ニキビ跡に効く市販薬はある?状態別の治し方とおすすめ製品を紹介

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ニキビ・吹き出物が治ったと思ったら赤みが残ってしまったり、クレーターやケロイドが出来てしまった…なんて経験をしたことがある方は多いのでは?今回は「ニキビ跡に効く市販薬」をテーマに、ニキビやニキビ跡が出来てしまう理由やおすすめの製品などを一挙紹介!

監修
美容皮膚科医、日本抗加齢医学会専門医三輪 菜つ美さん

2013年北里大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて研修終了後、都内クリニックにて内科・皮膚科として勤務。2017年5月から2020年6月まで院長として、都内美容クリニックにて勤務。2020年7月より「LonaLona CLINIC(ロナロナ クリニック)」院長就任。講演、TV、ラジオ、雑誌、webなど幅広く活躍中。

ニキビ跡はなぜできるのか?状態別に解説!

ニキビ跡ができる原因はいくつか挙げられるが、ほとんどの原因に共通するのはニキビの炎症が肌の奥までダメージを与えてしまっているということ。表面的なニキビの炎症が治ったとしても、肌の奥の方まで深く届いてしまった炎症は様々な形で“ニキビ跡”として肌に現れてくる。そんなニキビ跡は赤み、色素沈着(しみ)、クレーター、ケロイド(しこり)の4種類に大別される。

ニキビ跡 種類①「赤み」

ニキビが治った後に残ってしまうニキビ跡として最も多く見られるのが、炎症後紅斑とも呼ばれる赤みを伴うニキビ跡。赤みをともなうニキビ跡は、皮膚の奥に残っている炎症が、ニキビのダメージによって薄くなった皮膚から透けて見えることによって起きている。この場合のニキビ跡は、ターンオーバーが進めば徐々に治っていくことが多い。ターンオーバーとは、一定の期間で古い角質細胞が肌から剥がれ落ちていく現象のことで、端的に言えば「肌の新陳代謝」。つまり、ニキビのあった角質細胞が肌から排出されていくことで、赤みのあるニキビ跡は自然に消えていくのだ。ただ、そもそもニキビが出来てしまうのはターンオーバーが乱れている証拠でもある。スキンケアや生活習慣を見直してターンオーバーの乱れをしっかりと整えないと、ニキビ跡も消えにくくなってしまうので要注意だ。

ニキビ跡 種類②「色素沈着(しみ)」

赤みを伴ったニキビ跡に次いで多く生じるのが、メラニンを生成するメラノサイトをニキビの炎症が刺激した結果起こる色素沈着だ。メラニンは紫外線などの刺激から肌を守る役割を持つ濃色の色素で、通常だと生成されたメラニンはターンオーバーによって徐々に肌から排出されていく仕組みになっている。ニキビの炎症による刺激にメラノサイトが反応すると、メラニンを大量に生成して肌を刺激から守ろうとする。ただ、ニキビができる肌ではターンオーバーが乱れがち。生成された大量のメラニンは肌の外に排出されることなく留まり、結果的に色素沈着を引き起こしてしまうのだ。

ニキビ跡 種類③「クレーター」

ニキビ跡の深刻なケースのひとつが、肌がクレーターのように凹んでしまうケースだ。繰り返しニキビができることによってニキビの炎症が皮膚の奥の方まで到達すると、修復の過程でうまく再生されなかった部分が凹んでクレーターのようになってしまうことがある。また、爪や不衛生な器具などで無理矢理ニキビを潰したり、ニキビを絞ったりすることもクレーターができる原因に。ついついニキビをいじったり潰したくなってしまう気持ちも理解できるが、なるべくニキビには触らないようにしよう。

ニキビ跡 種類④「ケロイド」

ニキビ跡の深刻なケースとしてもうひとつ挙げられるのが、ニキビがコリコリ硬い出来物のようになってしまうケロイドの症状だ。このニキビ跡は、継続的なニキビの炎症によって破壊された組織を修復しようと皮膚のコラーゲンが過剰に作られてしまった結果起こると言われている。ニキビが出来てしまった場合には放っておかず、すぐに生活習慣やスキンケアを見直し、場合によっては薬を使用したり医療機関を受診したりすることをおすすめする。

ニキビ跡に市販薬は効く?症状によって治し方に違いはある?

赤みと色素沈着は市販薬で対応できる!

ニキビ跡の中でも、赤みや色素沈着は市販されている医薬品や医薬部外品などで症状の改善や予防ができる。とくに、血行を促進して肌のターンオーバーを促す働きのあるヘパリン類似物質や、色素沈着の原因であるメラニンが生成されるのを防ぐビタミンC誘導体が含まれた市販薬がおすすめだ。また、生活習慣を改善したり、スキンケアを見直したりすることでもターンオーバーを正常に戻すことができるため、薬に頼りっぱなしでなく日頃から肌の状態を意識していくようにしよう。

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クレーターやケロイドは市販薬では対応できない!医療機関での専門的な治療が必要

残念ながら、クレーターやケロイドといった重度のニキビ跡に関しては、市販薬での改善は難しいとされている。これらのニキビ跡を改善するには、医療機関でのケミカルピーリングやレーザー治療など専門的な治療を受けるのがおすすめだ。ちなみに、症状の程度にもよるが、どのような施術を行うとしても半年の治療期間が必要と言われている。

ニキビ・吹き出物を治す場合は別の薬が必要になる

当然だが、ニキビやふきでもの物自体を治す場合には、また別の薬が必要になる。症状の種類や進行具合によって薬の種類が違うので、症状に合わせた成分が配合されている薬を選ぶようにしよう。わからないことがあったり不安なことがある場合には、医療機関を受診してみるのもおすすめだ。

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