メンズのスーツ選びでイタリアファクトリーブランドが人気を集める5つの理由

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メンズのスーツ選びでイタリアファクトリーブランドが人気を集める5つの理由

③「ファクトリーブランドは、年々ブランド力が高くなっている」

昔は知る人ぞ知るイタリアファクトリー系ブランドであったが、国内の各メディアで特集が組まれたりセレクトショップで展開されたりとブランドの認知・イメージが上がり、良好なイメージを獲得している。また最近では、一流ブランドが老舗ファクトリーに生産を委託していることを示すことで信頼性を高めるといった「逆転現象的な動き」も見られる。最近ではファッションアイコン的な海外セレブもイタリアブランドを着用している。

 

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④「既製品のためオーダーよりも安心」

ファクトリーブランドとして日本で特に人気を集めるのは「ラルディーニ」「ボリオリ」「タリアトーレ」あたり。生地やブランド、ディテールにもよるが10万円〜15万円の価格帯が多い。となると「オーダースーツ」も選択肢に入ってくる。テーラーが採寸を行い型紙からおこしていくフルオーダーは難しくとも、既定のスーツデザインベースを個々の体型に微調整するパターンオーダー、既定のパターン型紙を体型にあわせて微調整していくイージーオーダーは十分に可能だ。しかしパターンオーダー、イージーオーダーともにベーススーツや型紙のデザイン、テーラーの経験・技術・センス、そして顧客側のテーラーに的確に要望を伝える能力といった複数の変数によって仕上がりの良し悪しが大きく左右される。「スーツのオーダーで想定通りの仕上がりにならなかった」という経験をされた方も多いのではないだろうか。それに対してファクトリーブランドのスーツは、既製品のためスタイリッシュなスーツとしてデザインが完成されている。1着目は失敗しても、2着目・3着目とステップを踏みながら理想に近づけていくという根気のある方でなければ、既製品の方が間違いなく安心だ。

⑤「肩幅があったり、手が長い人に特におすすめ」

「肩幅が広かったり手が長い人」いわゆる標準的な日本人体型比較において、身長に対して裄丈が長い人は国産吊るしのスーツが合わないことが多く困っているもの。裄丈に合わせてスーツのサイズをワンサイズ上げて胴回りが太くなってしまうケース、逆に胴回りにあわせて袖が短くなったり肩がパツパツになるというケースに悩まされる方も多いのではないだろうか。ファクトリーブランドのスーツは、セレクトショップ別注品などを除き欧米人体型に合わせて作られているため、そんな悩みを抱える方には特にオススメだ。

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