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ストライプシャツのメンズコーデ完全版。着こなしのコツと定番ブランド10選

ストライプシャツのメンズコーデ完全版。着こなしのコツと定番ブランド10選

爽やかで知的、それでいて無地シャツほど予定調和に見えない。ストライプシャツは、そんな絶妙な立ち位置ゆえに、メンズコーデで長く支持されてきた定番だ。ただし、清潔感が出しやすい反面、合わせ方を誤るとオフィス寄りに傾きすぎたり、どこか学生っぽく見えたりする難しさもある。だからこそ重要になるのが、ベースの色やストライプの色、太さ、間隔をどう見極め、どんなボトムスや足元で受けるかという視点だ。本記事では、ストライプシャツがドレスシャツ由来の品のよさを備えたアイテムであることも踏まえながら、今の空気感に馴染む着こなし事例、失敗しにくい選び方、おすすめブランドまでを一気通貫で整理する。

ベースの色とストライプの色はどう見る?白地は清潔感を、色地は洒落感を引き寄せやすく、ストライプのコントラストがあるほど強印象に

白地のストライプシャツは、クリーンで知的な印象を作りやすいのが大きな強みだ。なかでも白地にブルーのストライプを配したタイプは、清潔感と知的さのバランスが取りやすく、ストライプシャツの王道として支持されてきた。無地の白シャツほど緊張感が強すぎず、柄物としては落ち着いて見えやすいため、きれいめにもビジネスにもつなげやすい。

一方、ベースの生地に色が乗ったタイプは、清潔感よりも洒落感や抜け感が前に出やすい。さらに、ベースとストライプのコントラストが強いほど柄はくっきり映り、装いの印象も強まりやすい。逆に差が穏やかなものは、爽やかさや品のよさを自然に引き出しやすい。ストライプシャツを選ぶときは、白地か色地かだけでなく、どんな色のストライプが走っているか、そのコントラストがどれほどあるかまで見ることが大切だ。

ストライプの強さは何で決まる?細くて間隔の狭いストライプは端正に、太くて間隔の広いストライプは力強く映りやすい

ストライプシャツの印象は、線の太さと間隔の組み合わせで大きく変わる。細い線が狭いピッチで並ぶタイプは柄の主張が抑えられ、全体が端正に見えやすい。無地に近い感覚で取り入れやすく、きれいめなカジュアルスタイルにもビジネススタイルにも取り入れやすいのが持ち味だ。

反対に、線が太く、ピッチ間隔も広いタイプは、ストライプそのものの存在感が前に出やすく、見た目にも力強さや迫力が生まれやすい。コーデの主役として機能しやすいのも特徴だ。ビジネススタイルに取り入れるなら、ジャケットやネクタイの色柄を抑制するのが基本だ。

ストライプシャツ選びで重要なのは、ひとつの要素だけを切り取って見ないことだ。ベースの色、ストライプの色、太さ、間隔がどう組み合わさっているかで、着こなしの方向性は大きく変わる。

ストライプシャツはカジュアルでどう機能する?縦のラインが装いにシャープさを加えるため、ラフに着ても印象が緩みにくい

ストライプシャツをカジュアルスタイルに取り入れる大きなメリットは、縦のラインによって装いにシャープさを加えやすいことにある。無地シャツのように面で見せる服に比べると間延びしにくく、チェックシャツほどくだけた印象にも寄りにくい。だからこそ、ジーンズやスニーカーのようなラフな要素を合わせても、きれいめな空気を残しやすい。軽さを足しながらも品よく見せやすい。このバランス感が、ストライプシャツがカジュアルスタイルで機能しやすい理由だ。

ストライプシャツはビジネスでどう機能する?白地をベースに細いストライプを選ぶと、Vゾーンに変化をつけながらもビジネスでの端正さを保ちやすい

ストライプシャツは、ビジネススタイルのVゾーンに変化をつけたいときに有効だ。なかでも取り入れやすいのは、白地をベースに細いブルーやグレーのストライプを配したタイプ。無地シャツに比べると胸元に縦の流れが生まれ、端正さを保ったまま印象に奥行きを加えやすい。反対に、線が太く配色差まで強いタイプはVゾーンで主張が立ちやすいため、ビジネスではTPOを踏まえて慎重に判断するのが吉。取り入れる際には、ネクタイやジャケットの色柄を抑え、引き算で整えるのが基本だ。

 

