
肌が弱いと、日焼け止め選びにはいつだって慎重になるもの。OTOKOMAE編集部・西島も、もともとアトピー性皮膚炎の持ち主で、合わない日焼け止めで何度も痛い目を見てきた。そんな西島がこれまで数えきれないほど試してきた中で、信頼を置いている4つの日焼け止めを紹介する。肌が敏感な人にこそ届いてほしい、本音の記事。
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「肌が弱い」だけでは伝わらない、筆者の肌ヒストリー元アトピー肌×敏感肌×インナードライのリアル
この記事では、筆者が「これがベスト」と思った日焼け止めを紹介する。ただ、その前に少しだけ筆者の肌事情を共有させていただく。 というのも、「肌が弱い」と一言で片づけられてしまいがちだが、その性質や悩みの種類は人によって大きく異なる。同じ敏感肌というカテゴリーでも、合うもの・合わないものがまるで違うことも。しかし、だからこそある程度似た肌質の方にとっては、この記事の内容がきっと参考になるはずだ。
筆者は子どもの頃からアトピー持ちで、幼少期の夏はアトピーが悪化してプールや海には入れないくらい肌がボロボロだった。15年以上皮膚科に通い、今ではほぼアトピーの症状はないが、季節の変わり目には肌がひりつきやすく、合わないスキンケアアイテムを使うとすぐ赤くなってしまう敏感肌。顔は部分的に皮脂が出るのに乾燥もしやすいインナードライ(混合肌)。肌の水分バランスが崩れるとすぐニキビができてしまう。アトピーの症状が出ていた部位は色素沈着しやすく、すぐにシミになってしまうためUVケアは欠かせない。「敏感肌用」と銘打たれた日焼け止めも数多く使ってきたが、やはり落ちやすく塗り直しを何度もしなければならなかったり、白浮きしてしまったり何かと不便さを感じる場面も。そこで、西島流「日焼け止め選びで重視する4つの軸」が出来上がっていった。
日焼け止め選びで筆者が重視してきた4つの軸とは?刺激・落としやすさ・使用感・価格のバランス
筆者が日焼け止めを選ぶ際の一つ目の軸は「肌への刺激の少なさ」。敏感肌の方には、一般的に「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル処方」が推奨されるが、筆者自身は紫外線吸収剤入りの製品でも肌トラブルが起きにくいため、機能性を重視して選ぶことが多い。とはいえ、「落ちにくさ」で人気の日焼け止めは刺激が強く、肌にブツブツができてしまうことがあるため、クレンジング不要で石けんだけで落とせるものを選ぶようにしている。また、ノンケミカル処方にもあえてこだわっていない。というのも、ノンケミカルの日焼け止めは粒子が大きく、白浮きしやすい上に、黒い服に白く着色してしまうことがあるため、使い勝手の面で敬遠している。使用感としては、乾燥しにくいことが大切で、特にジェルタイプやクリームタイプを好んで使っている。また、毎日使うものだからこそ、価格にも気を配っている。顔用にはやや高価でも安心できるものを、身体用には手頃な価格の製品を選び、目的に応じて使い分けている。
続いて、筆者がベストだと思う日焼け止めを【日常使い】【長時間の屋外】【顔専用】【携帯用】の4つの部門で一つずつ紹介する。紹介する製品は、肌質によっては合わない場合があるため、購入前には必ずパッチテストなどで自身の肌に合うかどうかを確認してほしい。
【日常使い部門】毎日使っても肌負担が少ない、コスパ・使用感が最高の日焼け止めは?ニベア「ウォータージェルポンプ」
ニベアのUVウォータリージェルはウォーターベースで伸びがよく、肌に密着して白浮きもない。日焼け止めのベタベタ感がないため、使用感が最高で何本もリピートしている。ヒアルロン酸配合で乾燥もしにくく、敏感肌・乾燥肌でも安心。SPF50/PA+++と高い紫外線カット効果がありながら、石けんで落とせるのも魅力。ポンプ式で使いやすく、毎朝のケアにも取り入れやすい。ただし、この商品は紫外線吸収剤を含むため、敏感肌の方の中には刺激を感じる可能性もある。
【長時間の屋外部門】高機能かつ肌が荒れないギリギリのラインの日焼け止めは?ビオレ「アスリズム プロテクトエッセンス」
敏感肌にとって最大の悩みは、長時間外に出る日の日焼け止めをどうするか。「焼けたくないのに、強い日焼け止めが使えない」というジレンマを常に抱えている。市場シェアNo.1を誇る某有名ブランドの日焼け止めは、実際に使ってみても明らかに焼けにくい実力派。「本当はこれを使えたら…」と、筆者も何度思ったことか。しかし、成分が肌に合わず、塗るたびに発疹が出てしまう。だからこそ、「高いUVカット効果」と「肌へのやさしさ」のバランスを、自分の肌で見極めていく必要がある。そんな試行錯誤を重ねたなかで、筆者にとってベストバランスだったのが、ビオレ「アスリズム プロテクトエッセンス」だ。汗にも擦れにも強いため、長時間屋外にいても安心。なのに石けんで落とせる優秀さ。このバランス感は、敏感肌ユーザーにとって貴重な選択肢になり得る。ちなみに筆者は、海や川などでウォータースポーツをする際には肌負担を減らすためにラッシュガードを使用して物理的な紫外線対策をしている。そうすることで、強い成分の日焼け止めを塗る範囲を減らすことができ、肌負担を最小限にできる。
【顔専用部門】混合肌・敏感肌でも荒れにくい顔用の日焼け止めは?RMK「UVフェイスプロテクター エンハンスト」
敏感肌の人は、顔用と身体用で日焼け止めを使い分けるのが無難。顔だけに使えば、日焼け止めの減りも早くないため、筆者はいわゆる「デパコス」を使うことが多い。現在のベストはRMK「UVフェイスプロテクター エンハンスト」。ナイアシンアミドやツボクサエキスなどの美容保湿成分をたっぷりと配合しており、UV対策しながら肌のケアができるという優れもの。SPF50+/PA++++で汗・こすれにも強いのに、石けんで落とせるのも◎ RMKは、1997年にメイクアップアーティストRUMIKO氏によって創設された日本発のコスメティックブランド。明確に男性向けの打ち出しは行っていないものの、「素肌感がありながらも洗練された仕上がり」というコンセプトが男女を問わず支持されており、ベースメイクを中心に男性ユーザーからの評価も高い。
【携帯用部門】敏感肌でも安心して使える、塗り直しに最適な日焼け止めは?Abib(アビブ)「エアリーサンスティックスムージングバー」
塗り直しは非常に面倒くさい。ただ、塗り直しをしないと、十分なUV効果が得られないことがあるのも理解している。そこで筆者が取り入れているのが、Abibのスティックタイプ日焼け止め。スティックタイプの日焼け止めは、顔への使用が推奨されていないものも多いが、Abibのものは顔への使用もOK。アラントインが配合されているため、肌の鎮静もしてくれる。オイルコントロールパウダーが配合されているため、さらっとした使い心地。首などは服に日焼け止めがつくのが嫌で塗り直しがしづらかったが、スティックタイプにしてからそのストレスがなくなった。Abibは韓国のスキンケアブランドで、成分主義かつミニマルなアプローチを貫き、敏感肌でも使える低刺激設計。デザインもシンプルなので、カバンに入れていても違和感がない。液漏れの心配がない点も、スティックタイプならではの利点だ。





















