上品さや清潔感をポイントにキレイめなルックスでまとめたコンサバティブなキレカジスタイル。昨今ではドレスとカジュアルを組み合わせたスタイルミックスが定番となり、キレカジへの意識が高まっている。今回はそんな「キレカジ」をテーマに、キレカジにおすすめのアイテムや参考となるメンズコーデを紹介!
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キレカジとは?
キレカジとは「キレイめカジュアル」の略で、1990年春から91年春にかけて渋カジ世代がこぞって取り入れた“東海岸トラッド”スタイルを指す。これは上品さや清潔さがポイントの装いであり、基本となるのは金ボタンがあしらわれたネイビーブレザー、通称“紺ブレ”を中心としたベーシックなトラッドアイテムだ。当時紺ブレはオーソドックスで飽きのこないデザインと、カジュアルにもドレッシーにも着られる汎用力の高さで男女を問わず大流行。1990年に、雑誌『POPEYE』が渋カジからステップアップしたきちんとしたスタイルとして、紺ブレを提唱したことが発端とされている。現在ではトラッドに限らず、上品で清潔感のあるカジュアルな装いが“キレカジ”と総称されるようになった。
現代のメンズキレカジファッションにおすすめのアイテム
キレカジファッションにおすすめのアイテム①「テーラードジャケット」
1990年に一世を風靡した本来のキレカジを踏襲するなら、ラルフローレンの紺ブレが鉄板だが、イマドキのキレカジにトラッド的な縛りはないのでテーラードジャケットもおすすめ。とりわけキレイめにもラフにもフレキシブルに着こなせるラルディーニやタリアトーレ、ボリオリのテーラードジャケットなら、時季や陽気、シーンに合わせたアイテムの選択肢も幅広く、こなれ感のあるキレカジスタイルを表現するのにもうってつけ。
LARDINI(ラルディーニ) テーラードジャケット
キレカジファッションにおすすめのアイテム②「シャツ」
キチンと感があり、上品で清潔な印象を作るのに最適なシャツもキレカジファッションの定番アイテム。レギュラーカラーやバンドカラー、ボタンダウンなどスタイルも豊富にあり、こちらのスナップのようにライトアウター代わりの羽織りもサマになり、タックイン・タックアウトによるこなれ感のあるアレンジも自由自在だ。
Ralph Lauren RRL(ラルフローレン RRL) シャツ
キレカジファッションにおすすめのアイテム③「カーディガン」
テーラードジャケットほどかしこまった印象になり過ぎず、持ち味であるニットの柔らかな風合いがドレスにもカジュアルにも馴染みやすいカーディガン。アウターとしてもインナーとしても使える汎用性の高さが魅力のカーディガンも、ドレスとカジュアルのジョイントとなるキレカジアイテムの代表格だ。もちろん朝晩と日中の寒暖差が著しい季節の変わり目において、テーラードジャケットの下に着るミッドレイヤーとしてもシャツの上に羽織るアウターとしても活躍すること間違いなし。