きちんと歯磨きしているのに、口腔内のネバつきや口臭が気になったりという方は少なくないのでは?そんな方にぜひ取り入れてほしいのがマウスウォッシュ。瞬時に口内を爽やかにしながら、口臭の原因となる歯周病などを防げるアイテムだ。今回はそんな「マウスウォッシュ」をテーマに、基礎知識からおすすめのアイテムまで一挙紹介!
歯科口腔外科にて2年間の研修医を経て、湘南東部総合病院の歯科口腔外科に勤務。その後、湘南美容外科・歯科クリニックの分院長に就任。2016年には高谷秀雄歯科クリニックを開設し、院長・理事長としての手腕を発揮。断らない医療をモットーに、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、ひとりひとりに合った歯科治療の提供を心がけた病院を目指している。
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マウスウォッシュとは?
マウスウォッシュとは液体タイプのオーラルケア商品のこと。口に含んでゆすぐことで口内を浄化し、爽快感を与えたり、虫歯や歯周病の予防や口臭ケアができるアイテムだ。通常の歯磨きでは届きにくい部分まで液体が行き渡るため、オーラルケアを念入りにするなら取り入れるべきだろう。
マウスウォッシュとデンタルリンスの違いとは?
マウスウォッシュと混同されがちなのがデンタルリンス。どちらも液体タイプのオーラルケアグッズで、パッケージデザインが似ていることもあり一括りにされることが多い。しかし実際のところ使い方は異なり、マウスウォッシュは口をゆすぐだけでOKなのに対し、デンタルリンスは液体歯磨きであるため歯ブラシを使わなければ効果は得られない。マウスウォッシュだと思ったら液体歯磨きだった、なんてことも少なくないので、パッケージの表記をよくチェックして購入しよう。
@otokomaelab マウスウォッシュと液体歯磨きは別物です。#マウスウォッシュ #口臭ケア #口臭ケアの方法 #虫歯予防 #豆知識的なやつ #エチケット ♬ RUNAWAY – KAYDEN
マウスウォッシュの正しい使い方!効果的に使って男を磨こう
マウスウォッシュを効果的に使うのであれば、必ず押さえておきたい3のポイントがある。口内環境を良くするためにも絶対にチェックしてほしい。
①歯磨きは必須。必ず磨いてからマウスウォッシュを使うこと
マウスウォッシュだけで口内をキレイにすることは基本的に難しいため、あくまでも歯磨きの補助アイテムとして取り入れるのが正解。とくに歯垢が溜まりやすい歯周ポケットなどにも行き渡らせるためには、最初に歯磨きをして歯垢を取り除く必要がある。ただし、口内を爽やかにしたいだけのときは、どのタイミングで使っても問題ないので安心してほしい。
②使いすぎは危険!メーカー推奨の使用量・時間を守ろう
使用する商品によって使用量や使用時間が異なるため、必ず確認してから使おう。マウスウォッシュは使いすぎると口内の必要な常在菌まで殺菌してしまい、口内環境を乱す原因に。しかもマウスウォッシュに含まれるエタノールによって正常な唾液腺細胞がダメージを受けてしまい唾液が減少し、口臭が悪化する場合もある。また、1日に何度も使うのもNG。最大でも1日3回までに留め、口内の菌バランスを適切に保とう。
③炎症中は要注意。アルコール配合orノンアルコールは双方に魅力あり
マウスウォッシュは清涼感ある使い心地にするため、アルコールを配合した製品が多い。瞬時にスッキリとするだけではなく、アルコールには殺菌作用も期待できるため口臭予防として適しているのだ。しかし、口内炎など炎症を起こしている場合は、アルコールが刺激となり傷口を悪化させる可能性も。その場合は低刺激なノンアルコールタイプのマウスウォッシュでケアするのが鉄則だ。刺激感が苦手なメンズもノンアルコールのほうが使いやすいだろう。
マウスウォッシュのおすすめ10選!化粧品から医薬部外品まで幅広くピックアップ
マウスウォッシュは化粧品と医薬部外品に二別され、使用感や効果・効能が大きく異なる。化粧品は主に口内の浄化をメインとしているのに対し、効果が認められた有効成分を含んだ医薬部外品は虫歯や口臭のケアができるのだ。また、製品によって配合されている薬用成分が違うため、購入する際にはどんな効果があるのかしっかりチェックしておきたいところ。ここからは、そんなマウスウォッシュのおすすめを幅広く紹介!
