オールブラックのコーディネートは、クールでスタイリッシュ、都会的な雰囲気を演出する着こなしの鉄板。重ね着がマストとなる冬は収縮色としてコーディネートを引き締めてくれるが、重量色としての一面が裏目に出ると重見えしてしまうため、いかにメリハリを効かせるかが重要となる。今回はそんな「オールブラックの冬コーデ」にフォーカスし、着こなしのコツと海外でスナップした注目のメンズコーデを紹介!
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オールブラックコーデはどんな印象を与える?
引き締め効果やソリッドで重量感のある見た目といった、黒の特性を最大限に引き出すオールブラックのコーディネートは、ドレスやモードなスタイリングの主軸でありスタイリッシュかつ都会的。時代の流行り廃りに左右されることなく常にファッショナブルであり、アイテムのチョイスやシルエット作りによってマスキュリンにもエレガントにもアレンジができ、男らしさやストイックさを表現することも可能だ。その反面、着こなし方によってはメリハリのない重い印象になってしまうため、こなれ感や抜け感、ハズしや遊びの演出が今っぽいお洒落な雰囲気の決め手となる。
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オールブラックコーデにメリハリをつける3つのテクニック
オールブラックコーデのテクニック①異なる素材や柄のアイテムをレイヤードしコーデに奥行きや軽やかさを演出する
ともすると重見えし、単調にも見えてしまうオールブラックのコーディネート。防寒性の高いボリューミーな中綿入りアウターや生地に厚みのあるアイテム、ローゲージのニットなどが主力となる冬であれば、なおさらずっしりと重たい印象になりかねない。そんなネガティブなイメージを回避するなら、異なる素材や柄のアイテムをレイヤードしコーデに奥行きや軽やかさを演出するのが有効だ。そんな変化をオールブラックコーデに加えることでスタイリングに立体的な表情が生まれ、重見えや単調さは解消され、よりクリエイティブなレイヤードスタイルが完成する。
オールブラックコーデのテクニック②シルエットでリラックス感やルーズな雰囲気を演出してキザなイメージを払拭
黒で統一したコーディネートは、細身のシルエットにまとめてしまうとキザな印象やストイックさが目立ってしまう可能性大。イマドキの着こなしにはリラックス感やルーズな雰囲気を演出することも重要だ。とりわけイットアイテムとしてもてはやされているオーバーサイズのアイテムやワイドパンツ、バギージーンズを取り入れることで、今っぽいシルエットを表現可能。それらを巧みに組み合わせればキザな印象やストイックなムードを誘うことなく、コーデを成功に導けること間違いなし。
オールブラックコーデのテクニック③肌の露出による抜け感や差し色使い、小物によってルックスを差別化
全身を黒で統一するオールブラックコーデは、肌の露出による抜け感や差し色使い、小物によってルックスを差別化するのが洒落者たちの常套テクニック。こういったアプローチによってしっかり個性を打ち出せばこなれ感も後押しされ、真っ黒のワントーンによる画一的なイメージから脱却できるだろう。
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