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初のメタル構造G-SHOCKが1996年に誕生!
当初は売れ行きもくすぶっていたG-SHOCKだが、通称“三つ目”と呼ばれる往年のファンにはおなじみの名機「DW-5900C」の登場で状況が好転。お洒落アイテムとして、そして堅牢で機能的なタフネス時計としての地位を確立していく。そして、多くのファンを獲得していった中で画期的なアイテムとして1996年に現れたのが、フルメタル仕様にして、かつG-SHOCKの血統ともいうべき耐衝撃性能を完璧に受け継いだ「MR-G」。“スーツにも似合う大人のG”をコンセプトにしたモデルだ。「ウレタン樹脂こそG-SHOCK」というイメージが強かったこのシリーズに、メタルのファッション性という選択肢が加わった瞬間である。
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G-SHOCKを国民的ブランドへと押し上げた「5900シリーズ」とは?
発表時には唯一無二の存在として華々しいデビューを飾り、業界にも衝撃を与えたG-SHOCKだが、市場ではそこそこ話題になるくらいで、スクエアケースの「5000系」派...
1999年、“メタル”と“樹脂”が融合した「MT-G」が誕生
フルメタルモデルが仲間入りした3年後、メタルのスタイリッシュな造形の美しさに、樹脂によるタフさを掛け合わせた斬新なルックスを持つハイブリッドコレクションが登場する。それが、革新的な機能美を備えたG-SHOCK「MT-G」だ。新発想の耐衝撃構造、トリプルフローティングガードを採用することで、その融合を実現。衝撃から時計を合理的に守る新発想を具現化するととに、素材はメタルのみという枷を外したデザインの自由度の高さによって、高感度なファッションアイテムへと進化。フルメタルモデルのMR-Gにはない独自の魅力を備えている。
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