ダウンジャケット選びにおける“肝心要”を各界をリードするオシャレ番長5人から学ぶ!

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ダウンジャケット選びにおける“肝心要”を各界をリードするオシャレ番長5人から学ぶ!

2022年の本命ダウンジャケットをお探しの方に向けて、今回は各カルチャーでアツい支持を集める5人の洒落者たちにダウンジャケット選びで注目すべきポイントや着こなし方について取材を実施。それぞれの個性が光る5人の話を聞いて分かった、本当に買いのダウンジャケットを選ぶために持つべき5つの視点と共に、あの有名ブランドの最新ダウンを着こなした最新スナップを紹介する。

ダウンジャケット選びの要①「クラシックな軸のあるモデルを選ぶ」

まずはじめに話を伺ったのはメンズドレスファッション界を牽引するひとりとして有名な西口 修平さん。本命で長く着続けられるダウンジャケットを選ぶなら、クラシックな軸のあるモデルを選ぶのがおすすめとのこと。長い歴史を経て完成された型のあるアウターは、不思議とあらゆるアイテムと馴染みが良く、スタイリングが決まりやすいという。

Profile 西口 修平さん
メンズファッションにまつわる商品企画、ブランドディレクション、コンサルタントなど幅広く活躍。クラシックのスタイルを基軸としつつも、そこに独自の感性で古着などをミックスするコーディネートに定評あり。著書に『Nishiguchi Essentials 100』『Nishiguchi’s Closet』。Instagramのフォロワーは2022年9月時点で14万1000人を越える。

西口さん「クラシックな要素はそのままにモダンなアップデートが施されたダウンが遊びやすい」

西口さん曰く、現代的な服装にフィットして羽織るだけで着こなしがキマるダウンジャケットはクラシックな要素を残しながら、モダンなアップデートが施されたものが多いという。例えば、下の画像のウールリッチのダウンジャケットは、60~80年代のウールジャケットをベースにシルエットをモダナイズしながら、スーツに使われるような軽やかなウール生地とダウンフェザーを組み合わせることで、着心地の軽さと保温性の高さを両立させている。この手のヴィンテージの中綿入りウールジャケットになると、身幅と着丈のバランスがイマイチだったり、ずっしりとした重みがあって現代では余っ程の好き物でないと着られないほど着心地が悪い場合が多いという。

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クラシックな軸があるダウンジャケットだからこそ三枚目の着こなしに振り切れる!

西口さん
アメリカンクラシックなバッファローチェック柄がポイントのシャツ型ダウンジャケットを軸にコーディネートを組みました。モノトーンは私の中で80年代から派生したパリのイメージがあるので、スラックスと革靴にフランスのブランドをチョイスして、その空気感をMIXしています。

西口さん
今回のスタイリングはわかる人にだけわかる所謂モテないコーディネートのひとつかと思います。ソックスにモノトーンのボーダーを選んでとことん“モノトーン”と“柄”を意識して合わせるのは自己満の世界かもしれませんが、それで良い(笑)。ここまで振り切ったスタイリングにチャレンジできるのも、クラシックな軸がありデザインが完成されているアウターだからです。

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ダウンジャケット選びの要②「オンオフ使える品良きムードのあるモデルを選ぶ」

続いて話を伺ったのは、トップブランドや有名メンズファッション誌からオファーを受け、毎シーズン数千にも及ぶスタイリングを組むほど業界内で人気を集めるスタイリストの四方 章敬さん。数年前と比べてオンとオフでの服装の垣根が無くなりつつある昨今だからこそ、新たにダウンジャケットを買い足すなら“オンオフ使える”デザインが狙い目だという。

Profile 四方 章敬さん
ドレスファッションに精通し、数多くのメンズファッション誌やトップブランドからオファーを受ける人気スタイリスト。武内雅英氏に師事し、2010年に独立。現在はスタイリストだけでなく、ショップやブランドのアイテムプロデュースを手掛けるなど、活躍の幅を広げている。

四方さん「カジュアル過ぎず、エレガント過ぎない絶妙なバランスを取りやすい背景のあるブランドからダウンを選ぶのがポイント」

オンオフ使えるとは、ドレスからカジュアルまでカバーできるポテンシャルを備えたモデルということ。ただ、高ポテンシャルのダウンジャケットをモノ単体で見極めるのは難しいと思う方は少なくないはず。そんな悩みを四方さんにぶつけると「カジュアル過ぎず、エレガント過ぎない絶妙なバランスを取りやすい歴史的な背景のあるブランドから選ぶと良い」とのアドバイスを頂いた。ヨーロッパ的な洗練された雰囲気がありながら、アメリカのアウトドアブランドとしての歴史的な背景があるウールリッチは、オンオフ着まわしやすそうだ。

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オンオフ使えるダウンならカジュアルからドレスMIXの着こなしまで玄人の風格がただよう!

