映画衣装としても重宝されるラルフローレンのアイテムたち
74年には、映画『華麗なるギャッツビー』で主人公を演じるロバート・レッドフォードの衣装として登場するなど、エンターテインメントの場での露出機会も増える。77年のウディ・アレンが監督・主演を務めた映画『アニー・ホール』で、ヒロインのダイアン・キートンがラルフ ローレンのアイテムを着こなし、そのスタイルが“アニー・ホール・ルック”と称され一世風靡するなども。
80年代にはトップブランドとして成長!
80年代に入ると海外店舗をもち、ラルフ・ローレン氏が『Time』誌で表紙を飾るようになるなどトップブランドとしての地位を固める段階に入る。そして日本への展開もはじまり、優雅で豊かなアメリカがそのままスタイルとして表現されたブランドとして上陸。アメリカントラッドを中心とするコレクションはアメリカの上流階級の雰囲気を醸し、象徴的なアイテムとして馴染みのいいスポーツテイストと上品さを兼ねたポロシャツが高い人気を集めることに。
2003年には、東京・表参道にアジアの旗艦店として「ラルフローレン表参道」がオープンするなど、21世紀に入る頃には、日本における定番ブランドとしての認知度も充実。象徴ともいえるアイテムにあしらわれた大小さまざまなサイズのポニーロゴを街中でも目にするのが当たり前になり、今なお絶大なユーザー数を誇っている。
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