
ファッション業界人はもちろん、周りにファッション業界で働く人がいる方は思わずニヤつきながら頷いてしまう、ファッション業界ならではの“あるある”を3つご紹介。
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ファッション業界あるある1業界人同士のマウンティングはまず相手を褒めることから始まる!?
ファッション業界人は仕事柄、得てして“良いモノ”を身につけているケースがほとんど。自分が身につけているものを褒められるのは気分が良いものだが、そのためにまずは相手の服装を褒めて、その返しとして自分のことも褒めさせるような流れに持っていく人も。褒められたら「あ、始まったな」と察するべし。そんなシーンで相手を気分良くさせるためには、先手必勝、相手のこだわり褒めポイントを観察しておこう。特に、ひと目でソレと分かるようなロゴものではなく、見た目ではどこのブランドか分かりにくいけどその人なりにこだわっているものを見定めて、「泉さんのバッグもめちゃくちゃカッコいいですね!どこのブランドですか?」などとツッコめたらパーフェクト。ファッション業界人から褒められたらすぐ返せるよう、相手のこだわりポイントは言われる前に把握しておくのが吉だ。
ファッション業界あるある2カールおじさんみたいなヒゲの人(顔の半分近くをヒゲが占めている人)が一定数いる
お菓子のカールでお馴染み、カールおじさんのように顔の半分近くがヒゲで覆われた男性。普段のOTOKOMAEのスナップでキャッチしているようなイタリア人のように、口ヒゲをモシャっと蓄えた男性がファッション業界には一定数以上いる。読者の皆さんもセレクトショップのスーツ売り場などに行った際、一度は遭遇したことがあるはず。お堅い職業では絶対に許されないようなこのヒゲのスタイルもファッション業界ならではのあるあるだ。
ファッション業界あるある3ライセンスものは絶対に買わないという業界の謎ルール
海外の有名ブランドなど、その商標権を持っているメーカーからライセンスを取得することで、その国の市場・ニーズに合わせたブランド製品開発を可能にするライセンスビジネス。ライセンスブランドを日本で展開している有名どころでいうと、マッキントッシュやポールスミス、ランバンなど。過去に三陽商会が展開していたバーバリーもそのひとつだ。そのブランドが有名であればあるほど効果が大きいライセンスビジネスだが、ファッション業界人はライセンスブランドの商品を避ける傾向にある。これはライセンスブランドの製品が悪いということではなく、純血ブランドのものを求めることこそが至高、という暗黙の謎ルールが根付いているのが理由として考えられる。ライセンスの付与は、そのブランドの品格を毀損しないために厳格な品質基準が設けられており、三陽商会などの日本屈指の技術力を有する企業しか受けられないため、むしろライセンスの方が縫製などのクオリティが高いということも珍しくない。