
「STONE ISLAND(ストーンアイランド)」が「Prototype Research(プロトタイプ・リサーチ)」から新コレクションを発表。ミラノ・ファッションウィーク期間中のプレゼンテーションにて披露された本コレクションでは、リバーシブルのフーデットカーディガンが登場する。1色につき1着のみ合計100色で展開。鮮やかなカラーから落ち着いたトーンまで多彩に揃い、それぞれが唯一無二の一点モノとなっている。
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アウトドア向け先端技術をニットウェアに応用ラミネート加工により防水・透湿性を備えたリバーシブルニットを100色展開!
ストーンアイランドの「Prototype Research」は、2016年より不定期で発表される数量限定コレクション。研究および実験の過程から生まれ、いまだに工業化されていない素材や加工技術を用いたアイテムで構成されている。
今回の「Prototype Research_Series 09」は、シリーズで初めてニットウェアが主題となっており、コットン・シェニール製フーデッドカーディガンがラインナップ。リバーシブル仕様となっており、片面にはシェニールヤーン素材ならではの立体的なニットの表情を反映。もう片方の面には“HDry®メンブレン”という主に登山靴やアウトドアグローブ向けに開発された、防水・透湿性を備えた膜がラミネートされている。ニット面はカンガルーポケット、ラミネート面はジップポケットが配置されたデザインに。
本作最大の特徴は“HDry®メンブレン”をニットに直接熱圧着する「エアブロー・ラミネーション・ニット」という革新的な技術が用いられている点。この最先端のラミネーション技術を用いた3Dプロセスは、ガーメントへの応用としては前例のない試みだ。ニットをアウターウェアとして再定義してきたブランドの伝統を基盤に、ガーメントの可能性を拡大する。
また、ストーンアイランドは、本コレクションの生産工程をまとめた動画を公開している。ラミネーションが施されるPROCESS_03では、HDry®メンブレンを内側に備えた膨張式マネキンに、フーデッドカーディガンを装着。そこに熱風を送り込み、その空気圧を利用してメンブレンを完全密着させている。この過程で生まれるわずかな表面のムラにより、各アイテムの個体差と独自性が際立つ。極薄構造のメンブレンにより、ニットの構造、色彩、テクスチャーはすべて明瞭に可視化され、シェニールヤーン特有の立体的な表情も保持している。
PROCESS_04では、メンブレン加工後のジッパー開口部を一点ずつ手作業でカット。工業技術とクラフツマンシップの融合というブランド哲学を体現している。
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ミラノで発表された「Prototype Research_Series 09」本コレクションのニットウェアが生まれる過程をインスタレーションで表現
ミラノファッションウィーク期間中、ストーンアイランドは「Prototype Research_Series 09」のインスタレーションを、ミラノショールームで開催。丸編み機の構造を解体・再構築することにより、プロトタイプが生まれる過程を体感できるインスタレーションとなっていた。本来の機能から切り離された産業部品を配置し、形態と機能の関係性を示すメタファーとして機能させている。ほどかれた糸は円形の台座上空で交差し、装置へと導かれる。これはニット素材の本質を想起させつつ、やがて実験的で複雑なプロダクトへと進化する過程の始まりを象徴。ニットの展示の下に配置された膨張する物体は、本コレクションのラミネーション技術を用いた3Dプロセスを視覚化したもの。この工程を経て、ニットは高度な実験性を帯びた姿で装置から現れ、色彩別に3つの同心円として展示される。さらに、視覚体験を補完するオーディオ・インスタレーションも加わり、視覚・聴覚の両面からより没入的な空間体験を実現した。

































