素足を露出させることでフルレングスのボトムスよりも涼しげな季節感とアクティブな雰囲気を演出できるショートパンツ。今回はショートパンツにフォーカスし、大人がスマートに着こなすためのコツとおすすめアイテムをピックアップ!
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ショートパンツを大人が着こなすための3つのコツとは?
ショートパンツ コーデのコツ①シルエットについて
現在の主流とされるショートパンツのスタイルは膝丈(もしくは膝よりちょい上丈)のボックスシルエット。70年代、80年代のショートパンツや短パン、半ズボンに比べると丈がずいぶん長くなり、シルエットもタイトフィットではなくボックス型である意味レトロなスタイルに回帰していると言えるだろう。ショートパンツがトレードマークのメンズファッション界の重鎮ニック・ウースター氏は、膝丈か膝丈ちょい下のボックスシルエットを主力にショートパンツのスタイリングを組み立ており、モード・ストリートを牽引する孤高のカリスマデザイナーのリック・オウエンス氏は膝丈ブラックボックスショーツ(orサルエルショーツ)とブランドのアイコンでもある白×黒のジオバスケットを合わせたスタイルで独自の世界観を体現している。
もちろんペアリングするシューズのボリュームやソックスの有無によってショートパンツとのバランスを微調整することも可能だが、やはり大人が選ぶべきは膝丈(もしくは膝よりちょい上丈)のボックスシルエットが筆頭だ。反対に、丈の短い膝上ショートパンツはアバンギャルドな印象が強く、ムダ毛の処理がおろそかであれば清潔感が損なわれるだけでなく他者に不快感さえ与えかねない。そもそもビーチやリゾートでない限りショートパンツの街穿きは女子ウケが悪く、大人にとっては年を重ねるほど着こなし難易度は高くなり、キレイめかつ爽やかに見せるには日頃のケアを怠らないようにすべきだということをお忘れなく。
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ショートパンツ コーデのコツ②デザインについて
ショートパンツと一口で言っても色・柄も含めそのデザインは多種多様。それぞれに持ち味がありどんなシーン向きとか、どういったスタイリングを狙うかにより選択肢は異なるが、大人が失敗なくスマートに穿きこなすのであれば悪目立ちすることのないベーシックな無地アイテムを選ぶのが賢明だ。一般的にビーチやリゾートであればトロピカルなフローラル柄やボタニカル柄なども十分アリだが、あくまでも街穿きを前提とするならキレイめでアーバンなムードに馴染みやすい無地の黒、グレー、ネイビーやベージュのショートパンツが◎ キレイめよりもカジュアルに振って男らしさや骨太感を狙うのであれば、タフ顔のカーゴショーツやチノショーツ、デニムショーツも有力な選択肢となるだろう。
ショートパンツ コーデのコツ③合わせるアイテムについて
ショートパンツとペアリングするアイテムはシンプル・イズ・ベストがお約束。イマドキの着こなしはシルエットがお洒落見えの決め手となるため、ギミックが渋滞しているスタイリングや統一感がなくゴチャゴチャして収拾のつかないコーディネートはダサく見え、その印象に加担する主張の強いアイテムはショートパンツの負のイメージを助長してしまうことにもなりかねない。大人としては何よりも爽やかさとキレイめな印象を優先し、トップスであれば白シャツや白Tシャツ、涼しげな色味のポロシャツを、シューズであればシンプルなスニーカー、サンダル、エスパドリーユやローファーを合わせるのが定石だ。
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