四方さん
構築的な仕立てのスーツにタイドアップしたタブカラーシャツを合わせてクラシックなムードを際立たせたドレススタイルに、あえてスポーティなダウンジャケットを合わせてギャップを生み出す。そんな着こなしが個人的にとても好みで格好良いんじゃないかなと思い、実践してみました。

四方さん
オンオフ視点で選ぶとなると、ウール生地のダウンジャケットというのもポイントになります。私は少しカジュアルダウンした服装でも小綺麗にしたい派なのですが、例えばTシャツ×ジーンズにダウンジャケットを羽織るときも、こんなウール素材なら凄くお洒落に見える。テーラードジャケットの上に着る想定で仕立てられた綺麗なダウンジャケットなども世の中にはあると思うんですけど、それをTシャツとジーンズの着こなしに合わせると私の中ではチグハグ感が生まれてしまう。その綺麗過ぎないバランスが取れているのは、アウトドアブランドとしての側面もあるウールリッチだからこそなのかなと思いますね。

 

四方さん着用のダウンジャケットの詳細はこちら

ダウンジャケット選びの要③「着用シーンが想像できるモデルを選ぶ」

イタリアファッションを軸としたシンプルかつ都会的なスタイルの発信で、全国のメンズから絶大な支持を集めている塚原 健さん。購入して後悔しないダウンジャケットは、見ただけで着用シーンが想像できるものが多いという。

Profile 塚原 健さん
大阪を拠点にアパレルブランド、オーダースーツ、空間デザインという複数の事業を運営する敏腕経営者。独自のフィルターを通して発信するイタリアファッションを軸とした都会的なスタイリング提案は、幅広い層のメンズからアツい支持を集め続けている。2022年10月時点でInstagramのフォロワーは11万3000人を超える。

塚原さん「ドライブ中に着ていてもストレスにならないという日常でベネフィットを感じられるダウンが心地良い」

普段から愛車のマセラティに乗ってドライブを楽しむことが多いという塚原さん。今回ピックアップしたダウンジャケットは、見た瞬間にドライブシーンにぴったりだと感じたそう。ショート丈で座りやすく、袖がメリノウール100%のニットで伸縮するため、運転時に着用していてもストレスにならない。袖は着脱可能なため、ダウンベストとして使用するのもOKだ。

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着用シーンが想像できる優秀なダウンジャケットならスタイリングが簡単!

塚原さん
身頃はダウン入りのナイロン、袖はウールニットという異素材のコンビネーションに着目して、ボトムスも同じく異素材ポケット切り替えのカーゴパンツをあわせています。ここだけの話、このダウンジャケットはスウェットパンツからスラックスまで幅広いテイストのパンツに合うので、どんなコーディネートを組むかギリギリまで悩みました(笑)。

塚原さん着用のダウンジャケットの詳細はこちら

塚原さん
個人的には、袖口がしっかり締まっていて、腕時計が隠れないというのも好きなポイントです。昔から腕時計が好きでデジタル式のカジュアルウォッチから、機械式のドレスウォッチまで幅広く所有していますが、このダウンジャケットはどちらの時計にもフィットする佇まいを備えていると思います。ジップやポケットのフラップに付いたロゴプレートといったディテールまで作り込まれているのも男心をくすぐりますね。

 

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ダウンジャケット選びの要④「シルエットだけでなく“ディテール”まで語れるモデルを選ぶ」

「ディテールにこだわっている服こそ、存在感が出る。」そう話すのはYoutubeやInstagramでの情報発信からオリジナルブランドの運営、他社ブランドの撮影ディレクションまで担当するなど、幅広い分野で活躍する金山 大成さん。ワードローブの大半を占めるのは、シルエットや生地はもちろん、ポケットのマチやステッチ幅、ボタンの大きさや材質といった細かい部分にまでこだわっている服だという。

Profile 金山 大成さん
セレクトショップ、アーバンリサーチにてデジタルマーケティング部にて活躍した後、独立してONE FIVEを設立。InstagramYoutubeで活発的に情報発信を行いながら、ジュエリーブランド『h’eres』、アパレルブランド『SUBLATIONS』のディレクションやムービー制作をはじめ、他ブランドやアイテムのコンサルティングまで手がける。

金山さん「ディテールが凝っているダウンこそ、着続けられる魅力がある」

レディースコレクションから得られるアイデアをいかにメンズのスタイリングに落とし込めるかという視点で日頃のコーディネートを考えるという金山さん。だからこそ、レディース服に比べてシルエットの変化が少ないメンズ服ならではの醍醐味であるディテールを重要視しているという。「ディテールが凝っている服は、そこから新たなコミュニケーションが生まれると考えている」と金山さんは語った。好きなポイントを周りに話して共有できる服は、愛着が湧きやすくて長年着続けたくなる。

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ディテールにこだわったダウンジャケットだからこそ、精度の高いコーディネートが組める!