ここからは、ストライプシャツの着こなし事例を狙い別に紹介してゆく。

都会的で品のある着こなしを目指すならスラックスを合わせると、ストライプシャツの知的さや端正さが素直に引き立つ

ストライプシャツとスラックスの組み合わせは、大人の男にぴったりの王道だ。縦のラインを持つシャツに、落ち感のあるスラックスを合わせることで、装い全体がすっきり整って見えやすい。とりわけ白地にブルーのストライプや、細いピッチのタイプなら、シャツそのものの清潔感や知的さも自然と引き立つ。まずはこの組み合わせを軸にすると、ストライプシャツのよさを無理なく引き出しやすい。

気負わず着てもだらしなく見せたくないなら定番のジーンズ合わせは、シャツの品のよさを打ち消さない一本を選ぶべきだ

ストライプシャツにジーンズを合わせた定番コーデ。大人が取り入れるなら、ジーンズのラフさに対して、ストライプシャツの端正さをどう残すかが鍵になる。なかでも好相性なのが、ブルー系やホワイト系のストライプシャツだ。ジーンズと同系色でつながりながらも、片や色落ちやムラ感、片や整った縦のラインという表情の差が生まれるため、ラフさの中にも品を残しやすい。ジーンズについては、色落ちやダメージが過度なもの、極端に太いシルエットを避けるのが洗練された大人コーデのお約束だ。

クリーンで軽やかな印象を狙うなら白パンツと白ベースのストライプシャツで爽やかさMAX

白パンツは、ストライプシャツの清潔感を素直に押し上げてくれる相棒だ。とくに白ベースにブルーやグリーン系のストライプが配されたシャツなら、配色全体が明るく整理され、春夏らしい軽やかさも出しやすい。ポイントは、爽やかさに寄せすぎて軽く見せないこと。靴やベルトに黒やブラウンを差し込み、装いの輪郭を締めると、大人っぽさを保ちやすい。

着こなしを引き締めて精悍に見せるならダークカラーのパンツを合わせると、ストライプシャツの清潔感にシャープな緊張感が加わる

ダークカラーのパンツは、ストライプシャツコーデを引き締めて見せたいときに有効だ。白地でも色地でも受け止めやすく、ストライプの見え方をすっきり整えてくれる。とくに配色差が強めのシャツや、やや太いストライプを着るときには、その効果は絶大だ。黒ならシャープに、チャコールグレーやダークネイビーならややシャープに。爽やかさよりも精悍さや都会感を前に出したいときに選びたい組み合わせだ。

王道配色を品よくまとめたいならネイビーパンツでつなぐと、ブルーストライプの知的な空気がいっそう際立つ

ネイビーパンツは、ストライプシャツのなかでもとくにブルー系と相性がいい。白とブルーの配色が持つ端正さを、そのまま下半身へつなげられるからだ。無難に見えやすい組み合わせでもあるが、そこはシルエットや足元で差がつく。パンツに程よいゆとりを持たせたり、ローファーや白スニーカーで抜けを加えたりすると、定番の組み合わせでも堅くなりすぎない。

きちんと感と脚長効果を両立したいならタックインすると、ストライプシャツの端正さがいっそう明確になる

シャツの裾をパンツに入れるタックインは、ストライプシャツの端正さを最も素直に引き出せる着方だ。裾を収めることでウエスト周りがすっきり見え、縦のラインもより明確になる。その結果、シャツ単体の品のよさだけでなく、パンツのシルエットまできれいに見せやすい。スラックスと合わせれば端正に、ワイドパンツやジーンズと合わせればラフさを残しながらも節度を保ちやすい。きれいめに着たいときは、まずタックインから考えるのが近道になる。

きめすぎず、ラフすぎずに着こなすならハーフタックインは、端正さを残しながら抜け感も加えやすい

ハーフタックインは、タックインの端正さとタックアウトの抜け感をつなぐ着崩し方だ。シャツの前だけ、あるいは一部だけをタックインすることで、ウエスト位置に変化が生まれ、装いに軽いリズムを加えやすい。全部入れると少しきまりすぎる、かといって全部出すとラフに寄りすぎる。そんなときにちょうどいい落としどころになる。とくにストライプシャツは、縦のラインが視覚的に効くぶん、ハーフタックインにしたときもだらしなく見えにくいのが強みだ。パンツとの境界に動きが出ることで、きれいめな装いにもこなれた空気を足しやすい。着崩しているのに雑には見せたくない。そんなときに有効なテクニックだ。

