
機能性とタフなムードを併せ持つカーゴパンツは、夏のメンズスタイルに頼れる一本。しかし、存在感が強い分、少し気を抜くとコーデが散漫になり、ただの作業着風になりかねない。いま改めて見直したいのは、“カーゴパンツを軸にスタイルを成立させる”ための引き算と戦略。今回は、夏のカーゴパンツコーデを感度高く仕上げるために男が堅持すべき3つのポイントを解説する。
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夏のカーゴパンツ着こなしで男が堅持すべきこと1無地トップスを合わせてTOO MUCH感を回避する
作業着をルーツとしたパンツらしい骨太なシルエットとカーゴポケットという実用的な装飾により、一般的なカジュアルパンツよりも存在感があるカーゴパンツ。過度な装飾がある着こなしは、初心者が手を出しがちな「足し算ファッション」に見えやすいため、存在感のあるカーゴパンツに合わせるトップスは無地がベターだ。海外の洒落者たちもほとんどがカーゴパンツに無地のトップスを合わせている。
無地トップス合わせのカーゴパンツコーデで、周りとの差別化を狙うなら?変形デザインや柄物のカーゴパンツであれば、トップスはパックTシャツのようなベーシックなものでも十分個性を発揮できる。一方で、M-51やM-65をそのまま踏襲したようなオーセンティックなカーゴパンツで差別化を狙うならトップスにほど良くアレンジを効かせる選択肢も検討したい。
例えば、ラグランスリーブの採用と全体的にリラックスしたフィット、更にやや詰まったネックでモードスポーティな見た目にアレンジされたSeventhのRaglan Box T-Shirt、上質なSUPIMA®コットンを100%使用したオリジナルスムース生地でBOXシルエットを表現することでストリートの空気感を取り入れたGENTLEMAN PROJECTSのBOXなど。あくまでも無地Tシャツをベースに、他と違うデザインが取り入れられモデルを選ぶのが重要だ。
夏のカーゴパンツ着こなしで男が堅持すべきこと2相性の良い3系統のシューズを把握し、使い分ける
トップスの次に考えたいのは足元。カーゴパンツを軸に、どのようなテイストのコーディネートを実現したいかによって合わせるべきシューズは変化する。洒落者がカーゴパンツの足元に取り入れているシューズは、大きく分けて「ローテク系」「ドレス系」「テック系」の3系統だ。
カーゴパンツに合うシューズ系統1ローテク系
王道のアメカジファッションを実現したいなら、ハイテクスニーカーと対極をなし、古くから定番として展開されている「ローテクスニーカー」をチョイス。カーゴパンツとの相性が良いのは、コンバースのオールスター、ヴァンズのオーセンティックやスリッポンなど。これまでも、そしてこれからも間違いないカーゴパンツとスニーカーのコンビネーションだ。
ド定番から少し外したいならASAHIの041をはじめとしたオーセンティックなスニーカーのデザインを踏襲したモデルに注目してみるのも◎
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カーゴパンツに合うシューズ系統2ドレス系
GENTLEMAN PROJECTSのLIBRA CARGO No.4やTangentのM-47 コットンヘリンボーン フィールドパンツといったキレイめに穿くことを想定したカーゴパンツを軸とした着こなしには、言わずもがなドレス系シューズが好相性。トレンドのスタイルとは離れるものの、下のスナップのようにアンクル丈のカーゴパンツ&ローファーで合わせるも良し、ほんのりキレイめに寄せたカジュアル軸の着こなしが好みならBirkenstockのnaplesあたりを合わせてみるのも良いだろう。
これからカジュアル使いにフィットする革靴を探すという方には、名門革靴ブランドが放つラバーソールを採用したローファーを推奨したい。グリップ力を高めたラバー製のソールを搭載した「怠け者(Loafer)」の意味を持つ「非・フォーマル」で気張らないスタイルの革靴となれば、大人のカジュアルスタイルにフィットするのは言わずもがな。
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カーゴパンツに合うシューズ系統3テック系
ワーク、ミリタリー両者の側面を持つ機能性の高いカーゴパンツは、スポーティなテック系スニーカーとも相性良し。着こなしを軽やかに見せたい場合や、フューチャリスティックな着こなしを楽しみたい際に取り入れるのが吉だ。下のスナップで着用されているようなNIKEのAir Footscapeで90年代のムードを演出するのはもちろん、トレンドコンシャスに仕上げるならテクニカルなフットウェアを展開するイタリアブランドROAのコレクションや未来的かつリフレティブな素材を取り入れたHOKAのStealth/Tech collectionのようなスタイリッシュなモデルで近未来的なアクセントをプラスするのも◎
半歩先を行くスタイリングを狙うなら、ROAのレザーローファーのようなキレイめとテックをMIXしたデザインを取り入れてみるのも一手。
夏のカーゴパンツ着こなしで男が堅持すべきこと3「1コーデ3色以内」を徹底する
おしゃれの基本として知られている1コーデを3色以内でまとめるテクニック。ワークウェアを出自としており、ともすると野暮ったい見た目になりがちなカーゴパンツだからこそ、色使いで洗練された印象を維持するよう心掛けたい。この3色以内でまとめる基本を徹底していれば、下のスナップのようにモノトーン以外の「オレンジ」「グリーン」「ネイビー」のカラーアイテムでまとめた着こなしもおしゃれとして成立させられる。
3色のうち1色をアクセントカラーとして散らすように配置すれば、シンプルなコーディネートにリズムを持たせた洒脱なムードを演出することも可能だ。白Tシャツにネイビーのカーゴスラックスを合わせたこちらのコーディネートでは、アクセントとしてブラウンのベルトと革靴をセット。カーゴパンツのネイビーと対照色相にあたるブラウンでコントラストを効かせている点が、アズーロ・エ・マローネの配色を好むイタリア人らしい洒落を感じさせる。
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