ジャガー・ルクルトが三軸トゥールビヨン構造を搭載した「デュオメトルコレクション」を発表

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ジャガー・ルクルトが三軸トゥールビヨン構造を搭載した「デュオメトルコレクション」を発表

ジャガー・ルクルトから新たな解釈を纏った「デュオメトルコレクション」の新作が4本発表された。年間20本限定製造される新開発の三軸トゥールビヨン構造を搭載したモデルから初となるステンレススチール製のモデルまで展開。

唯一無二の舞踏を繰り広げる三軸トゥールビヨン構造を搭載デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアル

メカニズムへの深い造詣を要するカスタマーに向けて、年間20本限定製造される傑作が発表された。「こま」と同様の法則に従い3つの軸を中心に回転して作動する新しいトゥールビヨン構造が搭載されているのが最大の特徴。このトゥールビヨンは、地球の重力による影響を相殺する独特の運動学的効果を生み出す。摩擦を最小限に抑えるためにセラミック製のボールベアリングで支えられ、重量わずか0.7グラム未満ながら163個もの部品で構成されている。19世紀にメゾンが生み出したサヴォネット懐中時計を現代的なスタイルで解釈してデザインされたケースにも注目したい。

編集部 橘
業界屈指の技術力を誇り、時計3大メーカーそれぞれにムーブメントを供給していることで知られるジャガー・ルクルト。特設サイトでは、トゥールビヨン構造が動く様子や製造風景を収めたムービーが公開されています。

新たな「デュオメトルコレクション」をチェック新キャリバー391を搭載したモデルや初となるステンレススチール製モデルも発表

ジャガー・ルクルトが2007年に発表し、特許を取得したデュオメトルメカニズム。一方は計時用、もう一方は複雑機構の機能用と、独立した香箱と輪列をそれぞれ備え、2つのメカニズムを単一の調速機構が統合した革新的な構造が特徴だ。2024年では、上で紹介した「デュオメトル・ヘリオトゥールビヨン・パーペチュアル」に加えて、新キャリバー391を搭載した2本の「デュオメトル・クロノグラフ・ムーン」とクロノグラフ・ムーンのケースに合わせてリニューアルされたスティール製のケースを採用した「デュオメトル・カンティエーム・ルネール」を発表。これまでのデュオメトルコレクション、そして時計製造の限界をさらに押し広げる内容となっている。

 

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