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夏のツケを秋に残さない。男の肌を立て直す“最少3ステップ+1”のスキンケア

夏のツケを秋に残さない。男の肌を立て直す“最少3ステップ+1”のスキンケア

夏の終わりに鏡を見ると、なんとなく肌が冴えない。日に焼けたというほどではなくても、ゴワつきや色ムラ、毛穴の目立ちなど、春には気にならなかった変化を感じることがある。だからといって、美容液やパックをいくつも足すのは早計だ。9月にまず見直したいのは、「洗う」「潤す」「守る」という基本の3ステップ。その土台を整えてから、まだ気になる悩みにだけ特化したケアを+1する。夏のツケを秋冬まで持ち越さないための、男のスキンケアを考えてみよう。

9月にスキンケアを見直したい理由夏が終わっても、肌は勝手にリセットされない

夏の肌ダメージというと日焼けを想像しやすいが、秋へ持ち越したくない変化はそれだけではない。汗や皮脂の多い時季に続けてきた洗顔、紫外線への曝露、冷房環境などを経て、季節の変わり目には肌のコンディションも変化する。男性の肌でも季節によって水分量、皮脂量、経皮水分蒸散量(TEWL)、毛穴などが変動することが報告されている。韓国人男性100人を夏と冬に測定した研究では、夏は皮脂量や毛穴が増え、冬には肌の水分量などに違いが見られた。つまり、夏にちょうどよかったケアが、そのまま秋冬にも最適とは限らない。必要なのは、夏のダメージを一気に取り返そうとすることではなく、まず毎日のケアを今の肌に合わせ直すことだ。

参考文献

ChatGPT Image 2026年9月12日 09_35_30

特別な美容液を足す前に見直したいこと秋の肌を立て直すなら、まず基本の「3ステップ」

STEP1 洗いすぎない夏の“さっぱり至上主義”を秋まで引きずらない

汗や皮脂が増える夏は、洗浄力や爽快感を求めがち。だが涼しくなっても同じ調子で洗い続ける必要はない。洗浄料に使われる界面活性剤は、種類や処方によって角層の脂質やタンパク質へ与える影響が異なる。洗顔後につっぱる、頬や口元だけ乾くといった変化を感じたら、「もっと落とす」ではなく洗顔料や洗い方を見直したい。テカるから何度も洗う。ザラつくからスクラブでこする。そんな攻め方より、まず余計な負担を減らすのが先だ。

STEP2 潤したら、逃がさない乾燥対策はスペシャルケアではなく基本に組み込む

夏は化粧水や軽いジェルだけで済ませていた人も、肌のつっぱりやカサつきが気になり始めたら保湿を再調整したい。考え方はシンプル。化粧水などで水分を補ったら、乳液やジェル、クリームを肌状態に合わせて組み合わせる。ベタつきが苦手なら、保湿そのものを省くのではなく、テクスチャーを軽くする方がいい。今回「乾燥」を後述する+1に入れない理由もここにある。乾燥対策は追加オプションではなく、秋の基本ケアとして先に済ませておきたい。

STEP3 秋になっても紫外線から守る夏のダメージをケアする前に、これ以上増やさない

ブライトニング美容液を取り入れながら、夏が終わったという理由で日焼け止めをやめるのでは順序が逆だ。903人を対象にしたランダム化比較試験では、日焼け止めを毎日使用したグループは任意使用のグループに比べ、4.5年間で評価された皮膚老化の進行が少なかった。光老化を考えるなら、紫外線対策は真夏限定ではなく年間の基本動作として考えたい。ここまでが全員共通の3ステップ。ここから先は、肌を見て選択する。

4つ全部ではなく、自分に必要な1つを選ぶ基本を整えたら、一番気になる悩みにだけ「+1」

色ムラ、ゴワつき、ハリ不足、毛穴。夏明けの肌を見て気になる部分は人それぞれだ。ここで重要なのが、4つすべてを同時にケアしようとしないこと。基本の3ステップを整えたうえで、最も気になる悩みに狙いを定めて1品追加する。

+1① 肌の色ムラが気になる秋から始めるのは“シミ消し”ではなく、これからのシミ予防

夏を越えて、頬や額の色が以前より均一に見えない。そんな人が+1したいのは、美白ケアを狙った美容液だ。ただし「夏にできたシミを化粧品で消す」と捉えるのは正確ではない。医薬部外品における美白の基本的な効能は、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐこと。STEP3の紫外線対策とセットで、これから増やさないためのケアとして考えたい。

色ムラケアの+1HAKU(ハク) メラノフォーカスIV

本気でシミ予防に取り組みたい人の+1には、ハクの薬用美白美容液「メラノフォーカスIV」。美白有効成分のm-トラネキサム酸と4MSKに加え、肌荒れ防止の有効成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合する。夏に浴びた紫外線が気になり始めたタイミングから、日焼け止めと並行してシミ予防を習慣化したい人にフィットする1本だ。

HAKU(ハク) メラノフォーカスIV

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+1② ゴワつき・ザラつきが気になるゴシゴシ“落とす”のではなく、角質ケアを足す

