
夏の着こなしの王道スタイル「Tシャツ」&「デニム」。シンプルながら奥が深い組み合わせだからこそ、いかに自分らしいコーディネートに昇華させられるかでセンスの差が表われる。今回は2025最新のTシャツ&デニムスタイルをテーマに、最新コーデから注目したいポイントを紹介していく。
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2025年にマスターすべきはコレ!ジャストなTシャツ&ルーズなデニムパンツ
オーバーサイズトレンドの揺り戻しで、2、3年前から徐々に注目度が高まってきていたジャスト〜タイトシルエットのTシャツ。今季はそんなTシャツに、ルーズなデニムパンツを合わせるスタイルが注目を集めている。所謂Aラインの着こなしだが、その中でも我々が推したいのは、デザインよりも鍛えた身体のラインが際立つシルエット重視の無地Tシャツに、ズドンとした骨太シルエットのデニムを合わせた武骨なスタイル。Y2Kファッションに見られるレトロフューチャーな着こなしとは一味違う洗練された印象が、大人の品格や余裕を演出する。
ジェントルマンプロジェクトのTシャツ9350円(公式サイト https://www.gentleman-projects.com/)リーのデニム1万9800円(エドウイン・カスタマーサービス 0120-008-503)アヤメのサングラス4万1800円(コンティニュエ 03-3792-8978)ジェイエムウエストンの靴15万6200円(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)リモワのスーツケース23万7600円(リモワ クライアントサービス 03-6733-9850)
Tシャツ選びのポイント重要なのは着丈!ショート丈ならオーバーサイズもアリ
2025年のTシャツ着こなしで特に重要視されているポイントは丈感。今年はウエスト〜ヒップラインの間におさまる程度のショート丈に設定されたTシャツが人気だ。原宿・表参道・青山といったファッション都市を観測すると、少し動けばヘソが見えてしまうほど着丈が極端に短いクロップド丈のTシャツを着用するメンズの姿も散見される。それほど今年は短い着丈が注目されているため、チェックしておきたい。肩まわりやお腹周りがピタッと身体に貼り付くようなTシャツの取り入れに抵抗がある場合は、着丈が短めに設計されたオーバーサイズTシャツを選ぶのも一手だ。
ジェントルマンプロジェクトのTシャツ9900円、ベルト1万7500円(公式サイト https://www.gentleman-projects.com/)スーパーノヴァのデニム2万8600円(ノヴァストア 03-6407-8207)E5 アイヴァンのサングラス5万7200円(コンティニュエ 03-3792-8978)ガルニのブレスレット11万円、リング2万3100円(GARNI tokyo 03-3770-4554)ジェイエムウエストンの靴15万6200円(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)
デニム選びのポイントヒップはジャストがルーズデニムを洒脱に見せるコツ!
ルーズシルエットのジーンズと一口に言っても、種類は様々。ウエストをベルトで絞って穿くことを前提としたオーバーサイズ設計だったり、腰回りにたっぷりをゆとりを持たせたエフォートレスな仕上がりだったり。単純に太いデニムを探すだけでは、意外と今の気分に合うモデルに出会うことは難しい。大人の男性が狙いたいのは、ヒップはジャストでモモ周り〜裾にかけてワイドな設計に仕上げられたルーズシルエット。ルーズパンツ特有のもたつきも、ヒップ周りがすっきりとまとまるだけでグッと引き締まった印象に仕上がる。
↑スーパーノヴァのWide selvedge jeansはフロントに1タック入り、脇ポケットは手が入りやすいバイアスポケットを採用した一般的なジーンズとは一味違う仕様が特徴。ヴィンテージのジーンズに見られるステッチワークを取り入れ、バックポケットには補強布、隠し閂、隠しリベットを施すなど、ツウ好みなつくりになっているのも魅力のひとつだ。
周りと差をつける選択肢時代の先取りを狙うなら緩めテーパードデニムに注目するのも一手!
オーバーサイズのトップスがジャストフィットに移行したここ数年。これから先の数年間の流れを予測すると、トップスのタイト化に付随する形でパンツシルエットが徐々に細くなっていく可能性は高いと考えられる。そんな時代の先取りをテーマに、あえてワイド未満の緩めテーパードデニムを取り入れてみるのも一興だ。下のコーデのように、あえて5ポケットのジーンズではなく、ワークパンツ型のデニムパンツで周りとの差別化を測るのも悪くない。
ジェントルマンプロジェクトのTシャツ9350円(公式サイト https://www.gentleman-projects.com/)マインデニムのデニム3万5200円(マインド 03-6721-0757)オリバーゴールドスミスのアイウエア6万8200円(コンティニュエ 03-3792-8978)オメガのヴィンテージウォッチ25万3000円(コンティニュエ エクストラスペース 03-3792-8979)パラブーツのサンダル6万500円(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
さらに極めるなら...名作映画からイマ新鮮に感じる着こなしのインスピレーションを得るという選択肢も
作業着だったジーンズがファッションアイテムとして世界的に認知されはじめた1950年代の映画作品から着こなしのインスパイアを得るのも有力な選択肢のひとつ。下の画像は、1955年公開の映画『理由なき反抗』に主演したジェームズ・ディーン。タイトなTシャツにデニムを合わせたスタイリングは、今の気分にも十分マッチする。
本名デニムを探すあなたにデニムが人気のブランドから注目の1本を紹介!
今の気分に合う本命デニムをお探しの方に向けて、デニムが人気のブランドからおすすめモデルをピックアップ。洒落者がイマ注目する間違いないブランドから本当に読者におすすめしたいデニムを厳選したので、ぜひ参考にしてみて欲しい。それぞれの商品の販売ページは、画像右下のリンクよりチェック可能。
カジュアルスタイルにラグジュアリーなムードを添えるハイブランドのジーンズを買い足すという選択肢
ボトムス軸で着こなしの格上げを狙うなら、ハイブランドのジーンズを検討するのも有力な選択肢になるだろう。2025年に買うなら、下のギャラリーでピックアップしたブランドが狙い目だ。それぞれの商品の販売ページは、画像右下のリンクよりチェック可能。