
ロンドンにあるデザイナーズゲストハウスに集まるお洒落な人々のワードローブにインスパイアされた、ドレステリアの2025年春シーズン。モッズやバイカースタイルをドレステリアなりに解釈したコレクションから、英国気分の春夏アイテムを5つ紹介!
2025春 ドレステリアの英国調アイテム1M-51のディテールを残してアップデートしたアーバンモッズコート
英国らしい服といえばコレ、とも言えるミリタリーコートのM-51。1950年代後半から60年代中頃にかけてイギリスで流行した若者文化「モッズ」の名前を冠してモッズコートと呼ばれることも多く、今もなおファッションアイテムとして存在感のある地位を確立している。そんなモッズコートを街着として今風にアップデートしたのがこちら。都会の街並みに映えるミニマルなデザインで、素材はコットン×ナイロンの高密度アウトドアファブリックを使用した防水仕様。タウンユースを想定した現代的なつくりでありながら、フィッシュテールなどのM-51を象徴するディテールはしっかりと健在なのが男ゴコロをくすぐる。
2025春 ドレステリアの英国調アイテム2ブリティッシュスタイルにこだわった本格顔のダブルライダースジャケット
ブリティッシュスタイルへのこだわりが垣間見える、本格顔のダブルライダースジャケット。左袖のファスナーポケットは英国ならではのディテールで、運転中でもアクセスしやすいスラント仕様の胸ポケットを採用するなど、ライダースジャケットらしいデザインが随所に。一方で、バイクに乗った際の前傾姿勢に合わせて長めに作られていることが多い袖や裾は、タウンユースを想定してジャストサイズにアップデート。見た目は本格派でも、街着として着るのに適した形にモディファイされている。
2025春 ドレステリアの英国調アイテム3上品な素材使いで英国要素を取り入れた大人MA-1
MA-1といえばアメリカ空軍のものが有名だが、素材使いの妙でイギリスらしい品の良さを表現したのがこのMA-1だ。ワールド社が独自に開発する「CIRCRIC(サーキュリック)」のサステナブル素材が使われており、シルクのような微光沢がある上品な見た目が特徴。世界のトップブランドも採用するYKKの最高級ファスナー「EXCELLA(エクセラ)」を使用していたりと、ミリタリーウェアの粗野な要素を排除することで、ドレステリアらしい洗練された都市型のフライトジャケットに。ドレステリアの人気モチーフであるラビットが、モッズカルチャーのアイコンであるバイク「Vespa(ベスパ)」に乗った姿が愛らしいTシャツを合わせれば、英国らしい春の着こなしが完成する。
2025春 ドレステリアの英国調アイテム4ドレス感とカジュアル感を両立したオンオフ兼用テーラードジャケット
テーラードジャケットの着用シーンにおいて、オンオフの垣根がなくなってきた現在。ストリートトレンドが落ち着き、キレイめなスタイルが注目され始めていることもあって、オンでもオフでも着られるテーラードジャケットを一着は持っておきたい気分だ。こちらで紹介するのは、フロントダーツやサイドベンツなど、テーラード由来のディテールを残しながら、ポケットのデザインなどでほどよくカジュアルに仕立てた汎用性の高い一着。シルエットも絶妙で、ウエスト周りに緩やかなシェイプをかけることでドレス感とカジュアル感を両立している。生地は、ヨーロッパのメゾンブランドも認める日本の毛織物の名産地「尾州」で糸からこだわって特注したもので、グレンチェック柄もドレステリアの特注柄だ。英国の伝統的な柄と日本が世界に誇る技術が融合した、まさに今シーズンのドレステリアを表したような一着と言える。
2025春 ドレステリアの英国調アイテム5ライン配色とタイガー刺繍が遊び心たっぷりな涼感ポロシャツ
春はインナー、夏は一枚使いと、これからの季節で重宝するポロシャツ。メンズの王道アイテムなだけに、多くのブランドが手掛けているカテゴリだが、定番もので被りたくない方は少し遊びの効いたものを選んでみては?例えばこちらのドレステリアのポロシャツは、オリジナルで編み立てたデザイン性のあるライン配色の英国っぽいリブや、胸元に入ったタイガー刺繍がデザインポイント。虎はよく見ると、タテ縞模様の中に「DRESSTERIOR」の文字が隠されている。凹凸のある編み地で肌にあたる面積が少ないため、今年も早い時期から酷暑になりそうな春夏シーズンが快適に。