頬を触るとザラつく。肌表面が以前より硬く感じる。そんな変化が気になるなら、角質ケアを+1する手がある。ここで避けたいのが、「ゴワつく=削る」という発想。スクラブで強くこするのではなく、AHA、BHA、PHAなどを利用した角質ケアも選択肢になる。ただし赤みやヒリつきがある場合は、無理に取り入れないことが前提だ。

ゴワつき・ザラつきケアの+1Kiehl's(キールズ) DS プレセラム

キールズの「DS プレセラム」は、3%のPHA、0.18%のBHA、5.4%のAHAを組み合わせた角質ケア美容液。公式でもザラつきやゴワつきをケアする設計を掲げており、洗顔後の最初のステップに組み込める。夏の皮脂対策から秋の保湿へ切り替える過程で、肌表面の手触りが気になる人の+1としてわかりやすい選択肢だ。

Kiehl's(キールズ) DS プレセラム

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+1③ 最近、ハリ不足が気になってきた夏明けの“なんとなく疲れて見える”を年齢のせいだけにしない

シミや乾燥ほど明確ではないものの、鏡を見たときに「なんとなく疲れて見える」と感じることがある。30代、40代なら、秋のスキンケア見直しをエイジングケアの入口にするのも手だ。紫外線による光老化は、シワや色素変化、弾力低下などと関係する。だからこそ、STEP3の紫外線対策を継続しながら、ハリを意識した美容液を+1したい。

ハリ不足ケアの+1SHISEIDO MEN(シセイドウ メン) アルティミューン™ パワライジング セラム

男性向けで選ぶなら「アルティミューン™ パワライジング セラム」に注目。乾燥、ザラつき、毛穴の目立ち、ハリのなさといった男性のエイジングサインを想定した美容液で、なめらかで引き締まったようなハリのある肌を目指す設計だ。アフターシェーブローションとしても使用できるため、スキンケアを複雑にしたくない男性にも取り入れやすい。

SHISEIDO MEN(シセイドウ メン) アルティミューン™ パワライジング セラム

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+1④ 秋になっても毛穴や皮脂が気になる“もっと洗う”以外の手を持っておく

涼しくなっても鼻や額はテカる。毛穴の詰まりも気になる。そんなとき、洗顔回数を増やしたり保湿を抜いたりする前に考えたいのが、毛穴まわりへ狙いを定めた+1だ。皮脂が気になる肌でも、強く洗えばすべて解決するわけではない。STEP1とSTEP2は崩さず、そのうえで毛穴詰まりなどの悩みに合わせた成分を選びたい。

毛穴・皮脂バランスケアの+1Dermacept RX(ダーマセプトRX) AZAセラム

「ダーマセプトRX AZAセラム」は、アゼライン酸を整肌保湿成分として高濃度配合したクリーム状のセラム。ロート製薬は毛穴の詰まりやニキビ、コメドが気になる人に向けたアイテムとして展開している。顔全体へむやみに重ねるのではなく、気になる部分を中心に+1するという今回の考え方とも好相性。刺激を感じる場合があるため、保湿したうえで少量から様子を見たい。

Dermacept RX(ダーマセプトRX) AZAセラム

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赤みやヒリつきがある肌に“攻め”は必要ないときには「3+0」が正解

「3ステップ+1」と言っておきながら、誰にでも+1を推奨するわけではない。洗顔後にヒリつく、普段の化粧品までしみる、赤みや皮むけが続いている。そんな状態なら、新しい角質ケアや高機能美容液を追加するより、「洗う」「潤す」「守る」へ戻した方がいい。肌の状態によって正解は「3+0」にもなる。夏のツケを早く取り返そうと欲張らず、今の肌が何を必要としているかを見極めること。それこそが、秋のスキンケアを立て直す近道だ。症状が強い場合や長引く場合は、化粧品を追加して自己流で対処せず、皮膚科への相談を検討したい。

秋のスキンケアに関する疑問をまとめて解決!Q&A

Q1. 秋用スキンケアへ切り替えるタイミングは?A. 日付ではなく肌状態を基準にする

洗顔後につっぱる、頬や口元が乾きやすくなったなど、夏とは違う変化を感じたら見直し時。季節によって男性の肌の水分量や皮脂量などが変化することも研究で確認されている。

Q2. 9月も日焼け止めは必要?A. 紫外線対策は夏だけで終わらせない

夏に浴びた紫外線が気になるからこそ、その後も余計な光ダメージを重ねないことが重要になる。秋以降も日中の紫外線対策は継続したい。

Q3. 乾燥が気になる場合も「+1」が必要?A. まずSTEP2の保湿を見直す

化粧水だけで終えているなら乳液やクリームを組み合わせるなど、基本ケアの中で調整したい。今回、乾燥用美容液を+1に含めていないのもそのためだ。

Q4. +1は複数取り入れてもいい?A. 最初は1品だけに絞る

とくに初めて使う角質ケアなどを何種類も一度に追加すると、刺激が出た際に何が原因なのか判断しにくい。最も気になる悩みを1つ決め、基本の3ステップを崩さず続けることを優先したい。

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