肩の力を抜いてもだらしなく見せたくないならタックアウトは、着丈の収まりが整ってこそ抜け感として機能する

シャツの裾をパンツから出すタックアウトで重要なのは、着丈とパンツの相性を整えることだ。パンツにある程度のルーズさがあれば着丈が長めでもフィットしやすいが、逆にジャスト気味のシルエットのパンツに対して、着丈が長いシャツを合わせると野暮ったさが目立つ傾向があるので注意したい。

きれいめと抜け感をバランスよく両立したいならローファーを合わせると、ストライプシャツの品のよさを崩さずに洒落感を足しやすい

ローファーは、ストライプシャツの持つ品のよさをそのまま足元へつなげやすい。スニーカーほどラフにも寄らないため、ちょうどよい緊張感を保ちやすい。スラックスとの相性はもちろん、ジーンズや白パンツに合わせても装いを締めやすい。きれいめと軽快さのあいだを狙いたいとき、ローファーはかなり有効だ。

肩肘張らず、いまの街着として落とし込むならスニーカーを合わせると、ストライプシャツの品のよさを保ったまま着こなしの温度を下げやすい

ストライプシャツにスニーカーを合わせる意味は、足元でカジュアルダウンすることそのものではない。シャツが持つ知的さや清潔感を残しながら、装いに街着としてのリアリティを付加するところにある。とくに細ピッチのストライプシャツにスラックスを合わせているようなキレイめ要素が強いときほど、その効果は顕著になる。

季節感のあるレイヤードで洒脱に見せるなら前を開けて羽織ると、ストライプシャツは軽いアウターのようにも機能する

ストライプシャツは、前を閉じて着るだけでなく、軽い羽織りとしても使いやすい。Tシャツやタンクトップの上からさっと重ねるだけで、カジュアルな装いに軽やかさと奥行きを足しやすいのが強みだ。とくにややゆとりのあるサイズなら、シャツと軽アウターの中間のような感覚で機能しやすい。春夏の着こなしに抜け感を加えたいとき、かなり頼りになる着方だ。

 

ストライプシャツ選びで失敗したくない男性必見!イケてるストライプシャツを展開する定番ブランド10選

イケてるストライプシャツを手に入れたいなら、まず意識したいのは「どのブランドの、どんな文脈の一着か」という視点だ。ストライプシャツは一見どれも似て見えるが、アメトラの王道、フレンチドレスの正統、イタリアンカミチェリアの色気、英国的な上品さ、そして現代的なシルエット感まで、ブランドごとに着地は大きく異なる。ここからは、ストライプシャツ選びで失敗したくない男性に向けて、スタイル別に押さえておきたい定番ブランド10選を整理していく。

ストライプシャツの定番ブランド①「アメリカンクラシックの原点という選択」Brooks Brothers

1818年、ニューヨークで Henry Sands Brooks が創業した Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ) は、アメリカ服飾史の基準線ともいえる老舗だ。ボタンダウンシャツの起源にも深く関わるブランドであり、Vゾーンを語るうえでも外せない存在といえる。なかでもフライデーシャツは、ドレスシャツほど張りつめすぎず、それでいて胸元では十分に端正さを保ちやすいのが魅力だ。白地に細いストライプという王道を基準線として見ておきたいなら、かなり有力な選択肢になる。

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ストライプシャツの定番ブランド②「アメトラを日常へ引き寄せる王道」Polo Ralph Lauren

1967年、ニューヨークで Ralph Lauren がネクタイから始めた Polo Ralph Lauren(ポロ ラルフ ローレン) は、アメリカントラッドを単なる服ではなくライフスタイルとして再構築したブランドだ。Brooks Brothers がシャツ文化の原点だとすれば、Polo Ralph Lauren はその伝統を、より日常着として楽しめる形へ広げた存在と捉えると分かりやすい。

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ストライプシャツの定番ブランド③「パリの正統が宿るドレスシャツ」Charvet

1838年、パリで創業した Charvet(シャルベ) は、世界初のシャツ専門店として語られることも多い名門だ。のちにヴァンドーム広場へ店を構え、長くフランスのエレガンスを体現してきた。Charvet のストライプシャツは、アメリカ的な実用性ともイタリア的な艶とも異なり、どこか静かな格を感じさせるのが持ち味だ。白地に細いストライプであっても、見え方に独特の品が宿る。スーツやタイドアップを前提に、胸元の完成度を高めたいなら、まず候補に入る。

 

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ストライプシャツの定番ブランド④「ナポリらしいやわらかな色気」Finamore

