もしあなたが「もうおじさんだから…」と言い訳をして、身だしなみを手抜きしているのなら要注意。そのとき周りからは「良い歳してるのにだらしない」とネガティブな印象を持たれているかも。40代、50代と歳を重ねた大人の男こそ、語らずとも周りに好印象を与えられるような装いを心がけたい。今回はダサいおじさんファッションに見せないために厳守すべき5つのことをピックアップして紹介!
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①「清潔感のある身だしなみ」
最も周りからの評価を下げるのが、清潔感のない見た目。清潔感の無い印象を与えるポイントは複数ある。ボサボサの髪型、フケが積もった肩まわり、襟元や袖口が薄汚れた服…etc。歳を重ねるに連れて外見にシワや白髪が増えるからこそ、若いとき以上に清潔感のある身だしなみを心掛けたい。
清潔感のある見た目を実現するには、あらゆるポイントでケアをする習慣を身につけるのが得策だ。「定期的にクリーニングを行い、シワや汚れの無い服を装う」「朝・晩の正しいスキンケアで肌のキメを整える」「理髪店に通って髪型やヒゲを整える」「運動習慣をつけて引き締まった体型を維持する」など。周りに好印象を与えるための努力を習慣化できると、自然と己の自信にもつながる。
“いい香りをまとう”のも清潔感を与えるポイントのひとつ!
口臭や体臭といった不快な臭いをケアするだけでなく、いい香りをまとうことも周りに清潔感のある印象を与えるポイント。以前にデートでの身だしなみについて都心で働く女性50名に聞き取り調査を行った際は、男性の香水アリという意見が大半を占めた。汗ふきシートやデオドラントスプレーでのケアに加えて、ほんのり良い香りを漂わせるように香水をつけておくと周りに好印象を与えられるだろう。
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②「ダボダボでもピタピタでもない、自分の身体に合ったサイズ感」
服装の良し悪しを大きく左右するのがサイズ感だ。バブルやギャル男時代のトレンドをそのまま引きずったような全身ダボダボ or ピタピタなファッションは、おじさんの年齢で着るとだらしない印象を与える可能性が大きいため避けるのがベター。フロントのボタンやジップが締まらない服を無理して着るのも勿論NGだ。
“3つの丈”を適正にするのが好印象を与えるコツ
好印象を与えるために気にしたいのが「①袖丈」「②着丈」「③パンツ丈」の3つの丈感だ。これらが適正なだけでも、好印象な服装は実現できる。例えばオーバーサイズのキーワードが注目を集める現代では、身幅や肩幅が広めでも着丈や袖丈は長すぎないオーソドックスなデザインが採用されたトップスを選ぶ。パンツなら裾を引きずらない丈感のワイドシルエットで足のラインを綺麗に見せるなど。3つの丈感が自身の体型に合っていれば、好印象を周りに与えるだけでなくシルエットを調整してトレンドコンシャスな服装まで実現できる。
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③「スキの無い足元」
「ビジネスマンが革靴にお金をかけるべき4の理由」で紹介しているように、足元にこだわるのは相手に好印象を与える重要ファクターのひとつだ。良い靴をキレイに履くのはもちろん、TPOに合わせて靴を選ぶのも大事なポイント。カジュアルな服装にトゥが尖ったホストのような革靴を合わせたり、スーツにゴツい見た目のスニーカーを合わせると、例えそれぞれのモノが良くてもアンバランスに見えてしまうため注意したい。
ソックス合わせまで気を配るのがデキる男を演出するコツ!
シューズに合わせている靴下も、意外に見られているポイント。フルレングスのパンツを穿いているときも手抜きは厳禁。電車やオフィス内で座った際などは特に見られるポイントのため慎重に選びたい。スーツに革靴なら黒や濃紺のロングホーズ、カジュアルなら素足履きに見えるインビジブルソックスを取り入れるのも良いだろう。中途半端な長さや複数の配色が取り入れられたデザイン、奇抜なカラーリングのソックスは、相当な上級者でない限り取り入れるのは避けた方が安全だ。
④「良質なモノを身につける」
おじさんがファストファッションブランドに多い最新トレンドを反映したアイテムや、価格メリットを追求した服ばかりで全身を固めてしまうと、若作り感が出てしまう恐れも。年相応の深みのあるメンズファッションを作るなら、どこかに素材やデザインにこだわった良質なモノを取り入れたい。上の項で触れた足元に投資するのも良し、資産価値の高い時計を身につけるのも良いだろう。長く飽きずに愛用するなら、歴史や生産背景に魅力を感じるブランドが定番的に展開している控えめなデザインのアイテムを選ぶのがオススメだ。
⑤「身につけるモノの手入れを怠らない」
身につけるモノの手入れは、①でフォーカスした清潔感にも通ずる話。スーツやジャケットのブラッシング、シャツのアイロンがけ、革靴の定期的なメンテナンスなど、キレイな状態をキープして長く使い続けることで、買い替えの余計なコストを削減し、新しいアイテムへの投資にもつなげられる。習慣が無い方は、いつも着ている服にスチームアイロンをかけたり、毎日履くスニーカーの汚れを落とすなど、簡単なメンテナンスからはじめてみてはいかがだろうか。
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