11月1日~3月31日の期間で実施されるウォームビズ。“室温20℃で快適に過ごす”ために服装にもさまざまな工夫が必要となるが、ドコから見直せばいいのか分からないという方も少なくないのでは?そこで今回は、手っ取り早くウォームビズスタイルを叶える5つのコツを紹介!
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ウォームビズ着こなしのコツ①「まずはウォームビズに選ぶべきジャケット素材4つをチェック!」
オールシーズン用の生地を採用したテーラードジャケットはコスパ面で魅力的だが、秋冬には肌寒さを感じることも少なくない。そこで重要となるのが季節感のある素材選び。たとえば生地が厚手であったり起毛しているなど、見るからに“暖かそう”な生地を選ぶのが定石だ。そんな中でも、ピックアップした4種の生地は特にオススメなので、ぜひ参考にしてみてほしい。
ウォームビズに選ぶべきジャケットの素材①「ツイード」
「長きにわたってエイジングが楽しめる」
ツイードとは、手紡ぎの太い羊毛をざっくりと織り、縮絨・起毛をせずに粗剛に仕上げた織物のこと。高い保温性を誇るため、ウォームビズスタイルに取り入れれば大いに活躍すること間違いなしだ。また、高い耐久性を誇るのもツイードジャケットの利点で、長年使えるばかりか着込むほどに身体に馴染んでいき独特のアジが出てくる。ただし、水に濡れるとフェルト化しやすいというデメリットも持つため、雨や雪の日の取り扱いには注意が必要だ。
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ウォームビズに選ぶべきジャケットの素材②「フランネル」
「保温性に優れていながらも柔らかな着心地が魅力」
紡毛糸を用いて平織りにし、縮絨を施して仕上げたフランネルは、ふんわりと柔らかに起毛した生地感が特徴の素材。保温性と保湿性に優れていながらも軽い着心地なので、重ね着が増える秋冬シーズンに重宝する。一方、デメリットとして毛玉ができやすいことが挙げられるが、ブラッシングしたり風通しの良い場所で保管しておけば長く愛用することも可能。もし毛玉が出来た場合は、手でちぎらずにハサミで丁寧に切り取るのがベターだ。
ウォームビズに選ぶべきジャケットの素材③「サキソニー」
「起毛した生地感ながら光沢があり上品な印象を与える」
サキソニーとはツイードの一種であり、薄手で柔らかく弾力性をもつ冬の定番素材。その見た目や特徴がフランネルと似ていることから混同されることもあるが、サキソニーは梳毛糸を用いて作られており、フランネルに比べて凸凹感が少なく光沢がある。ちなみにツイードと同じく水に弱いため、悪天候の際には着用を控えるのが◎
ウォームビズに選ぶべきジャケットの素材④「メルトン」
「重厚感のある風合いから醸される貫禄のある雰囲気が魅力」
ダッフルコートやPコートでお馴染みのメルトンを使ったテーラードジャケットもウォームビズにおすすめ。といってもコートに使われるようなヘビーウェイトな生地ではなく、ジャケットには厚みを抑えたライトメルトンが一般的に使われるケースが多いため安心してほしい。そんなメルトンのメリットは、保温性に優れているのはもちろん、他の素材に比べると水に強いこと。なかには撥水加工を施したものもあるため、悪天候でも着用したい諸兄にピッタリだ。ちなみに、ウールやカシミヤといった天然素材で作られたもの以外にもポリエステル製などが見受けられるが、保温性は劣るので購入する際にはマテリアルもチェックしておきたい。
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