ランニングは体力作りや減量に向いており、運動初心者から上級者まで幅広いレベルの人が行っている、言わば運動の基本なようなもの。そんなランニングを実践するなら屋外で気持ちよく走るのもアリだが、空調の効いた室内で快適に走れる家庭用ランニングマシンを活用するのもおすすめ。アウトドアと違ってフラットに走れるので膝や腰への負担も少なく、しかもペースを把握できるのでランニングに不慣れな方でも安心して使えるのが魅力だ。今回は、そんなランニングマシンにフォーカスし、選ぶ時の注意点やおすすめの商品を各メーカーから紹介していく。
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ランニングマシンの選び方とは?
市場を見てみるとランニングマシンの選択肢は豊富で、物によってスペックも大きく異なる。しかも価格もピンからキリまで幅広いので、しっかり吟味して選びたいところだ。そこで、まずはランニングマシンを選ぶときのポイントから紹介していく。
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ランニングマシンの選び方①「相場よりもかなり安いマシンは避ける」
ついつい手の出しやすい低価格帯のランニングマシンを選んでしまいがちだが、長期的に使うことを考えるなら相場よりも安いマシンはおすすめできない。というのも、安い製品の中には部品欠けや設計の甘さが目立つ物もあり、使用中に故障するリスクがあるためだ。基本的にランニングマシンには全体重を預けるので、耐久性・安全性をある程度担保する意味でも、相場もしくはそれ以上の価格帯を選ぶのがおすすめ。格安モデルだと1~2万円台から購入できるが、相場は大体3~5万円ほど。そして本格的なトレーニングに使う場合は10万円以上が目安となるだろう。また、価格のチェックと同時に、トレーニング機器で有名なメーカーかどうかなども確認しておくと安心度は増すだろう。ちなみに手軽にランニングをしたい方は電源不要の自走式がシンプルかつ低コストでおすすめ。
ランニングマシンの選び方②「最高速度や連続走行時間を確認する」
ランニングマシンを選ぶうえで必ずチェックしたいのが、実用性に直結する最高速度だ。たとえばジョギング目的なら12km/h、本格的なランニングをするなら16km/hに対応しているものがおすすめ。ゆっくりと走るジョギング、あるいは早めのウォーキングでも最低5~7㎞/h以上のスピードは必要だ。そして短時間でスピードを上げて走るのに使いたい場合は、20㎞/hほどスピードが出るモデルが好ましいだろう。また、どのランニングマシンにも基本的に連続走行時間が設定されているため併せてチェックしておきたい。連続走行時間が短いものだと30分ほどだが、使い続けるうちに物足りなくなる可能性があるため、60~100分ほど連続してランニングできる製品を選ぶのがおすすめだ。
ランニングマシンの選び方③「大きさや収納のしやすさも大事なポイント」
運動専用の部屋がある場合を除いて、普段からマシンを置いたままにできない家庭には、収納がしやすい折り畳みタイプがいいだろう。そしてランニングマシンの大きさに関しては「少しでもコンパクトになるように…」という考えで小さい物を選んでしまうのは得策ではない。なぜなら身長に合ったサイズのランニングマシンを使うことが安全面で大切なためだ。たとえば体の大きさに合わない小さなタイプを選ぶと、歩幅が足りず踏み外し、転倒する原因になってしまう。そのためランニングマシンを選ぶ時はベルトのサイズが横幅45cm、奥行き歩幅が(身長×0.65)+10cm以上を目安にするのがおすすめだ。もし身長170cmの男性が使うことを想定するなら、120.5cmの奥行きがあるものがいいだろう。
ランニングマシンのおすすめをピックアップ!
