
第二次世界大戦前、極寒の空を飛ぶ米軍パイロットの命を守るために生まれたB-3ジャケット。現在では、その圧倒的な保温性と重厚な佇まいで冬の定番アウターとして君臨している。今回は、B-3ジャケットが誕生してからファッションアイテムに昇華されるまでの歴史を辿り、最後にはおすすめモデルを紹介!
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B-3ジャケットとは?1934年、米軍によって開発されたムートンがあしらわれたレザー製のフライトジャケット
1930年代、航空戦の長距離化と高高度化にともない、米陸軍航空隊では極寒対策が急務となった。マイナス30℃にも達する爆撃機の機内で、乗員の生命を守るために生まれたのがB-3ジャケットである。1934年にB-2ジャケットに続くフライトジャケットとして開発され、乗員の装備として正式採用された。
表面には肉厚のシープスキン、ライニングにはムートンを採用。大型の襟ストラップやウエストベルトは、防風とハーネス装着を考慮して設計されている。また、原型は同時代に英国空軍が採用していたアーヴィンジャケット。米軍がそのデザインをベースに高性能版を開発したとされている。
B-3ジャケットの歴史戦後には民間でも流通!スティーブ・マックイーンが映画で着用して人気となり、今では真冬の定番アウターに
1940年代に突入し、爆撃機のコックピットに温度調節機能が搭載され、戦場では姿を消したB-3ジャケットだが、その後は米国の余剰物資として民間市場に流通。機能性に裏づけられた無骨な姿は、戦後の若者たちに受け入れられ彼らの普段着に。
1962年、映画『War Lover(戦う翼)』では、作中にて主演を務めるスティーブ・マックイーンがB-3を着用。爆撃機の搭乗シーンのみならず、任務後にシャツの上に着こなす余裕と力強さに、世界中の男性が魅了された。
1980年代にはヴィンテージミリタリーブームの流れでB-3ジャケットがファッションシーンでも定番に。それ以降は、多数のラグジュアリーメゾンなどがオリジナルを再解釈した商品を発表し、ランウェイにも登場するアイテムとなった。今では、ファストファッションブランドなど幅広い価格帯のブランドが手掛けており、メンズのみならずウィメンズにおいても人気を博している。
ここからはおすすめのB-3ジャケットを紹介!
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