マウスウォッシュのおすすめ①「NONIO(ノニオ) マウスウォッシュ クリアハーブミント」
口臭科学から生まれたノニオは医薬部外品のマウスウォッシュを展開。独自の長時間殺菌システムで、朝から夜まで口臭予防。殺菌成分の「CPC」が舌や口の隅々まで行き渡り、口臭の原因に直接アプローチする。さらに合成香料ではなく天然ミントにこだわり、フレッシュかつ自然な美味しさのフレーバーが好評だ。
マウスウォッシュのおすすめ②「LISTERINE(リステリン) オリジナル」
国内シェアNo.1の実績を誇る、マウスウォッシュのパイオニア。4種の有効成分が歯磨きだけでは届かない口内の隅々までケアし、虫歯や歯肉炎などのトラブルを予防。ビタードライ味でリステインシリーズの中で最も刺激が強い処方。控えめな刺激では物足りない、とにかくスッキリ感を求めるメンズにおすすめ。
マウスウォッシュのおすすめ③「ブレスラボ マウスウォッシュマルチケア シトラスミント」
寝起きや緊張時など唾液が減る瞬間に起こる「生理的口臭」と、歯周病や歯垢による「病的口臭」が口臭の原因の約9割を占める。ブレスラボは口臭の発生原因・菌・物質の全てをトータルケアするから、2大口臭を撃退できる。アルコールフリーなので、歯肉炎などを抱えるメンズも安心。シトラスミント風味だからアルコールがなくてもある程度の爽快感が実感できるだろう。
マウスウォッシュのおすすめ④「モンダミン モーニングクリア」
起床時の口の不快感。瞬時にケアしたいものの、朝食やコーヒーの味を邪魔するマウスウォッシュが多く悩んでいないか?モンダミンのモーニングクリアはそこに注目し、後味が残りにくい仕様。ゆすぐだけでネバつきの原因であるタンパク質汚れをしっかり落とすから、忙しい朝でも取り入れやすいアイテムだ。
マウスウォッシュのおすすめ⑤「クリニカ クイックウォッシュ」
独自酵素がプラーク(歯垢)を分解・除去する新感覚のマウスウォッシュ。一般的なマウスウォッシュよりも歯垢の除去に優れているため、歯磨きができない状況下に役立つ。低刺激なノンアルコールタイプなので、体調不良で動けないときの緊急ケアとしても良いだろう。Amazon限定でミニサイズが付いてくるので、持ち歩き用としても◎。
マウスウォッシュのおすすめ⑥「Ora2me(オーラツーミー) マウスウォッシュステインケア」
匂いや着色汚れの元であるステインを除去し、ホワイトニング効果まで期待できるマウスウォッシュ。匂いを吸着するオドリコソウエキスとシクロデキストリンが、舌の匂いまでも除去。ステインコントロール成分が歯表面をコーティングし、タバコやコーヒーなどが原因のステインを付きにくくするのもポイント。
マウスウォッシュのおすすめ⑦「G・U・M(ガム) ガム・ナイトケアリンス」
夜の歯磨き後に使用。歯茎からの出血を防ぎ、歯垢の付着や口臭、歯肉・歯周病予防の効果が期待できる。口内環境は寝ている間に悪化しやすく、寝る前のケアは特に重要。歯磨きの仕上げとして取り入れればスッキリとした朝を迎えられるだろう。
マウスウォッシュのおすすめ⑧「Okina(オキナ) 薬用マウスウォッシュ」
個包装で使い切りタイプのマウスウォッシュ。殺菌成分CPCとキシリトールの働きで虫歯になりにくい歯へ導く。軽量の手間がなく面倒な朝も瞬時にケアが完了。カプセル型のためマウスウォッシュ感がなく、インテリアの邪魔をしないのもポイント。家族やパートナーにマウスケアがバレたくないメンズでもこれなら安心だ。
マウスウォッシュのおすすめ⑨「Ciメディカル オーラルクールCHX」
歯科医師が開発した医薬部外品のマウスウォッシュ。消臭力が高く、不要な細菌にしっかりアプローチ。コップに出して水と希釈する必要があるため少し面倒ではあるが、歯科医が関わっていることもあり人気を集めている。手間をかけてでもしっかりケアしたいメンズに向いているだろう。
マウスウォッシュのおすすめ⑩「プロポリンス マウスウォッシュ」
個包装タイプのマウスウォッシュで、衛生的かつ携帯用として便利。プロポリスとお茶の葉のエキスを癒合することで、口内の汚れを黒いタンパク質汚れとして固めるのが特徴。吐き出した際に黒い塊が出てくるから、口内の汚れが一目瞭然!汚れが目視できるから洗浄効果を実感しやすく、継続に繋がりやすい。これまでマウスウォッシュが続かなかったメンズにもおすすめだ。