ローマを拠点にするビッグメゾンフェンディ(FENDI)が、アイコンバッグである「ピーカブー(Peekaboo)」のサヴォアフェールにフィーチャーしたビデオを公開した。ビデオでは数あるピーカブーのモデルの中から「レーザーカット」「インターレース」「インターシャ」といった手法が用いられたバッグが完成するまでの工程を紹介している。
スポンサーリンク
「ピーカブー」のサヴォアフェールにフィーチャーしたビデオが表現するのは、フェンディの“時を超える旅”
フェンディがアイコンバッグ「ピーカブー」のサヴォアフェール(=ブランドの匠の技やノウハウなど)にフィーチャーしたビデオを公開した。レザーやファーなどのラグジュアリーな素材をタイムレスな手法で加工するメゾンのサヴォアフェールをフェンディイエローと共に描いた本ビデオは、「レーザーカット」「インターシャ」「インターレース」といった手法を用いてバッグが完成するまでを紹介している。また、本ビデオでは2015年よりフェンディの本拠となったローマの歴史的建造物イタリア文明宮が登場。長い歴史と共にメゾンが誇る伝統的な手仕事をモダンなテクノロジーを用いて紹介することにより、“時を超える旅”が表現されている。
ビデオで登場したメンズモデル「ピーカブー エックスライト フィット」と「ピーカブー アイコニック エッセンシャル」が“できるまで”
本ビデオではメンズピーカブーより、特徴的なレーザーカットの「ピーカブー エックスライト フィット」と、インターシャ技法で加工されたレギュラーサイズの「ピーカブー アイコニック エッセンシャル」の2つが登場。どちらもムーンスターとのコラボが話題を呼んだ、20SSメンズコレクションのランウェイで実際に登場したモデルだ。ピーカブー エックスライト フィットは、裏面に樹脂加工を施したレザーパネルをフェンディのロゴデザインとなるように切り抜き、内側にペカンストライプの裏地を貼ってフロント部分が完成する。バッグの中からチラ見えする、FFロゴを全面に型押ししたスエードのポケットはピーカブーらしい仕上がりだ。
インターシャ技法が特徴であるレギュラーサイズのピーカブー アイコニック エッセンシャルは、フェンディのアイコンであるセレリアレザー「クオイオ ローマ」を採用。その高貴で洗練されたフロント部分は2枚のレザーを縫い合わせてベースを作り、その上に様々なミンクの層を組み合わせたパネルを重ね、手作業で縫い合わせて完成する。こちらもバッグの中からチラ見えする、FFロゴが全面に型押しされたレザーがピーカブーらしさを感じさせる仕上がりだ。