突然だが、貴方の中でのかっこいい服装とは何だろうか。カート・コバーンのようなオリジナリティあふれるスタイル、もしくはジェームズ・ボンドのような鍛え抜かれた肉体美が際立つスーツの着こなし、はたまた現代のヒップホップシーンを牽引するYeのストリートファッションなど。以上のように、人によってかっこいい服装と言われて思い浮かべる姿は異なるだろう。今回はそんな多種多様な捉え方ができる「かっこいい服装」をテーマに、各ジャンルでかっこいい服装を実現している男たちを紹介しながら、それぞれに共通しているポイントをピックアップ!
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①「自分のシルエットバランスの黄金比を熟知すること」
髪質や顔の大きさ、手足の長さなど、外見は誰もが異なるもの。そんな中で自分を最も理想的にみせるシルエットは何かを知ることはとても重要だ。単純に身体の寸法と近いフィットする服だけでなく、チャームポイントを際立たせたり、コンプレックスをカバーできるサイズ感・シルエットまで把握できると、着こなしの精度はグッと高まるはず。
↓元々はミュージシャンでファッションとしてのキャリアはほぼゼロからスタートしながらも、いまやadidasやBALENCIAGAといった世界的なブランドと協業するまでの地位を確立したYe氏。彼のスタイルは上半身のがっちりとした体型をいかしたオーバーサイズの着こなしが基本だ。身体にフィットさせるのとは一味違うアプローチながら、ストリートヘッズから熱烈な支持を集めるほどのかっこいい服装を実現している。
②「流行を取り入れるときに、自分のスタイルを蔑ろにしないこと」
ファッションにおいてトレンドは重要な要素のひとつだ。しかし「トレンドだから」という理由だけで考えなしに流行の服を取り入れ過ぎるのは、表面的でかっこいい服装とはかけ離れた印象になる恐れがあるため注意したい。トレンドコンシャスでかっこいい服装を実現するなら、流行の起源となった出来事やスタイルを理解して、それをいかに自分のスタイルへと落とし込めるかが重要だ。ときに自分の理想とかけ離れてしまうアイテムがトレンドとなった場合は、あえて無理せずに取り入れないというのもひとつの選択肢として考えたい。
↓イタリアクラシコの着こなしをベースに、その時のトレンドを反映することで独自のスタイルを確立し、世界から注目を集めているダニエレ・ビアジョーリ氏。こちらのスナップでは、2022年に注目を集めるワイドシルエットパンツやニューバランスのスニーカーを取り入れながらも、ストリート感が強く出過ぎないように上品なニットベストで大人っぽさを演出してバランスを調整している。旬なシティボーイテイストを感じるオーバー過ぎないサイズ感で好バランスにまとめたスタイリングセンスにも脱帽だ。
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女性に好印象を持たれるかっこいい服装を実現するには?
自分がかっこいいと思える服装というよりも、異性から好印象を持たれるようなモテる服装を実現したいという方も中にはいらっしゃるだろう。そんな方はぜひOTOKOMAE編集部が都心で働く女性50名に男性の服装についてヒヤリングした内容をまとめた、下の記事を合わせてチェックしてみて欲しい。
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