チノパンといえば、メンズファッションの大定番ボトムスのひとつ。どんな靴とも相性が良いがゆえ、合わせる靴に悩んでしまう…なんてことも少なくないのでは?そこで今回はコーデ事例を交えながら「チノパンに合う靴」を紹介!
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チノパンに合う靴①「“ペニーローファー”を組み合わせてアメトラスタイルの空気をまとう」
アメリカントラディショナルの代表アイテムであるチノパンとペニーローファー(コインローファー)のコンビは鉄板中の鉄板。大人っぽくも、ほどよくカジュアルな印象を演出するのに効果テキメンな組み合わせだ。ちなみに、もっとも王道とされる組み合わせはベージュチノと黒やブラウンのペニーローファーであり、チノパンにはセンタークリースを入れず、あえて洗いざらした風合いにするのが◎ もしヒネりを加えるなら、カーキやネイビーなどのカラーチノパンを選んだり、靴下で遊び心をプラスするのも有効的。
チノパンに合わせるローファーのおすすめ「G.H.BASS(ジーエイチバス) Weejuns LOGAN」
ローファーの元祖ブランドとして知られる「G.H.BASS」の代表モデルである「ローガン」。かのマイケル・ジャクソンも愛用した「ウィージャンズ」の系譜を継ぐ名作モデルだ。80年代の日本でもアメトラ、アイビースタイルの着こなしに欠かせないアイテムとして人気を博した歴史を持つ、色褪せることない名品をぜひ手に入れてみてはいかがだろうか。
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チノパンに合わせるローファーのおすすめ「ALDEN(オールデン) 986」
アメリカントラッドにおいて定番靴の一つに数えられるのが「オールデン」のローファー。ラスト別に様々存在するが、もっともスタンダードとされるのがヴァンラストを採用した「986」だ。ローファー専用に開発されたヴァンラストは、つま先に丸みを持たせつつ、トゥの側面部分を壁のように切り立たせることで立体的なフォルムを実現しているのが特徴。日本人に多い甲高の足でも安心して履けるうえ、お馴染みのコードバンを採用した上品な見た目はあらゆるコーデに重宝する。
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チノパンに合う靴②「あえての“ビットローファー”で華やかさを添え脱・コンサバに!」
王道の着こなしも良いけど、新鮮味のある装いにしたい…という場合にはチノパンにビットローファーを合わせるのがオススメ。甲に付いた金具が華やかなアクセントとなるため、アメトラとはひと味違ったコーデが完成する。また、シューズブランドによってビット部分のデザインが異なるため、さりげなく個性を演出できるのもポイントだ。
チノパンに合わせるビットローファーのおすすめ「GUCCI(グッチ) 1953 HORSEBIT LOAFERS」
1953年に世界で初めてビットローファーを世に送り出したことで知られる「グッチ」。こちらのモデルは、その当時のモデルを忠実に再現した、言わばヘリテージモデルだ。黒のボディに映えるゴールドビットは、着こなしにラグジュアリーな存在感と華やかさを存分に演出することうけあい。
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チノパンに合わせるビットローファーのおすすめ「STEFANO GAMBA(ステファノ ガンバ) スエード ビットモカシン」
1960年代より活躍している「ステファノ ガンバ」は、イタリア・フィレンツェを代表するシューズブランド。イタリア靴にはスタイリッシュなフォルムのものが多いが、ピックアップしたのは立体的かつほどよく武骨なデザインのビットローファーだ。サドル部分がビーフロールタイプになっているのもポイントで、アメリカ靴っぽく仕立てることで遊び心を表現している。チノパンとの相性は言わずもがな、他のボトムスとも合うので、ぜひ手持ちに加えてみてほしい。
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