スニーカー界をリードする世界的スポーツメーカー「NIKE(ナイキ)」。同ブランドが誇る独自の軽量クッショニングシステム、“ナイキエア”を初めて搭載した記念すべきモデルをご存知だろうか?それが「エア テイルウィンド」だ。今回は、クッショニングに革命を起こした歴史に名を残す1足、ナイキのエア テイルウィンドにフォーカスを当て、特徴と魅力を徹底解説!
スポンサーリンク
「NIKE(ナイキ)」設立のきっかけはオニツカタイガーにあり。その歴史とは?
アメリカの太平洋側の北部 オレゴン州にて1968年に設立された「NIKE(ナイキ)」。当時スタンフォード大学の学生であったフィル・ナイト氏と、オレゴン大学の陸上部でコーチを行っていたビル・バウワーマン氏の2人によって設立されたブランドで、当初は「ブルーリボンスポーツ」という名称であった。設立以前から日本のシューズメーカー「オニツカタイガー」とスポーツシューズの開発を行っていたり、「オニツカタイガー」のランニングシューズを日本から輸入し、アメリカのサンフランシスコで販売していたという経緯を持つ。その後さらなる高みを目指すことを決め、「オニツカタイガー」との取引を終了。そのタイミングでオニツカタイガーから技術者を引き抜き、トレーニングシューズを生産し始め、さまざなモデルを開発するブランドへと成長を遂げたのだ。バスケットボールシューズの名作や、今回紹介するエア テイルウィンドに搭載されている革新的なテクノロジー「ナイキエア」など、さまざまなヒット作を生み出し、現在では世界的スポーツメーカーとして君臨している。
「エア テイルウィンド」に初めて搭載された“ナイキエア”の特徴とは?
ナイキエアは、1978年のホノルルマラソンに合わせてデビューした「エア テイルウィンド」に初めて搭載され、翌年に正式発表を遂げた革新的な技術だ。エアをソール内に圧縮することで、まるで空気を踏んでいるかのようなクッション性に富み、歩行時の衝撃を吸収してくれることによって、快適な履き心地を実現してくれるテクノロジーだ。
昨今注目されている“サステナブル(持続可能な社会)”を意識し、再生可能エネルギーを100%使用し製造を行っているナイキエア。50%ものリサイクル素材を採用していることにより、地球にやさしいテクノロジーを実現している。環境にも足にもやさしいモノづくりも、ナイキが世界中から高い評価を得ている理由のひとつだ。
2/2GO TO NEXT PAGE