ふとした時に「あれ、臭うかも?」と気になるのが頭皮のニオイ。単に洗っただけではなかなか消えないため、しっかりとした対策を講じたいところ。そこで今回は、頭皮が臭う原因から解決策、改善におすすめのグッズまで一挙に紹介!
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気になる頭皮のニオイ…その原因とは?
ふとした瞬間や枕のニオイを嗅いだときに「ん?」と気になる頭皮のニオイ。解決策を確認する前に、その原因を探っていこう。
頭皮のニオイの原因①「皮脂の過剰分泌&酸化によって独特のイヤ〜な臭いに」
頭皮は意外にも皮脂分泌が多い部位で、その量はなんとTゾーンの約2倍と言われている。男性ホルモンの影響によって皮脂が多く分泌されるため、頭皮もベタつきが気になることが多い。皮脂はそのままだと臭いを発することはないが、汗や脂肪酸と混ざることで酸化し独特のイヤな臭いに。加齢とともにホルモンバランスが乱れやすくなるため、年齢を重ねるごとにニオイが強くなる男性も少なくない。
頭皮のニオイの原因②「雑菌の繁殖も主な原因。頭皮環境を清潔に保つことが大事」
脂肪酸やシャンプーの残りカス、髪の毛に付着したホコリなどは頭皮の常在菌のエサとなる。それによって雑菌が繁殖すると次第にニオイが増していき、不快感を与える悪臭を目立たせることに。そのため“皮脂”と“雑菌の繁殖”を防ぐことがニオイ対策には有効だ。
頭皮のニオイの原因③ストレスや生活習慣
毎日のストレスや不規則な生活習慣が原因で自律神経が乱れ、皮脂が多く分泌され悪臭を放つことも。毎日の食事や睡眠時間を見直して、健康的な生活を送ることも頭皮環境にとっては大切だ。食生活が悪い・睡眠不足・運動不足などに当てはまるなら、日々の生活が原因かもしれない。
頭皮のニオイを軽減するケア方法を5つ紹介!
ここからは、少し意識するだけでも頭皮のニオイを改善できるケアの方法を紹介する。意外と簡単なことで匂いを軽減できるので、ぜひ今日から習慣化していこう。
頭皮のニオイのケア方法①「シャンプー前はブラッシングをして汚れを浮かす!」
ブラッシングというと髪の長い人がするイメージだが、髪の短い男性もシャンプー前に取り入れるのがおすすめ。ブラシは髪を梳かすだけでなく毛穴に詰まった頭皮の汚れなどを浮かす役割があるため、事前にブラッシングしておくことでシャンプーの効果を高めることができる。もし髪を濡らしてもブラッシングできないほど強力なスタイリング剤を用いている場合は、シャンプー前にトリートメントやコンディショナーを塗布して滑りを良くするとブラッシングしやすいだろう。
頭皮のニオイのケア方法②「ぬるま湯で予洗いするのも大事な工程!」
シャンプー前にはぬるま湯で予洗いをすることが欠かせない。というのも、それだけで頭皮の汚れが約7割ほど落ちると言われているためだ。シャンプーは皮脂が多いと泡立ちが悪くなり洗浄力を充分に引き出せなくなるため、35~40度ほどのぬるま湯で事前に洗い流しておこう。大体2~3分でOKで、予洗いしながらブラッシングするのもアリだ。
頭皮のニオイのケア方法③「シャンプーは泡立ててから塗布するのが最も効果的!」
シャンプーを手に取りそのまま頭皮に付けてしまうという男性も少なくないだろう。しかし、それだとムラができてしまい頭皮を均一に洗うのが難しくなってしまう。さらには一部のみ洗いによってフケや乾燥肌、かゆみなどを生じる可能性も。そのため、シャンプーを手のひらで充分に泡立ててから頭皮全体に馴染ませていくのがおすすめだ。髪専用のパーツモデルや美容家の中には“洗顔ネット”を活用して濃密な泡を作ってからシャンプーするという方もいるので、優しく労りながら頭皮を洗いたい方はぜひ実践してみてほしい。
頭皮のニオイのケア方法④「シャンプーのすすぎ残しは禁物!大体2~3分かけて洗い流せば不要な汚れがオフできる」
シャンプーをしっかり洗い流したと思っても意外と髪や頭皮に残っている可能性が高い。これらが雑菌の餌となりニオイの元となるため、入念に洗い流しておきたいところ。とくに泡やヌルつきが無くても残留しているケースが多いので、予洗いと同様2~3分ほど時間をかけて洗い流すのが確実だ。不要な汚れをしっかりとオフして頭皮環境を清潔に保とう。
頭皮のニオイのケア方法⑤「ドライヤーでしっかり乾かすのがポイント」
ほぼ髪の長さに関わらずマストで行うべきなのがドライヤー。シャンプー後の生乾き状態は菌の温床となるため、必ず風呂上がりには髪や頭皮を早急に乾かして菌が繁殖しにくい状態に仕上げるのが大事。もしミディアムヘアなどで乾かす時間が長い場合はヘアオイルで指通りを良くして温風を頭皮に当てやすくしたり、早く乾かすスプレーを活用するのもおすすめ。
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