コスパ最強の革靴ブランド「ジャランスリウァヤ」が手がけるUチップシューズ 98490の魅力とは?

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インドネシア発の「Jalan Sriwijiya(ジャランスリウァヤ)」は、高級靴レベルのパフォーマンスを、3万円前後で購入できるというコスパ最強の革靴ブランド。今回は、いまやイギリス靴やイタリア靴に匹敵するほどの実力と知名度を持つジャランスリウァヤが作るUチップシューズ「98490」について、その魅力を徹底解剖する。

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ジャランスリウァヤ(JALAN SRIWIJAYA)の歴史

ファクトリーブランド(生産工場のオリジナルブランド)であるジャランスリウァヤのルーツは、実に100年近く前までに遡る。1919年、テデ・チャンドラ氏によってジャランスリウァヤのファクトリーである「フォルトゥナ・シューズ」がインドネシアにて創業。当時、インドネシアはオランダの植民地であった。そのため、フォルトゥナ・シューズの前身である靴工場でもオランダの軍人に向けたミリタリーブーツの製造を行っていた。その後、インドネシア共和国が独立し、1970年代に「フォルトゥナ・シューズ社」として新たに工場をスタート。レザーサンダルがインドネシア国内で大ヒットし、さらにデッキシューズやドライビングシューズなどのカジュアルシューズに力を注ぎ、国外への輸出をスタートさせた。

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社長であるテデ・チャンドラ氏とその息子の生産管理を行うルディ・スパーマン氏は「これからは平和の時代だ」という想いから、靴留学でヨーロッパへと渡る。当時から上質な皮革の生産国であるフランスのタンナー(革工場)で皮革の生産についてを、革靴作りの聖地イギリスのノーザンプトンで靴づくりの修行を積み、ハンドソーンウェルテッド製法を習得。フランスとイギリスで修行を積む中で、靴づくりに必要なコネクションづくりも欠かさなかったルディ・スパーマン氏の努力により、ジャランスリウァヤの上質な素材感、本場英国顔負けのクオリティが生まれたのだ。

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ジャランスリウァヤの素材に対するこだわり

フランスは、エルメスの傘下のタンナーとしても知られている「デュプイ社」や、デュプイ社ののれん分けである実力派の「アリノイ社」などがしのぎを削る世界屈指のレザー大国。J.M. Weston(ジェイエムウェストン)やChurch’s(チャーチ)など、ヨーロッパの名だたるシューメーカーがフランスのレザーを使用することでも知られるタンナーの聖地だ。前述の通り、フランスで皮革を学んだテデ・チャンドラ氏とルディ・スパーマン氏が多くのタンナーで人脈を築いたことで、現代でも高級靴と同等レベルの上質なフランスレザーを使用した靴づくりを続けている。

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ジャランスリウァヤの革靴はハンドソーンウェルテッド製法を採用しているにもかかわらず、圧倒的なコスパを実現!

ジャランスリウァヤの凄さは素材のほか、その製法にもある。展開している商品の価格帯が2〜3万程度であるのに対し、底付けのほとんどを職人が手作業で行う「ハンドソーンウェルテッド製法」によって製作。ヨーロッパ圏で作られる高級靴の多くは「グッドイヤーウェルテッド製法」が用いられているが、そのグッドイヤーウェルテッド製法の原型であるのがハンドソーンウェルテッド製法だ。この製法はリブを使わないため、中底と本底の隙間に仕込むコルクの量を減らすことができ、グッドイヤーウェルテッド製法に比べてソールのかえりが良い。しかし、その工数の多さから他のシューズブランドであれば、ゆうに10万円はくだらない製法だ。これだけでもジャランスリウァヤの靴がいかに優れているかが分かるだろう。

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圧倒的コストパフォーマンスの秘密とは?

ジャランスリウァヤのもっとも大きな特徴といえば「安価」であることが挙げられるだろう。その大きな要因としては、インドネシアでの人件費の安さが挙げられる。インドネシア人の平均月収はおよそ2万円程度。それに加えて生産ラインの手間数を減らすことで、一日数100足のロットを捌き、素材の品質を下げずに生産コストを下げたものづくりを可能としている。

例えば、ジャランスリウァヤは出し縫いのみを機械で行い、他の底付け作業を職人の手作業で行う“9分仕立て”のハンドソーンウェルテッド製法が売りだが、中底とアッパーを縫い合わせる際、手縫いで行うすくい縫いのステッチ幅を大きく設定している。そのおかげで工程数を減らせるだけでなく、習得するのに10年かかると言われている底付けの作業が簡易化されることで若い職人でも作業にあたることが可能に。また、中底とアウトソールの隙間を埋めるための「コルク」を荒くするなど、見えない部分、履き心地や足あたりに支障が出ない程度に手間数を減らし、簡易化することで他のインポートシューズにはない価格の安さをキープすることを実現している。

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