
IWCシャフハウゼンは、長年のパートナーであるMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)が自動車発明から140周年を迎えることを祝し、新開発の画期的な機構「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」を搭載した特別限定モデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ」を発表。この先進的な新機構は、今春にジュネーブで開催された「ウォッチズ&ワンダーズ2026」にてお披露目された。
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メルセデス・ベンツとIWCの歩み2004年のパートナーシップ締結以来、限定ウォッチやスポーツ観戦など数々の体験を提供してきた
1886年にカール・ベンツが最初の自動車特許を出願し、その直後にゴットリープ・ダイムラーが原動機つきの馬車を製作してから140年。メルセデス・ベンツは絶え間ない革新と、世界で最も魅力的な車を作り出すことに専念してきた。この大いなる野望が、1886年の世界初の自動車から、今日のインテリジェントで安全な電気自動車に至るまで、すべての技術革新を牽引。エンジニアリング、パフォーマンス、そしてデザインに対する共通の情熱に基づき、IWCシャフハウゼンは2004年にメルセデスAMGのパートナーとなった。
2013年以降、このスイスの高級時計マニュファクチュールは、メルセデス・ベンツの公式ワークスチームである「メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ1™チーム」の「オフィシャル・エンジニアリング・パートナー」も務めている。さらに両ブランドは、伝説的なGクラスのデザインコードからインスピレーションを得た特別限定ウォッチなど、数々の共同プロジェクトを展開してきた。それだけに留まらず、フォーミュラ1™やニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのスリリングなモータースポーツ観戦から、メルセデスAMGのハイパフォーマンスモデルのステアリングを握る爽快な「ドライビング・エクスペリエンス」にいたるまで、この強固なパートナーシップによって数々の特別な体験を提供し続けている。
メルセデス・ベンツは140年にわたるイノベーションを「140 YEARS. 140 PLACES.」というキャンペーンで祝福。3台の新型Sクラス セダンが世界各地の厳選された140カ所を巡り、6大陸5万キロ以上を走破しながら、同ブランドのテクノロジー、伝統、パイオニア精神、グローバルな存在感を伝えている。この特別な年にIWCは、「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」を搭載した限定モデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ」を発表した。
IWCシャフハウゼンCEOのクリストフ・グランジェ・ヘア氏は「私たちは22年もの間、メルセデス・ベンツの世界の一部であり続けてきました。ビジネスパートナーとして始まった関係は、互いのクリエーションに対する深い敬意と信頼に基づき、今や固い友情へと発展しています。私たちのコラボレーションは、世界最高峰のエンジニアリング、妥協のないパフォーマンス、そして未来を見据えたデザインへの情熱という共通の価値観に根ざしています。メルセデス・ベンツの記念すべき節目に心から祝意を表するとともに、今後も手を取り合い、さらにエキサイティングなプロジェクトを共に推進していけることを楽しみにしています」と述べている。
また、メルセデス・ベンツ・グループAGの取締役でセールス&カスタマー・エクスペリエンスを担当するマティアス・ガイセン氏は、「1886年以来、メルセデス・ベンツは単に時間を刻むだけでなく、時代そのものを定義してきました。『真の進歩は、卓越した職人技、革新、そして細部への徹底的なこだわりから生まれる』という共通の信念を体現しています。この限定モデル『ビッグ・パイロット・ウォッチ』は、こうした共通の価値観のもとに築かれたパートナーシップを称えるものであり、両ブランドを前進させ続ける不屈の精神を反映しています」と述べている。
「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・プロセット “140 イヤーズ・メルセデス・ベンツ”」メルセデス・ベンツの初代ロゴがあしらわれた、世界限定140本の特別モデル
「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・プロセット “140 イヤーズ・メルセデス・ベンツ”」(Ref. IW329603)は、メルセデス・ベンツが築いてきた140年のイノベーションにちなみ、世界限定140本で展開される。サテンおよびポリッシュ仕上げを施した42mmのステンレススティール製ケースに、ゴールド製のアプライド・インデックスとゴールドメッキの針を配したブラックの文字盤が美しいコントラストを描く。ミニッツトラックは、視認性を高めるためにホワイトでプリントされており、サファイアガラスのケースバックには、記念すべき節目を祝福する歴史的なロゴがあしらわれている。これは、ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト(DMG)とベンツ&シー(Benz & Cie.)の合併を経て1926年に誕生したメルセデス・ベンツの初代ロゴであり、ベンツのエンブレムに由来する月桂冠と、DMGの象徴である「スリーポインテッド・スター」が融合したデザインだ。
「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の特長14つの特許を持つ機械式カレンダー「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」を搭載
IWCにおける機械式カレンダーの歴史は、伝説的な時計師クルト・クラウスが開発した永久カレンダーを発表した1985年に遡る。今回新たに登場した「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」により、IWCは時計製造において今なお最大の難関とされるこの複雑機構を完全に再構築した。新しいモジュールは完全に歯車のみで構成されており、4つの特許を取得している。これにより、リューズのポジションひとつで、カレンダーを前方向だけでなく、史上初めて後ろ方向にも調整することが可能となった。また、カレンダーの両方向への調整が、時刻合わせと同じくらい簡単かつ直感的になった。従来の一般的な永久カレンダーとは異なり、プロセットはケースサイドのプッシュボタンや煩雑な操作、複雑な設定手順を一切必要としない。一見シンプルなデザインの裏には、極めて複雑な形状を持つ部品を必要とする、まさに時計工学の偉業が隠されている。これらの精密部品を製造するため、IWCはリソグラフィと電鋳技術(エレクトロフォーミング)に基づく最先端の微細加工技術「LIGAプロセス」を採用している。
「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の特長21040年に1日の誤差という高精度なダブルムーンフェイズを備える
「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」は、4つのインダイアルで各情報を明瞭に表示する。3時位置に日付、6時位置に月、9時位置に曜日、そして12時位置にムーンフェイズが配置されている。新設計の減速ギアトレインにより、ムーンフェイズ表示は1040年間でわずか1日分しか理論上の誤差が生じない。IWCを代表する「ダブルムーンフェイズ(Double Moon®)」は、北半球と南半球の双方から見た月の満ち欠けを極めて正確に描き出す。さらに、IWCの永久カレンダーの象徴でもある4桁の西暦表示は、文字盤の7時と8時の間に配されている。この「パーペチュアル・カレンダー・プロセット」は、ニッケル・リン製の脱進機とシリコン製ひげゼンマイを搭載したIWC自社製キャリバー82665によって駆動される。セラミック製パーツで補強された双方向ペラトン自動巻き機構を備え、主ゼンマイに60時間のパワーリザーブを蓄える。また、このビッグ・パイロット・ウォッチにはブラックのラバーストラップが装着されており、一体型の「EasX-CHANGE®」システムにより、工具を使うことなく簡単に別のストラップへ交換することが可能だ。





















