セイコー プロスペックスから、ファブリックストラップをまとったダイバーズウオッチ2種が発売。55年を超えるセイコーダイバーズの歴史上で、ファブリック製ストラップの採用は初となる。
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セイコーダイバーズのマイルストーンとなる2機種を現代的に解釈し、継承進化させた新型ウォッチ
今回セイコープロスペックスから発表されたのは、国内初のモデルとして1965年に発売された1965 メカニカルダイバーズと、その5年後に発売された1970 メカニカルダイバーズという、セイコーにおいても日本の時計史においても重要なマイルストーンの役割を担う2機種を現代的に解釈して継承し、進化させたウオッチだ。時計自体のデザインは基本的にアーカイブを踏襲しながら、セイコーダイバーズ史上初となるファブリックストラップが採用されている。
国産初のダイバーズウオッチを再解釈
セイコーのダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生。以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と発表し、世界中のダイバーや冒険家から高い評価と信頼を獲得している。今回発表された2機種は、1965年、1970年に発売した上述のメカニカルダイバーズを現代的に解釈・継承。1965 メカニカルダイバーズは、1960年代に南極の過酷な環境下で使用され、その信頼性を確かなものとした。アドベンチャーウオッチやパイロットウオッチにも通じる、セイコー特殊時計開発の原点と言えるだろう。
1970年発売に発売されたのは、流線型のフォルムが特徴的なダイバーズウオッチ。かの冒険家・植村直己氏が、1974年~76年にかけて行った12,000kmに及ぶ北極圏での犬ぞりの旅に携行した。過酷な環境下での高い信頼性が実証している。
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