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リーバイス不朽の名作「501」と「505」を比較して解説!

リーバイス不朽の名作「501」と「505」を比較して解説!

今回は2025年3月14日にOTOKOMAE公式TikTokで解説した「リーバイス 501 vs 505」を深掘りし、それぞれを比較して解説していく。

リーバイス「501」と「505」の違い①シルエット

ジーパンの原点である501は完成されたストレートシルエットであり、多くのブランドがジーンズを作る時に参考にしている。人の足の皮膚を剥がして平面にしたときと501の型紙が限りなく似ていると、一部では噂されているほど。505は、501をキレイめにアップデートしたモデルと言われており、ストレートフィットを採用しつつ、足先に向かって細くなるテーパードを取り入れている。501と比べて腰回りにゆとりがあり、ヒップ周りの収まりが美しいのが魅力。これぞデニムといった粗野な佇まいを楽しむなら501、上品にコーデをまとめたいなら505が適任だ。

リーバイス「501」と「505」の違い②生地

501は、デニムらしくラフにガシガシ穿きやすい固めな生地が採用されることが多い。一方、505はストレッチ素材を採用しているモデルが多い。

リーバイス「501」と「505」の違い③前開き

前開きは、501がボタンフライで、505がジッパーフライ。ボタンフライは、穿き込むごとに、打ち込まれたボタンがアタリとしてフロントにあらわれ、独特の表情を演出してくれる。また、ジッパーフライは、着脱が容易で、ボタンがないことで都会的な雰囲気をもたらしてくれるディテールだ。そして、どちらの名称にも付いている“フライ”という言葉は、ジーンズの前ボタンやジッパーを隠すための二重構造のことを指す。

リーバイス「501」と「505」の違い④ポケット

501のバックポケットが正方形に近い形状なのに対し、505のポケットは縦長の長方形に近い形状となっている。また、バックポケットに施されたステッチは、弓を引く形に似ていることから「アーキュエットステッチ」と呼ばれている。このディテールの歴史は意外に古く、実は最初期の1873年にポケット裏の補強布を留めるために採用された。第二次世界大戦中の物資統制の際に、省略の対象となってしまったが、代用として“ステンシルペイント(ペンキステッチ)”であしらわれたという裏話も。洗濯によって消えてしまうため、当時は偽物だと判断されることも多かったのだとか。

旬なコーデから厳選!「501」っぽいシルエットの最新デニムコーデ

「501」がアメカジスタイルに好相性なのは言うまでもないが、逆にキレイめな装いに「501」ならではの武骨な雰囲気を取り入れてエッジをきかせるといった使い方もまた良し。

リーバイス「501」

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旬なコーデから厳選!「505」っぽいシルエットの最新デニムコーデ

501をキレイめにモディファイしたモデルと言われている「505」。ワークウェアっぽいニュアンスを抑制しながら、どちらかと言えばキレイめな路線でジーンズを取り入れたいという場合に特に重宝する。

リーバイス「505」

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