
STONE ISLAND(ストーンアイランド)が展開する映像シリーズ「Material Science」は、その発明と変革のプロセスを紐解き、ブランドの思想と技術の深層へと誘う。このたび、エピソード003となる「NYLON METAL-TC」編が公開された。
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「NYLON METAL-TC」とは?金属を用いずにメタリック感を表現した、ストーンアイランドの代名詞的ファブリック
NYLON METAL-TCは、長年の研究開発を経て生まれた、ストーンアイランドを象徴するファブリックのひとつ。2005年春夏コレクションで初登場したこの素材は、光を繊細に屈折させる三葉断面構造の、ブラックとホワイトのナイロン糸で構成される。ブラックの緯糸とホワイトの経糸による織りは、染色時に独特の反応が生まれ、白い糸のみが染料を吸収。その特性を利用することで、金属糸を用いずに独特のメタリックな光沢を実現している。
「TC」はイタリア語の“TINTO CAPO(ティント・カポ)”の頭文字であり、ストーンアイランドが得意とする、製品染め(ガーメントダイ)を意味する。自社開発の手法とカラーレシピにより、衣服が完成してから全体を染色することで、素材の玉虫色の輝きを一層引き立てると同時に、奥行きのある色調とニュアンスをもたらす。
NYLON METAL-TCの変遷繊維構造の可能性を追求!20年以上にわたってアップデートし続ける独自ファブリック
2005年に誕生して以降、NYLON METAL-TCは進化を重ね、ストーンアイランドの素材開発における中核的存在となっている。2016年春夏には、ブラックの緯糸をカラーヤーンに置き換えたNYLON METAL COLOUR WEFT WATROが登場し、強い色彩コントラストによって虹色効果をさらに強化。2019年秋冬は、マイクロリップストップ構造と内側の樹脂加工を特徴とするNYLON METAL WATRO RIPSTOP-TCが発表された。2020年秋冬には、光沢のあるナイロン経糸とカラーポリエステル緯糸を組み合わせ、糸の張力差によって立体的なスクエアモチーフを生み出すPOLY-COLOUR FRAMEが登場。2023年秋冬シーズンは、ECONYL®を採用したMACRO RIPSTOP NYLON METALが発表され、拡張されたリップストップ構造と、染色によって際立つホワイトヤーンを特徴としたファブリックが登場した。
2026年春夏コレクションは?ECONYL®を用いたNYLON METAL TCを、より幅広いラインナップで展開
そして今回の2026年春夏コレクションでは、2005年以降の進化の流れをさらに発展させるものとして、ECONYL®を用いたNYLON METAL TCを、多様なウェイトと構造で展開する。ブランド定番のダウンジャケットに加え、フロントにパッチポケットを備えたフィールドジャケットやカーゴトラウザーズ、さらに半袖シャツやショーツなどがラインナップ。カラーパレットは、マラカイトグリーンやモスグリーンといった鮮やかな色調から、マッドやソフトグレーといった落ち着いたトーンまで幅広く展開される。
ストーンアイランドとは?素材研究によって衣服の可能性を広げる、アパレル界のパイオニア
1982年の創業以来、ストーンアイランドは素材研究とイノベーションに心血を注ぐブランドとして、確固たる地位を築いてきた。アパレル用途としては一般的ではなかったファブリックの応用から誕生した同ブランドは、「Research. Form. Function.(研究・形状・機能)」という不変の理念のもと、可能性の限界を押し広げながら、衣服と素材の関係性を再定義し続けている。また、長年にわたる革新の積み重ねにより、独自の素材、加工技術、そしてカラーレシピの豊かなアーカイブを築き上げてきた。






































