金木犀の香水。メンズはどうやって選ぶべき?

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三大香木の一つに数えられる“金木犀”。その独特な甘い香りをまとう女性に魅力を感じる男性は多いが、自分用の香水を“金木犀”を軸に探す男性も少なくない。金木犀を用いた香水は、どちらかと言えばフェミニンな印象に仕上がったものが多いが、今回は男性的な印象もキープしながら、しっかりと“金木犀”の香りを楽しめる香水の選び方を、調香師であり香水ブランド・リベルタパフュームの代表でもある山根大輝氏に話を伺った。

※アイテム選定に関してはOTOKOMAE編集部が行なっております。

監修
調香師 山根 大輝さん

1991年、千葉県生まれ。大学卒業後、外資系コンサルティング会社で働きながら、独立調香師に師事し調香を習得。2020年にオーダーメイド香水ブランド『リベルタパフューム』を立ち上げ“香りの民主化”を掲げる。調香師、ブランドディレクターに加え、数百本の香水コレクションを持つ生粋の香水マニアでもある。

メンズライクな金木犀の香水を選ぶ手法は2つ!

金木犀の香水 メンズ選び方①「シトラス系やウッディ系をメインとした金木犀の香水を選ぶ」

メンズ向けの香りの代表格として、シトラスとウッディの要素は欠かせない。そこに金木犀の香りをアクセントとして使っている香水はメンズにもおすすめだ。例えば柑橘の爽やかな香りの中に、ほんのりとフルーティな金木犀が混じると、少し柔らかい印象を与える香りになる。またウッディの中に金木犀が混じると、ハードでシャープな男性的な印象が、少しニュートラルで優しい印象に。その一方でフルーティフローラルがメインとなると、どこか女性的な印象に受け取られてしまうこともあるので、男性的なシトラスやウッディ、またはオリエンタル調の少し重ための香りの要素があるものを選ぶといいだろう。

金木犀をアクセントに使った香水を探す

調香師 山根大輝さん
シトラス系ならベルガモットやプチグレン、ウッディ系ならサンダルウッドやシダーウッドが含まれているかチェックするのがおすすめです。実際のところシトラス系やウッディ系に金木犀の香りが混じることは稀なので、自分好みの1本と出会えたときの喜びも格別なものになると思います。

金木犀の香水 メンズ選び方②「金木犀の天然香料を採用した香水を見極めるべし!」

金木犀の香水選びにおいてメンズが見るべきは、天然香料である“オスマンサスアブソリュート(Osmanthus Absolute)”が使われているかどうか。アブソリュートというのは特殊な溶剤で香りを抽出する方法で、熱を加えないため本来の香りを楽しめるという利点がある。本来の金木犀には、フルーティフローラルな中に、じっとりとしたアニマリック(動物的)な要素があるため、天然香料をメインとした香水はメンズも使いやすい。また、発酵したお茶のような香りの要素も持つため、その香りの奥深さと親しみやすさもメンズにはグッとくること間違いなし。ちなみに、オスマンサスアブソリュートは1kg300万円する超高級な香料なので、必然的に選ぶ香水も高級路線なものになることは留意しておきたい。

オスマンサスアブソリュートを採用した香水を探す

調香師 山根大輝さん
金木犀の天然香料である“オスマンサスアブソリュート”の使用有無は、そのブランドが天然訴求をしているかどうかで判断がつきます。たとえば、商品ページに“天然香料使用”などと記載があれば間違いないでしょう。あるいは原料やノート(香調)にオスマンサスアブソリュートと載っているケースもあるので、気になる金木犀の香水があったら、まず調べてみるのが◎
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