ダウンジャケット コーデ メンズ特集!無敵の冬アウターをスタイリングするコツと実際の着こなし事例を紹介

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ダウンジャケット コーデ メンズ特集!無敵の冬アウターをスタイリングするコツと実際の着こなし事例を紹介

今回は、無敵の冬アウター「ダウンジャケット」を使ったコーディネートとおすすめのアイテムを紹介!

ダウンジャケットとは?

ダウンジャケット(Down Jacket)とはアヒル(ダック)やガチョウ(グース)など、水鳥の羽毛を中綿として使用した防寒用のアウターで、1936年にエディー・バウアーが自身の趣味とする釣り用の防寒着として開発した製品が元祖とされている。通常のダウンジャケットはダウンボールというふわふわの綿毛と、中央に羽軸のあるフェザーをミックスした中綿を使用。これは羽軸のあるフェザーの弾力によりダウンボールのロフト(かさ)と、暖かい空気を閉じ込め熱を保持する何千もの小さなエアポケットを維持するためだ。そしてこのダウンの持つ反発力こそ保温性の要であり、一定の圧力をかけたときの羽毛の膨らみ度合いを数値化したFP(フィルパワー)によって表記され、このフィルパワーが高いダウンほど保温性に優れた高品質のダウンジャケットとみなされる。

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ちなみに1羽の水鳥からとれるダウンの量は5gから10g程度とされ、フィルパワーの限界値はダックダウンで760、グースダウンで800。昔から食肉用として飼育されてきたアヒルは飼育コストが抑えられるためガチョウの方が高価格となる。そのためラグジュアリーブランドのプレミアムダウンには主にグースダウンが使われており、多くのダウンジャケットは最も効率的にパフォーマンスを発揮できるダウン90%とフェザー10%の混合率に設定されている。一般的に海外ではナイロン素材のアウトシェルをキルティング加工し内部に中綿を詰めたジャケットをパファージャケット(puffer jacket)やパデッドジャケット(padded jacket)などと呼び、ポリエステルなど化繊系の中綿ジャケットと同じくダウンジャケットもこれに含まれる。しかし、この二つの名称はあくまでジャケットのスタイルを総称するものであり、厳密に組成に関してダウンが使用されているジャケットを限定するなら、「Down Jacket」の名称が適切だ。

ダウンジャケットをコーディネートする際の3つのコツとは?

ダウンジャケット コーデのコツ①「引き締め効果を期待できる黒モデルでモコモコシルエットのもっさり感を抑制しモノトーンでスタイリッシュにまとめる」

ボリュームと丈のバランスを見誤ると野暮ったい印象になりかね無いダウンジャケットは、引き締め効果を期待できる黒モデルでもっさり感を抑制し全身をモノトーンでスタイリッシュにまとめることが攻略の定石。白差しや抜け感の演出で重見えを回避し、メリハリのあるシルエットで単調さを払拭すれば、スタイリッシュかつ新鮮な着こなしも思いのままだ。

ダウンジャケット コーデのコツ②「シルエットにメリハリを効かせ抑揚のあるスタイリングを表現」

ダウンジャケットの着こなしにおいて最も重要なのは、メリハリのあるシルエット作りと野暮ったさを感じさせないスマートさ。とりわけボリュームのあるダウンジャケットやトレンドのオーバーサイズモデルの場合は、ストリートにおけるヒップホップの文脈でルーズに着こなすにせよ、モードなアプローチでレイヤードをクリエイティブに表現するにせよ、如何にメリハリのあるシルエットを魅力的に演出できるかがお洒落見えのポイントとなる。これまではボリューミーなダウンジャケットにスリムフィットのボトムスを合わせメリハリをつけるのが主流であったが、昨今ではワイドパンツやバギージーンズとのペアリングにレイヤードを強調し立体感のあるシルエットで魅せる着こなしも手練れの洒落者を中心にもてはやされている。

ダウンジャケット コーデのコツ③「大人っぽくスマートな着こなしを狙うなら着膨れしないナイスなシルエットのアイテム選びでコーデを差別化」

トレンドにチューニングしたアイテム選びももちろんアリだが、大人っぽくスマートにダウンジャケットを着こなすのであれば、厚手のインナーをインサートしても着膨れしないナイスなシルエットのアイテムをチョイスすることが重要だ。ボリュームと丈感のバランスが良好でモコモコ感が抑制され、スラックスやチノパンなどキレイめな大人顔の定番パンツと合わせてすっきり見えるものであれば申し分なし。決して視野狭窄に陥ることなくボトムスとの合わせを想定したアイテム選びをすることが、ダウンジャケット攻略の決め手と言っても過言ではない。

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