ドレススーツの着こなしは、Vゾーンにさりげないアレンジが加わるだけでも印象が大きく変化する。今回は「ベーシックなスーツの着こなしに一捻りのアレンジをきかせられるシャツ」を紹介!
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シャツを工夫する前に。まずはスーツに合う定番シャツをおさらい!
まずはスーツに合う定番のシャツを軽くおさらい。奇をてらわない控えめな着こなしが基本となるドレススーツスタイルにおいて、選ぶシャツの色柄はホワイトかサックスブルーの無地、襟型は「レギュラーカラー」「ワイドカラー」「セミワイドカラー」が王道だ。ちなみに、よくスーツに合わせるシャツの括りとして使われるイメージがある“ワイシャツ”は、明治時代に英語の「White shirt」を聞き間違えたことから生まれた和製英語。海外では通じない言葉のため頭の片隅に入れておきたい。
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ベーシックなスーツ着こなしにシャツでアレンジを加えるならこの3タイプに注目!
スーツ着こなしのベテラン達がこぞって取り入れている、ベーシックなスーツの着こなしが洒脱に仕上がるシャツを3型紹介!
①「タブカラーシャツ」
ネクタイのノットを持ち上げて、Vゾーンに立体感と華やかさを演出できるタブカラーシャツ。左右の襟を繋ぐタブが施されていることからタブカラーと呼ばれている。無地を中心とした着こなしはシンプルで清潔感がある反面、のっぺりとした印象になりやすいため、タブカラーを取り入れて対策するのがおすすめだ。下のスナップのようにディンプルを取り入れることでより奥行きのあるVゾーンを演出できる。
BARBA(バルバ) ドレスシャツ TAB
②「クレリックシャツ」
襟とカフスが白無地で身頃に色無地あるいは柄生地を採用したシャツのことを指すクレリックシャツ。2005年に英国のチャールズ皇太子が結婚式で着用したことで、英国王室が認めるフォーマル服としても認知されている。身頃がストライプ柄のデザインなら、気品あふれる精悍なスーツスタイルを実現できることうけあいだ。
BEAMS F(ビームスF) ストライプ ワイド クレリックカラーシャツ
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③「ピンホールカラーシャツ」
タブカラーシャツと同様に、ネクタイのノットを持ち上げて立体感を演出できるピンホールカラーシャツ。襟先にピンを通す穴があり、そこにピンを通すことでネクタイのノットを持ち上げられる仕様となっている。ピン金具による装飾性をプラスできるため、タブカラーよりもVゾーンが華やかでドレッシーな印象に仕上がるのも特徴のひとつだ。結婚式の二次会をはじめとしたパーティシーンで、華やかさを演出したい際に取り入れたい。
EDIFICE(エディフィス) THOMAS MASON ドレス ピンホールシャツ
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