
スキンケアやコスメに関心はあっても、百貨店の化粧品コーナーに入りづらさを感じる男性は少なくない。いまだ女性中心の空間であることは否定できないが、実は男性こそ積極的に活用すべき場所でもある。専門知識を持つ美容部員から、自分に合ったスキンケアやアイテムの提案を受けられたり、サンプルをもらえたりする点は大きなメリットだ。本稿では、男性でも足を運びやすい百貨店や駅ビルの売り場を紹介する。
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男性が百貨店の化粧品コーナーを活用すべき理由自分に合ったスキンケアへ最短距離でたどり着ける
筆者は、これまでの記事でお悩みごとにおすすめのスキンケアを紹介してきたが、一人一人の肌を見て提案しているわけではないことには歯痒さを感じている。百貨店の化粧品コーナーが持つ最大の強みは、肌状態を客観的に把握できる環境が整っていることだ。ブランドによっては専用マシンを用いた肌質診断を行っており、水分量や皮脂量、キメの状態などを数値として確認できる。実際はインナードライなのに、自分では脂性肌だと思い込んでいるというケースは珍しくない。加えて、美容部員によるマンツーマンの提案が受けられる点も見逃せない。診断結果や生活習慣、使用感の好みを踏まえたうえでスキンケアを組み立ててもらえるため、選択の精度が一段階上がる。さらに、新商品や気になっているアイテムのサンプルを受け取り、自宅で試せる点も実用的だ。数日間使ってみることで、香りやテクスチャー、肌へのなじみ方を冷静に判断できる。こうしたプロセスを経ることで、遠回りせずに自分に合ったスキンケアへたどり着くことが可能となる。
以下では、男性も入りやすい化粧品コーナーがある百貨店売り場を5つ紹介する。男性来店者の比率が比較的高く、初めてでも身構えずに利用できる売り場を厳選した。ぜひ足を運んでみてほしい。
男性美容部員さん常駐率高し!渋谷スクランブルスクエア 6階
渋谷スクランブルスクエア6階の化粧品売り場は、男性の美容部員が常駐しているブランドも多く、男性来店者にとって心理的なハードルが比較的低いフロアである。カップルや観光客の利用も目立ち、来店客の男女比が極端に偏っていない点も特徴だ。もっとも、土日祝日やセール時期は混雑しやすく、落ち着いて商品を試すには不向きと言える。一方、平日は比較的ゆっくりと見て回ることが可能だ。Diptyque(ディプティック)やJo Malone London(ジョー マローン ロンドン)などのフレグランスを扱うエリアもあり、香水目的で立ち寄れる点も、フロア全体への入りやすさを高めている。渋谷スクランブルスクエアの男性美容部員さんにインタビューをした記事などもあるので参考までに。
家族連れも多くて男性も入りやすい玉川高島屋S・C 本館1階
旅行客率が高く、男性客も多い東武池袋 2階
東京の城北エリアでは、東武百貨店 池袋店が有力な選択肢となる。2025年12月中旬現在、西武池袋本店が改装工事中で、コスメティックフロアが段階的にリニューアルされている影響もあり、来店客が分散している。その結果、東武池袋は相対的に落ち着いた環境となり、いわば穴場的な存在だ。主要なコスメブランドが一通りそろい、丁寧で親身な接客が受けられる点も評価できる。観光客の利用も一定数あるため、客層に偏りが生まれにくく、男性客がフロアに溶け込みやすい点も特徴と言える。2024年11月にはジェンダーニュートラルなコスメセレクトショップ「LIONEL(リオネル)」がリニューアルオープンしており、男性でも利用しやすくなっている。
意外とゆっくり選べる穴場◎渋谷ヒカリエ ShinQs B1階
渋谷ヒカリエのB1階にある化粧品フロアは、平日には穴場的な存在だ。フロア構成は比較的コンパクトで、目的のブランドを無駄なく回れる動線が確保されている。取り扱いブランドは日本発のコスメを軸に、定番として信頼性の高いラインアップが中心となる。さらにB1階に加え、1階にはナチュラルやオーガニック志向のブランドが集まっている。短時間で要点を押さえたい人にとって、実用性の高い百貨店と言える。






















