腕時計は右手/左手どちらにつけるのが正解か?

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腕時計は右手/左手どちらにつけるのが正解か?

ドライバーにとっての操作性の良さを追求したレーシングモデルの一部はリューズが左側にあるのに、左手首装着を想定!?

時計の世界において、1大ジャンルとなっている”レーシングモデル”の一部に見られるのが、リューズやストップウォッチなどの操作ボタン(プッシャー)が左側面についているディテール。これらのモデルには、レーシングドライバーが時計をつけた左手でハンドル操作をしながら、力をこめやすい右手の親指でボタンを押しやすくするために、プッシャーが時計の左側面に配置される。ダカールラリーのスポンサーを務めたEDOXのクロノラリーが有名だ。

Edox Chronorally

前述のレフトハンドモデルと同じく操作系が左側面にあるものの、その理由は全く異なり右利き用に設計されているというのはなんとも面白い。

腕時計を右手首につけるのは”平和の象徴”!?

聞くことが多いのが、時計を右手首につけることは”平和の象徴だ”という説。スナイパーが、暗殺対象にライフルを構えている状態を想像してほしい。右手首に時計をした場合、暗殺予定時刻を確認するために、ライフルの引き金にかけた指を一旦はずす必要が。下手をすると暗殺対象を逃してしまったり、暗殺をやめようと思いとどまったりすることも考えられる。右手首に腕時計をはめることは暗殺対象の命を救うことにつながるという着想から「右手首に時計をつける=平和の象徴」となったそうだ。ちなみにこの説については出典不明で真偽のほどは定かではないので、うんちくとして語る時にはニュアンスに注意して洒落っぽく軽く話すのがおすすめ。

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