気のボーダーシャツ。セントジェームスの代名詞でもあるこのボーダーシャツは、元々船乗り用のセーターとしてつくられた。セントジェームスが誕生したフランスのノルマンディーは18世紀頃からイギリスとの交易が盛んで、荒海を航海する船乗りたちは雨や風などの外的要因から身を守ってくれる衣類を必要とし、そこで生まれたマリンセーターが今のボーダーシャツの起源となっている。視界の悪い海上でも見分けが付きやすいよう、赤・青・白のトリコロールカラーを取り入れたり、ボーダー模様の柄を採用したりなど、単なるデザインとしてでなく、きちんと理由があるのもボーダーシャツの興味深い部分。無地は船長が着用、ボーダーは船員用と区別され、後にフランス海軍の若い兵士たちの制服として「NAVAL(ナヴァル)」が採用されることとなる。

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20世紀に入り、ボーダーシャツの着心地の良さが知れ渡り、ファッションアイテムとして浸透し始め、南仏のリゾート地でバカンスを楽しむセレブに愛用された。かの天才画家パブロ・ピカソがナヴァルを着用したポートレートやスナップが多く出ており、溺愛していたことも有名だ。日本では、1980年代にトレンドとなり、マリンスタイルの象徴的なアイテムとして人気を博した。今では毎年春夏になると各ブランドからボーダーアイテムが登場するほど、トレンドに流されない春夏の定番アイテムのひとつとして、ボーダーシャツは人々のワードローブに欠かせない存在となっている。

海軍から有名画家にまで愛された「NAVAL(ナヴァル)」の5つの魅力

セントジェームスの定番とされるボーダーシャツ「NAVAL(ナヴァル)」。かつてフランス海軍の制服だったことからフランス語で“海軍”を意味するこの名が付いたと言われており、誰もが知る世界的画家のピカソも愛した歴史の深いアイテムだ。今回はナヴァルと並んで、セントジェームスの定番と言われるボーダーシャツ「OUESSANT(ウエッソン)」との違いも含めて、その魅力を紐解いていこう。

セントジェームス ナヴァルの魅力①「上質なコットン100%生地」

多くのブランドがアジアなどに生産拠点を移す中、セントジェームスは何百年以上も母国フランスでのものづくりを徹底。アジアでの大量生産に頼らず、こだわりを持って製造されるがゆえに、品薄の状態になることも多々あると言われている。そんなセントジェームスのナヴァルにはメイド・イン・フランスならではの上質なコットン100%生地を採用。ウェッソンに比べると糸の番手が細く、やや薄手なので、日差しの強い夏にもサラッと着られる。目の詰まっているのでハリ感もあり、着て洗濯をするほどに風合いが変化していく。つまり自身の愛着と比例するように味わいが増すのだ。

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セントジェームス ナヴァルの魅力➁「スッキリとした雰囲気のボートネックとサイドスリット」

船底のようにやや横に広く浅いネックラインのボートネックを採用。定番のクルーネックには出せない新鮮な雰囲気が特徴だ。ボートネックは横のラインを強調してくれるので、面長の方に似合うネックとされており、鎖骨をキレイに見せてくれることから女性にも人気のネックデザイン。ウェッソンに比べて少し開きが大きいネックなので、大人っぽさと抜け感を加え、スッキリとした印象に見せたい春夏のスタイリングにもぴったりハマってくれるだろう。サイドにはウェッソンにはないスリットを施し、立体感が出てスマートなシルエットに見せてくれるのもナヴァルならではのポイント。カジュアルになりがちなボーダーアイテムを大人っぽく仕上げてくれる優秀アイテムなのだ。

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セントジェームス ナヴァルの魅力③「中央のみにボーダーを配した爽やかなパネルボーダー」

ウェッソンが総ボーダー柄なのに対し、ナヴァルは胸・肩・裾が無地になったパネルボーダー仕様を採用。全体的にスッキリとした印象となり、上質で爽やかな雰囲気を演出してくれるので、ストリートなカジュアルさよりも上品な印象に仕上げたい方におすすめだ。

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セントジェームス ナヴァルの魅力④「ベーシックなカラバリ展開」

ナヴァルは4色のカラーを用意。多くのカラバリを展開するウェッソンに比べるとカラー展開は絞られているが、普段使いしやすい色味で日々のスタイリングに活躍してくれる魅力的なカラバリを備えている。ホワイトのボディに、それぞれマリン、ブラック、コバルトブルーを落とし込んだ爽やかな3色に加え、マリンカラーのボディにホワイトのボーダーをあしらったシックなアイテムの計4色展開。マリンを覗いて、一見そこまで大きく印象が変わらなさそうに見えるベーシックカラーだが、実際に着用してみることでその絶妙な雰囲気の違いが楽しめるだろう。デニムはもちろん、カーゴパンツなどのミリタリーアイテムとも相性良し◎ぜひ、さまざまなボトムスとの着こなしを楽しんでみてほしい。

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セントジェームス ナヴァルの魅力⑤「長袖と7分丈の2パターンが楽しめる」

ナヴァルには、長袖タイプと7分丈の2パターンを採用。どんなスタイルにもハマる王道な長袖に対し、腕をスッキリと見せてくれる7分丈はそのまま着るのはもちろん、ジャケットなどとのレイヤードスタイルもスマートな着こなしに仕上げてくれる。絶妙なシーズンを乗り切れるバランスの取りやすい7分丈はこれからの季節に重宝すること間違いなし。

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セントジェームスの名品「ナヴァル」のサイズ選びは?

気になるのがナヴァルのサイズ感だ。セントジェームスのサイズ表記は一般的なS/M/Lではなく、フランス表記となりT0~T7の表記で展開。そしてメンズサイズとしてはT4がS相当、T5がM相当、T6がL相当だ。どのモデルも比較的ゆとりのあるシルエットだが、ナヴァルはウェッソンと比べると少し着丈が長めにつくられているのが特徴。細身の縦長シルエットなので、よりリラックス感を演出する着こなしを求めている方は、ワンサイズアップでの購入がおすすめ。また、洗うことで着丈が3~5cmほど縮むこともあるため、それを計算してサイズを選ぶのもアリだろう。

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