シンプルであるがゆえにクオリティの差が如実に現れる「無地の白Tシャツ」。日常で気軽に着られるリーズナブルなTシャツも良いけれど、オトナ男子ならここぞという特別な日やいつも以上にお洒落に気を遣いたい気分のときに活躍してくれる“特別な1枚”を所有しておきたい。今回はそんな「白Tシャツ」選びをする上でハズせない３つの条件と共に、おすすめモデルを紹介！
本命Tシャツの条件①「上質な生地を使用している」
Tシャツのクオリティに最もわかりやすく差が現れるのが生地だ。とろけるような光沢と触れた肌が喜ぶような滑らかな触り心地、それでいて1枚で着用しても肌が透けない適度な厚みを備えたTシャツを選べば、コーディネートの格上げは簡単に実現できる。世界中の高級綿の中から厳選したインドの最高級超長綿を使用した“ディオラマ”を、繊細な60番手の単糸にしてスムース編みしたこの生地はわかりやすくラグジュアリーな存在感を放つ。
光沢があり、1枚で着ても透けない適度な厚みが◎
素材本来の柔らかな風合いはそのままに、シルクのような光沢をもたせるシルケット加工のなかでも、大量の汚水排出をしないエコフレンドリーな“エコシル加工”を施すことで光沢感を底上げ。日常的に着たくなるような優しいラグジュアリー感のある繊細な表情の生地ながら、適度な厚みもあるため1枚の着用でも肌が透ける心配がない。
オリバー・ゴールドスミスの眼鏡3万6300円（コンティニュエ 03-3792-8978）オメガの時計118万8000円（オメガお客様センター 03-5952-4400）スーマン・ダックワのリング2万3100円（S.O.S fp 恵比寿店 03-3461-4875）
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本命Tシャツの条件②「カジュアルだけでなくドレスアイテムにも合うシルエット」
品良き大人の着こなしを実現するなら、テーラードジャケットやスラックスといったドレスアイテムにもフィットするシルエットに仕上げられたTシャツを選びたい。例えばテーラードジャケットに合わせるなら「首に吸い付くような品良きクルーネック」「ジャケットスタイルにフィットするシェイプされたウエストライン」に仕上げられたTシャツが有力。
カルーゾ × シップスのジャケット¥159.500 （シップス 銀座店）シンパシー オブ ソウルのネックレス¥42,900（S.O.S fp 恵比寿本店）グランドセイコーの時計¥1,100,000 （セイコーウォッチ お客様相談室）
タックアウトでスラックスに合わせてもサマになるサイズバランスに注目！
スラックスに合わせるならタックインで上品にまとめるのも手だが「タックアウトで合わせても違和感なく決まる気持ち短めな着丈」のTシャツなら着こなしアレンジの幅が広がる。最近流行している腰元にゆとりのあるパンツに多いプリーツの装飾をアピールできるのも魅力のひとつ。
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本命Tシャツの条件③「曲線を描く部位に沿った立体感のある仕立て」
着用時の立体感を重要視し、パーツごとのカッティングや縫製仕様にまでこだわって生産されたTシャツを選ぶのも重要だ。特に見た目に大きな差が生まれるのは肩周り。肩線を後ろにずらして縫い代の厚みによる膨らみを目立たない箇所に逃す、袖山を高めに設定して袖のおさまりを良くする、袖の後付け縫製で可動域を広げるなど、見た目と着心地の良さを両立するために欠かせない要素をおさえたTシャツを選びたい。
Tシャツの耐久性を上げる仕様にまでこだわりを！
Tシャツは日常で着用するアイテムだからこそ、耐久性も重要。肩先までバインディングが施された“タコバインダー仕様”が採用されているTシャツは、ヨレにくいと言われている。
こだわりの３条件を満たす白Tシャツはコレ！THE LEO(ザ レオ)
ここまで挙げてきた３条件を全て満たすTシャツがGENTLEMAN PROJECTSの最新作「THE LEO(ザ レオ)」だ。ブランドの立ち上げから展開しているドレスTシャツの最新モデルで、今作は「LEO Ⅲ(レオ スリー)」の後継モデルとして生地はそのままに、シルエットと仕様を見直し。「肩先までのバインディング」「袖の後付け」「クルーネックラインの調整」など、Tシャツ自体の耐久性を高めながら着こなし姿が精悍で男らしい印象に見えるような細やかなチューニングが施されている。
