とにかくメンズファッションのトレンドを知りたい方に向けて、2022年春夏の流行アイテムやコーデを紹介。有力セレクトショップやブランド展示会でのリサーチ、SNSでのファッションインフルエンサーの投稿の傾向、世界中で撮り下ろしたファッションスナップのデータ集計などの情報をまとめ、OTOKOMAE 編集部がイマ注目すべきと判断したトピックスをピックアップ!
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流行服キーワード①「オーバーサイズトレンドが進み、ボトムスまでBIGシルエットに!」
数年前からトレンドインしているオーバーサイズのトップスに合わせて、パンツも徐々にオーバーサイズシルエットがメインストリームに。2020年前後では、ルーズシルエットと言いながらもゆったりしているのは腰回りだけで裾幅は細めのテーパードしたシルエットが主流であったが、2022年では裾幅まで太めの正真正銘のルーズシルエットが本命に。「リラックス感」がキーワードにトレンドインしている影響もあり、ベルト全体がシャーリング仕様になったイージーパンツも各ブランドから豊富に展開されている。
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流行服キーワード②「細派も太派も“微フレアなパンツ”に注目!」
BIGシルエットのボトムスとはまた別で注目を集めているのがフレアシルエット。スリム、ルーズ問わず裾に向かって広がったシルエットのパンツが注目を集めている。これはダッドスニーカーブームからボリューミーなシルエットのシューズが定番化した影響が大きい。フレアパンツはブーツカットとも呼ばれ、90年代や2000年代ではブーツに合わせるのが一般的であったが、現在ではAJをはじめとしたバッシュをセットするのもアリな風潮。ぜひ懐かしさと新しさをMIXした新感覚のコーディネートを楽しんでみて欲しい。
WRANGLER(ラングラー) WRANCHER DRESS JEANS
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流行服キーワード③「トレンドカラーは2021年から継続して“グリーン”!」
昨年から継続して人気を誇る“グリーン”。なかでも今季はミリタリーウェアの鉄板カラーである“オリーブグリーン”が気分という洒落者が多い。例えば、現在プレミアム価格で取引されているJJJJound × New BalanceのM990“Olive”は、まさに現代の気分を反映したカラーリングだ。黄色みを帯び、ややくすんだ緑色を指すオリーブ色は、モノトーンやネイビーといったメンズファッションの定番カラーと好相性。オーソドックスなスタイルに旬なアクセントをプラスするために、部分的に取り入れてみるのもイイ感じだ。
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グリーンと相性バツグンの“ブラウン”も人気
アースカラーという共通点があり、グリーンと合わせやすいブラウンも人気を集めるカラーのひとつ。イタリアではブラウン×ブラックのカラーリングが3、4年前から注目を集めており、既にワードローブに備えられている方も多いのでは?下のスナップのように、黒パーカー×ジーンズのコーディネートにブラウンキャップを足すだけでもグッとイマっぽくなる。
流行服キーワード④「ペールトーンの着こなしを1割のブラックで引き締める新バランスのカラーパレットに注目」
ヴィンテージ加工やガーメントダイ加工などで、フェードした色合いが注目を集めているこの数年。もうそろそろ柔らかいトーンのコーディネートに新鮮味を持たせたいとお考えの方も少なく無いはず。そんな貴兄に向けて、BOTTEGA VENETAやPRADAなどの高感度なモードファッションブランドが先陣を切って提案していたちょっぴりアレンジをここにレコメンド。それはペールトーンの組み合わせはそのままに、1割の着こなし面積だけブラックで引き締めるというカラーパレット。足元のシューズや、ミニバッグ、サングラスなどの小物に黒を取り入れて引き締めることによって、コーディネートがグッとモダンな雰囲気に仕上がる。
流行服キーワード⑤「Gジャンからジーンズまで、“デニム”がアツい!」
アメカジブームのリバイバルによって、デニムアイテムが人気だ。雰囲気を重視した色落ちのジーンズをラフに穿きこなしたり、ヴィンテージデニムをコレクションしたりと楽しみ方は自由。ついこの間の日本では、ISETAN×ヤマサワプレスによってLevi’s 501のユーズドストックをあらゆるブランドがリメイクによって蘇らせた「デニム de ミライ」というイベントが開催され、益々盛り上がりをみせている。デニム離れをしていた方もぜひ今季は取り入れを検討してみてはいかがだろうか。下のように、本物顔の色落ちが魅力的なジーンズにレッドウィングを合わせて武骨にキメたコーディネートも◎
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流行服キーワード⑥「“ボーダー柄”が豊作!」
勢いのあるドメスティックブランドからインポートブランド、セレクトショップのオリジナルまで、今季はあらゆるところでボーダー柄のアイテムが展開されている。生産関係者のリーク情報によると、今季はボーダー生地の発注量だけでなく、オリジナルのピッチ幅やカラーリングでボーダー生地を作るブランドも圧倒的に多いとのこと。自分の理想のボーダー柄を探すなら今年がチャンスだ。下のようなオリーブグリーンやベージュといったトレンドカラーを取り入れたボーダーは、とても新鮮に感じる。
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流行服キーワード⑦「編み地に工夫アリのニットでグッとイマっぽく!」
フツーのニットはもう飽き飽きと言わんばかりに、デザインニットを取り入れる洒落者が増加中。編み地に工夫があるニットアイテムは、まっさらな無地Tシャツにジーンズといったシンプルコーデの上に羽織るだけで着こなしが新鮮に見える。煌びやかなイメージで、注目を集めるY2Kファッションにもリンクするアイテムでもあるため、ぜひチェックをおすすめしたい。
流行服キーワード⑧「リラックス感を後押しするワッシャー加工の上品ウェア」
リラックスしているけど上品なスタイルを演出できるのがこれらのアイテムの魅力だ。襟付きのジャケットやスラックスなどの上品ウェアを洗い加工によって少しこなれさせることで、気張らずカジュアルなスタイリングにも合わせやすい仕上がりに。ドレスMIXコーデに興味があるけれど、かしこまり過ぎた着こなしには仕上げたくないという方は、ぜひワッシャー加工が施された上品ウェアをチェックしてみてほしい。
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