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G-SHOCKを国民的ブランドへと押し上げた「5900シリーズ」とは?
発表時には唯一無二の存在として華々しいデビューを飾り、業界にも衝撃を与えたG-SHOCKだが、市場ではそこそこ話題になるくらいで、スクエアケースの「5000系」派生モデルのリリースが続いた10年近くは人気がくすぶっていた状態だった。そこに大きな転機をもたらしたのが往年のファンにはおなじみの名機「DW-5900C」。G-SHOCKのなかでも通称“三つ目”と呼ばれるモデルの元祖である。
日本がバブル景気に浮かれた真っ最中というべき1990年、海外で先行発売された「DW-5900C」は、アメリカ西海岸のスケーターを中心に大ヒット。日本でも紺ブレにチノパンを主体とした“キレカジ”だったり、ライダースジャケットにエンジニアブーツを着用するなどした“渋カジ”といったトレンディなファッションが派生していき、スケーターファッションが一大勢力になる頃だ。「DW-5900C」は、業界人やミュージシャンといった国内のトレンドセッターたちにとっても見逃せないアイテムとなり、彼らが逆輸入し次々に着用することで雑誌やテレビで注目の的に。
1992年には日本国内での販売を開始し、前年までブランド全体で約3万本だった国内出荷数は、このモデルの人気のおかげもあってか一気に約15万本を超える国民的ブランドにまで成長したのだった。
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