ここからはランニングマシンを展開するメーカーからおすすめ商品をそれぞれピックアップ。エントリーモデルから本格的な機能を備えている商品まで紹介するので、自分の用途に合わせて参考にしてほしい。
ランニングマシンのおすすめ①「ALINCO(アルインコ) プログラムランニングマシン AFR1119A」
トレーニング機器のラインナップが豊富なアルインコは幅広い値段帯の商品を展開しているのが特徴。今回紹介するのは、その幅広いラインナップの中でもコスト、機能面でバランスが取れた人気のモデル。最高時速16kmとスピードは申し分なく、折り畳みが可能なので収納面でもバッチリ。また、12種類の運動プログラムを内蔵しているので運動初心者から上級者まで幅広く使えるのが魅力だ。価格は5万円弱だが、一般的なエントリーモデルよりも優れた点が多いのでコスパ抜群のランニングマシンだと言えるだろう。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
40×110cm | 16kg | 90分 |
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ランニングマシンのおすすめ②「BTM(ビーティーエム) 電動ランニングマシン MS282329」
圧倒的なコストパーフォーマンスを誇るのがBTMのランニングマシン。こちらの商品は2021年の新しいモデルで、基本的な性能が揃いながら3万円代というから驚きだ。12種類の運動プログラムや脈拍測定システムはもちろん、BTM独自の衝撃吸収システムを使ったベルトで走り心地の良さを追求した。最高速度は14kmなので少し心細いが、100分の連続使用が可能なので長時間のジョギングにピッタリだ。コスト的にも初心者から中級者くらいまでは十分に活用できる商品だろう。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
42×120cm | 14km | 100分 |
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ランニングマシンのおすすめ③「BARWING(バーウィング) ルームランナー」
エントリーモデルのコスパの良さに定評があるバーウィングから紹介するのは、合計売上額が14億円を突破した大ヒットモデル。人気の高さの理由は、およそ4万円という求めやすい価格に多くの機能が備わっている点。さらに同じ価格帯のマシンよりも選べる運動プログラムが多く、傾斜角度を3段階から選べるという点も長く使い続けるためにありがたいポイントだ。最高時速や連続使用時間、その他の便利な機能など、どの面を切り取っても隙がないので最初に購入する1台として最高なランニングマシンと言っても過言ではないだろう。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
40×120cm | 16km | 99分 |
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ランニングマシンのおすすめ④「DAIKOU(ダイコー) ランニングマシン DK-240T 」
高品質のランニングマシンやダイエットバイクを製造することで有名な日本メーカーのダイコー。値段は他のエントリーモデルより少し高めだが、日本メーカーの1年保証という安心感はありがたい。機能面では他のメーカーの商品に劣っている箇所はなく、体脂肪率測定機能が備わっているのがダイエッターに嬉しいポイント。少し難点なのが届いてからの組み立てに大人2人で約30分かかってしまう点。最初の組み立てに手を抜いてしまうと思わぬ怪我の原因になりかねないので、面倒でも時間をかけてしっかりと組み立てよう。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
40×120cm | 16kg | – |
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ランニングマシンのおすすめ⑤「YouTen(ユーテン) 電動ルームランナー」
ハードなランニングではなくてジョギングや軽いランニングをしたい方におすすめしたい良コスパマシンはこちら。3万円を切る分最高スピードや連続使用時間は少なくなってしまうが、便利な機能は他のマシンと遜色ない。また大きさは通常のマシンよりも1回り小さく、折り畳みが可能なので収納のしやすさはピカイチ。それに3色のカラー展開をしているので、部屋の雰囲気に合わせて色を選べるも嬉しいポイントだ。いきなり本格的なランニングマシンを求めるのではなく、とりあえず試してみたいという方ピッタリだ。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
35×96cm | 10km | 45分 |
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ランニングマシンのおすすめ⑥「Reebok(リーボック) ランニングマシン RVJF-10721BK-1BT」
スニーカーなどでお馴染みのスポーツブランドのリーボックのランニングマシンは高品質な本格モデルが売り。ジムに置いてあるような業務用と同じような見た目、機能のランニングマシンを手軽に自宅で体験できるのが醍醐味。本体は大きくて重いので移動が大変だと思うかもしれないが、ガスアシスト機能で折り畳みも簡単。また、専用アプリと連結させて運動の記録ができ、Bluetoothを連動できるのも便利な要素だ。さらに27種類ある運動プログラムの1つで海外の都市をランニングしているかのような体験ができるのも見どころの1つ。本格モデルなので値段は高めだが、ジムで体験することを自宅でいつでも体験できるというのはかなり魅力的ではないだろうか。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
51×151cm | 20km | – |
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ランニングマシンのおすすめ⑦「Johnson Health Tech(ジョンソンヘルステック) ホライズン Adventure1」
世界的フィットネスマシンメーカーのジョンソンヘルステックの家庭用ブランドとして誕生したのがホライズンシリーズ。家庭用と言っても性能は業務用とほとんど変わらず、質の高さは折り紙付きだ。ハイエンドモデルなので値段は高いが、充実のアフターサービスと作りの良さ、圧倒的な機能数で高い満足度を得られること間違いなし。また日本国内でも検品、製品チェックを行っている点も海外製の高額の買い物をする上でありがたいポイントだ。もし組み立てが不安な場合は地域によって無料で組み立ててくれるサービスがあるので利用するのをおすすめする。
ベルトサイズ | 最高速度 | 連続使用時間 |
49.5×140cm | 18km | – |
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