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夏コーデはスカーフで差がつく。“ただの薄着”を抜け出す6つの使い方

夏コーデはスカーフで差がつく。“ただの薄着”を抜け出す6つの使い方

夏は、コーデを構成するアイテムが少ない。Tシャツや半袖シャツにパンツを合わせれば装いは完成するが、それだけに着こなしの意図を表現する余地も限られる。服を重ねずに物足りなさを解消したいとき、頼りになるのがスカーフだ。今回は6つのスナップから、メンズが実践しやすい取り入れ方を読み解く。

服を重ねずに装いを変える色、立体感、視線の置き場。スカーフ1枚が夏コーデに効く理由

Tシャツや半袖シャツを中心とした夏コーデは、色数だけでなく、服同士の重なりや素材の変化も少なくなる。清潔感のあるシンプルな装いにまとめやすい反面、全身が平坦に見えたり、無難な印象へ収まったりしやすい。そこでスカーフを加えると、色柄によるアクセントだけでなく、結び目やドレープによる立体感が生まれる。さらに顔まわりへ視線を誘導できるため、トップスとパンツだけの組み合わせにも明確な焦点を作れるのが強みだ。存在感をどこまで出すかは、スカーフの大きさと見せる面積で調整できる。小さく巻けばさりげなく、大きく垂らせばコーデの主役になる。まずは首元で実践できる4つの方法から見ていこう。

取り入れ方1小判スカーフをタイトに巻き、白Tの首元を引き締める

もっとも挑戦しやすいのが、小判スカーフを細く折り、チョーカーのように首へ沿わせる方法だ。結び目と先端を外へ出しているものの、見える面積が小さいため主張は控えめ。白Tシャツとベージュパンツの簡素な組み合わせに青が加わり、顔まわりが引き締まっている。成功のポイントは、スカーフをふんわり広げず、細幅に整えてから巻くこと。結び目を真正面からわずかにずらせば、整いすぎた印象も避けられる。ネックレスでは出しにくい色柄を少量だけ加えられる、初心者向きの取り入れ方だ。

取り入れ方2長さのあるスカーフを垂らし、ネックレス感覚で取り入れる

長さのあるスカーフをゆるく巻き、先端を胸元へ垂らしたアレンジ。スカーフが縦のラインを描くため、ネックレスに近い感覚で取り入れられる。デニムシャツの開いた襟元を埋めながら、濃紺の装いへオレンジとグリーンを効かせた配色も巧みだ。タイトに巻く方法より存在感が強いため、トップスは無地を選ぶのが定石。シャツとスカーフの色を完全にそろえるのではなく、近い色を含んだ柄を選ぶと全体になじみやすい。先端の長さを均等にそろえず、少しずらして垂らすことで自然な動きも生まれている。

取り入れ方3先端を服の内側へ収め、色だけを首元にのぞかせる

スカーフの華やかさが気になるなら、先端をトップスの内側へ収め、首に沿う部分だけを見せる方法が有効だ。こちらの男性は、ネイビージャケット、グレーのトップス、チャコールパンツで構成した端正な装いに、鮮やかなブルーを少量だけ追加。スカーフを大きく見せず、首元の輪郭を際立たせている。柄やドレープを主張させるのではなく、色だけを借りる感覚が攻略の鍵。クルーネックの内側へ入れれば、Tシャツを重ね着したような奥行きも生まれる。ジャケットスタイルを崩しすぎず、夏らしい軽快さを足したいときに使いやすい。

取り入れ方4結ばずにラペルへ沿わせ、ジャケットに色とドレープを足す

スカーフを首に掛け、結ばずにジャケットのラペルへ沿わせたスタイル。黒Tシャツとグレージャケットによる無彩色の上半身に、スカーフの色柄と柔らかなドレープが加わっている。ラペルと並行するように垂らすことで縦の流れが強まり、装飾性がありながらすっきりとした印象に着地した。この使い方はスカーフの面積が広く見えるため、配色の連携が重要になる。写真ではスカーフに黒やグレーに近い色が含まれ、服から浮いて見えない。きれいに左右対称へ整えず、片側を長く垂らしたバランスも参考にしたい。

首元へ布を巻くのが暑く感じられる日は、スカーフの位置を変えればいい。腰やバッグへ移しても、色柄を加える効果は失われない。顔まわりの印象を変える4例に対し、ここからはコーデ全体の重心や持ち物へ変化を加える2つの方法を紹介する。

取り入れ方5バンダナを腰から垂らし、シンプルコーデの重心を変える

白Tシャツと白系パンツの腰から、ブルーのバンダナを垂らした着こなし。上半身ではなく腰へ色柄を置くことで視線が下がり、ワントーンコーデに新たな焦点が生まれている。バンダナを広げず、三角形の先端だけを見せているのもポイントだ。面積を抑えることで、ペイズリー柄が強く主張しすぎない。首元をすっきり保ちたい日や、ネックレスを着けている日の選択肢としても有効だろう。

取り入れ方6バッグのハンドルに結び、持ち物へ遊びを加える

スカーフを服に取り入れることへ抵抗があるなら、バッグのハンドルへ結ぶところから始める手もある。こちらは星条旗柄のスカーフをトートバッグへ加え、持ち物の個性をさらに強調。服から離れた位置にあるため、色柄の強い一枚でも取り入れやすい。結び方を完成されたリボン形にせず、先端をラフに垂らすと甘さを抑えられる。装いへの影響が小さく、外出先で取り外せる気軽さも魅力。暑さを避けながら、スカーフならではの動きと色彩を楽しめる方法だ。

 

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