金山さん
作業着から派生した歴史のあるアークティックパーカ独特の雰囲気、そしてブラックベースのデザインとリンクさせるように、黒のオーバーオールやネクタイ、ブーツをチョイスしました。ブラック一辺倒になるとモノ足りなさがあるので、差し色としてブラウンシャツとイエローバッグを入れて少し華やかな雰囲気をプラスしています。

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金山さん
このダウンジャケットは、ラグジュアリーなファー付きで存在感があるのに知的で品のある印象を受けます。恐らくそれはファスナーがブラック、ボタンもトーンオントーンで色を合わせるといった拘ったディテールの積み重ねがあるから。これでジップが光沢のあるシルバーだと少し違う印象になると思うんです。そんなディテールにまで愛が宿ったダウンジャケットを選ぶのが、間違いない選択につながるのではないでしょうか。

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ダウンジャケット選びの要⑤「信頼の置けるブランドから選ぶ」

長い歴史のなかで時代と共にアップデートを繰り返しながら生き残り続けるブランドが手掛けているという安心感は、長く着用するケースが多いダウンジャケット選びに置いて重要なポイントになるだろう。“アニキ”の愛称でお馴染みの片野 英児さんは、200年近い歴史のあるウールリッチが放つ最新ダウンの魅力のひとつに「信頼」を挙げた。シルエットや素材をアップデートしながらも、ディテールやアウトドアに必要なファンクションなど、伝統的な要素を一貫して残す姿勢が感じられて、ブランドとして信頼できるという。

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Profile 片野 英児さん
総合広告代理店を経て、フリーランスとして衣や食にフォーカスしたコンテンツの企画・出演を行い人気を集める。現在は株式会社AGの代表としてYouTubeチャンネル“アニチューブ”の企画運営、イベント出演、コラボ商品企画、ブランドディレクションなど、多岐にわたって活動中。

片野さん「昔から知るブランドだからこそ感じられる“懐か新しい”ギミックにグッとくる」

バブル全盛期の80年代からウールリッチを知る片野さん。現代のウールリッチのダウンジャケットは、単なる復刻や昔を振り返る懐古主義ではなく、過去をリスペクトしつつ今の時代に合ったチューニングを施した“懐か新しい”グルーブを感じられるという。例えば、60年代から続くチャーミングな羊のアイコンとゴシック体のブランドネームを組み合わせたロゴデザイン。ネームタグや裏地に施されており、さりげないウールリッチらしさを際立たせている。

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信頼のある老舗ブランドが手掛けているダウンジャケットという安心感がいつものコーデに馴染む理由

片野さん
ロロ・ピアーナのウール生地を採用したダウンベストは綺麗めなイメージがあるので、私の好きなスタイルでもある白Tシャツに白パンツという白×白のコーディネートに合わせました。ダウンベストの絶妙なミディアムグレーの感じが、他にありそうで意外になくて良いですね。今回のような白コーデはもちろん、オールブラックコーデにも合わせやすいと思います。

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片野さん
ロロ・ピアーナのストームシステムは水に強い素材で、アリューシャンベストが本来備えるアウトドアのギアっぽさとリンクしている点もブランドらしい信頼があって良いですね。ウールのドレスパンツはもちろん、今回のようなM52タイプのルーズなパンツともよく似合う。

 

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洒落者5人が着用したダウンジャケットはウールリッチ直営店で販売中!

今回のスナップで5人が着用したダウンジャケットは全てウールリッチのもの。公式オンラインストアや全国の直営店で販売されているため、気になる方はぜひチェックしてみて欲しい。各ショップには商品知識が豊富なスタッフが常駐しているため、商品について気になることがあれば、電話で問い合わせするのもおすすめだ。

・ウールリッチ 青山店
住所:〒107-0062東京都港区南青山5丁目2−12
TEL:03-6712-5026

・ウールリッチ 伊勢丹新宿店
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1 伊勢丹新宿店メンズ館7F
TEL : 03-3352-1111(大代表)

・ウールリッチ 心斎橋店
住所:〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3 心斎橋パルコ 2F
TEL : 06-6210-5144

・店舗一覧の詳細ページはこちら

こちらもチェック!『西口さんと四方さんがホンネ対談で辿り着いた“本当に買いのダウンジャケット”とは?』

ウールリッチの公式オンラインストアでは、西口さんと四方さんが“本当に買いのダウンジャケット”について対談形式で語るコンテンツも公開中。メンズファッション界を牽引する2人が考えるダウンジャケットの選び方の他、ウールリッチにまつわる少し笑えるエピソードまで赤裸々に語っているため、ぜひあわせてチェックしてみてほしい。

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