業界をリードする世界最大規模の高級時計マーケットプレイス「Chrono24(クロノ24)」が、2021年の年間総合と国別の人気ブランドランキングを発表。ランキングは、自社が運営するオンラインサイトの約1億人以上のユーザー取引データから算出した。
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高級時計のトレンドを探る。クロノ24が諸ランキングを一挙公開！
クロノ24は、ドイツに拠点を構える高級時計専門のオンラインマーケットプレイス。100カ国以上から、およそ50万点もの時計が出品され取引されている。新品からアンティーク時計まで網羅し、2020年には約20億ユーロ(約2,600億円)の取引高を達成。購入者と販売者の双方が安心して利用できるよう、日本語を含め16言語で対応したサポートも行っている。そんな信頼のおける環境を提供するクロノ24が発表した、2021年度の高級腕時計人気ブランドランキングを紹介しよう。
2021年度 世界総合時計ブランドランキング
クロノ24上での購入リクエスト数に基づいたランキングによると、Rolex(ロレックス)が不動の1位、Omega(オメガ)が2位となった。購入リクエスト数において各ブランドが占める割合を示したシェア率は、両ブランドとも2020年度を下回る結果となった。3位には前年のBreitling(ブライトリング)を抜いて、日本ブランドのSeiko(セイコー)がランクイン。シェア率を前年の3.4%から、4.9%に伸ばした。
2021年度 国別時計ブランドランキング
日本やアメリカ、ドイツなどの国別で見ても、すべての国で1位はロレックスと圧倒的な人気を見せた。アジア以外のアメリカ・ドイツ・フランス・イギリスではランキング結果が前年と変わらず、すべての国でオメガが2位となった。
クロノ24ユーザーが拡大中のアジアでは、日本はTudor(チューダー)がオメガを抜いて4位にランクイン。香港では5位にセイコーがランキング入りを果たしている。またどちらも共通して2位にPatek Philippe(パテック・フィリップ)、3位にAudemars Piguet(オーデマ・ピゲ)がランクインした。
2021年度 ダイヤル色の人気傾向
同じくクロノ24上での購入リクエスト数に基づいた、ダイヤルカラーの人気傾向では黒が圧倒的な人気を集めた。2位は青、3位はシルバーと2020年と同じ結果となり、人気色は安定しているようだ。
2021年度 世界の総合時計モデルランキング
モデル別ランキングでは、2020年に引き続きロレックスの「Datejust(デイトジャスト)」が1位、「Submariner(サブマリーナ)」が2位となった。なお同ブランドの「Daytona(デイトナ)」がシェア率を上げ、5位にランクインしている。
画像左からロレックス デイトジャスト、ロレックス サブマリーナ、オメガ スピードマスター
