火の粉による穴開きの心配ナシ!焚き火を楽しむために作られた「NANGA(ナンガ)」のタキビダウンジャケットを徹底解説

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火の粉による穴開きの心配ナシ!焚き火を楽しむために作られた「NANGA(ナンガ)」のタキビダウンジャケットを徹底解説

昨今ではさまざまなアウトドアブランドが高機能ダウンウェアをいくつも展開しているが、焚き火を楽しむために開発された「NANGA(ナンガ)」のダウンをご存知だろうか?今回は、ナンガ独自のファブリックを落とし込み、燃えにくい難燃性を採用した画期的なダウン「焚き火ダウン」にフォーカスして、ナンガの歴史とともにタキビダウンジャケットの特徴を解説!

「NANGA(ナンガ)」とは?

「NANGA(ナンガ)」は1941年に横田 晃氏によって設立された「横田縫製」が前身のブランド。元々は寝具メーカーの下請けとして布団の製造を手がけていた会社であった。1960年に入り、大手寝具メーカーの値下げ要請とともに生産の海外移転が決まったことをきっかけに、今までの実力を生かして寝袋メーカーの下請けとして寝袋(スリーピングバッグ)の製造をスタート。この寝袋に関しても後に海外移転が進むこととなり、限界を感じた二代目の社長が独立を決意。独自のブランドを立ち上げることとなったのがナンガが生まれるきっかけとなった。幾度の会社名変更を遂げ、1995年に現在のブランド名である「ナンガ」に変更。このブランド名はヒマラヤ山脈に位置する8,000mもの標高を誇る難易度の高いナンガ・パルバットが由来で、「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」という困難に立ち向かう意思を込めている。

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国内最高峰の羽毛を生み出す「河田フェザー」とナンガの関わり

ナンガが使用するすべての羽毛は三重県の伊勢平野にある「河田フェザー」で洗浄加工を行っている。ダウンに使用される水鳥の羽には目に見えない小さなホコリや垢が付着しており、そのままにしておくと保温力が低下したり、ダニなどの菌が発生してしまう。河田フェザーの工場が位置する場所は、山々に囲まれ豊かな環境で超軟水を生み出せるエリア。この超軟水が羽毛に付着した垢をキレイに洗い流し、この地域ならではの乾燥した気候によって、羽毛を開き汚れを取る効果を高めてくれるのだ。そういった羽毛を生み出すのに最適な環境で洗浄加工を行うことで、最高品質のダウンが生み出すことを可能としている。

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クラフツマンシップを重要視した縫製職人によって国内生産されるナンガのダウン

ダウンの製造自体も国内生産にこだわっているナンガ。羽毛の吹き込み、縫製、メンテナンス、ナンガ独自の製造技術など、ひとつひとつの工程が熟練の職人によって丁寧につくられるナンガのダウンは、当然クオリティの高いアイテムに仕上がる。安心安全な製品を消費者へ届けるために自社工場にてすべての作業を行っている徹底ぶり。スリーピングバッグであれば、永久保証というのもナンガならではのありがたいサービスだ。

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羽毛を再利用するサステナブルなプロジェクト“グリーンダウン”

ナンガは、昨今注目されている持続可能な社会を意味する「サステナビリティ」にも意欲的に取り組んでおり、使用した羽毛製品で再び高品質な羽毛を製造するプロジェクト“グリーンダウンプロジェクト”に参加している。このプロジェクトを実行することにより、ゴミの削減、資源の再利用、二酸化炭素の排出抑制に加え、リサイクルによって供給量を増やすことで安定した価格も維持。限りのある資源であるダウンを無駄なく活用し、循環させることで高品質なダウンを作り続けられる。

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