1925年、ナポリで Carolina Finamore が小さなアトリエを開いたことから始まった Finamore(フィナモレ) は、南イタリアのカミチェリア文化をいまに伝える代表格だ。アメリカのボタンダウンシャツのような端正さとは違い、襟の開きや生地のしなやかさ、全体の空気感にやわらかさがあるため、同じストライプシャツでも見え方はより艶やかになる。スーツやジャケットのVゾーンに奥行きを加えたいが、堅さ一辺倒には寄せたくない。そういう着地を狙うなら、かなり頼りになる。

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ストライプシャツの定番ブランド⑤「北イタリアの精密さと緊張感」FRAY

1962年、ボローニャで Lucia Pasin Landi が創業した FRAY(フライ) は、イタリア屈指の高級シャツブランドとして知られる。南のカミチェリアに見られるやわらかさとは異なり、FRAY には構築的で精密な美しさがある。ストライプシャツでもその傾向は明確で、Vゾーンをきりっと整えながら、どこか控えめな色気も残しやすい。ビジネス寄りの延長線上で質の高い一着を探すなら、軸として押さえておきたいブランドだ。

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ストライプシャツの定番ブランド⑥「英国らしい上品さで品よく崩す」Drake’s

1977年、ロンドン東部で Michael Drake が創業した Drake’s(ドレイクス) は、もともとスカーフやショールから始まり、のちにタイやシャツへ領域を広げた英国ブランドだ。面白いのは、ビジネス向きの細いストライプと、よりカジュアルに振りやすい ベンガルストライプやティッキングストライプをブランドの中で自然に共存させていること。つまりストライプの文脈そのものを、着地別に整理しているブランドでもある。ジーンズや白パンツ、ローファーで受けても、くだけすぎずにまとまりやすい。カジュアルでも品のよさを失いたくないなら、外せない存在だ。

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ストライプシャツの定番ブランド⑦「シャツ好きが行き着く素朴さ」Gitman Vintage

Gitman Vintage(ギットマン ヴィンテージ) は、Gitman Bros. の豊かなアーカイブをベースに、過去の生地や柄を現代的に再解釈するラインだ。いわば、アメリカのシャツ文化をマニアックすぎず、それでいて軽くも見せずに楽しめるブランドである。Polo Ralph Lauren より少しシャツ屋寄り、Brooks Brothers より少しカジュアル寄り。その絶妙な立ち位置が魅力だ。ストライプシャツも、王道なのに通っぽい選び方ができる。

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ストライプシャツの定番ブランド⑧「上品さを残した休日服という答え」Portuguese Flannel

Portuguese Flannel(ポーチュギース フランネル) は、北ポルトガルの職人仕事を背景に、伝統的な生地感と現代的な空気感を結びつけるブランドだ。流行を追いすぎず、かといって古びても見せない。そのバランスがストライプシャツにもよく表れている。ドレスシャツの緊張感までは求めないが、雑なカジュアルにも寄せたくない。そんなとき、このブランドのストライプはかなり使い勝手がいい。休日の白パンツやローファー、羽織り使いまで見据えるなら、十分に検討に値する。

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ストライプシャツの定番ブランド⑨「シャツという定番を更新する視点」COMME des GARÇONS SHIRT

COMME des GARÇONS SHIRT(コム デ ギャルソン・シャツ) は、シャツという定番アイテムを土台にしながら、パターンや配色、切り替えの感覚で新しい見え方へ更新してきたラインだ。ストライプシャツも、ただのきれいめな一枚では終わらず、日常着の中で主役として機能しやすい。とはいえ、奇抜さだけに振り切れないのがこのラインの強みでもある。タックアウトやオーバーサイズ、スニーカー合わせまで含めて、シャツをもっとファッションとして楽しみたいなら、このブランドはかなり有効だ。

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ストライプシャツの定番ブランド⑩「今のシルエットで着るクリーンな余白」AURALEE

AURALEE(オーラリー) は、時代の空気を踏まえながらも、長く付き合える上質な日常着を追求してきたブランドだ。ストライプシャツにおいても、その持ち味はクリーンさを保ったまま、今のシルエットへ無理なく振れる点に表れやすい。なかでも COTTON SILK STRIPE SHIRT や SUPER FINE WOOL STRIPE SHIRT は、繊細なストライプ柄とリラックスフィットが共存しており、タックアウトや羽織りで着ても品が残りやすい。ドレスシャツ専業ブランドの緊張感とは別の、いまの空気感に合う余白を求めるなら、その方向で考える際の有力候補になる。

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