
白をベースカラーとしたシンプルな2色の格子柄で、爽やかさや若々しさ、軽やかさを演出する春夏コーデの定番アイテム「ギンガムチェックシャツ」。今回は「ギンガムチェックシャツ」を野暮ったく見せない着こなしのコツと注目のスタイリング、おすすめアイテムを紹介!
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ギンガムチェックシャツコーデを野暮ったく見せないためのコツとは?
2色構成で格子の縦横が等間隔のギンガムチェック。チェック柄の中でもシンプルで着回ししやすい柄ではあるが、シャツとして野暮ったさを感じさせないコーディネートを構築するには、印象の決め手となる配色と柄の大きさにこだわったアイテム選びが重要だ。一般的に柄の大きなものはベースカラーとなる白糸よりも色糸の主張が強くコントラストが効きすぎるため、キレイめかつ大人っぽく見せるのは至難の業。ルックス的にもカジュアル感が強く、カチッとしたスタイリングには不向きと言っていいだろう。一方、柄の主張が控えめでコントラストが効きすぎない細かなギンガムチェックなら、決して悪目立ちすることなくどんなアイテムとも相性バツグン。スーツやジャケパンに取り入れてイイ按配のカジュアル感をプラスするなら、柄の細かなギンガムチェックシャツが有力だ。もちろんドレッシーなスタイルのハズしのギミック、トリッキーな一手として柄の大きなギンガムチェックシャツもナシではないが、細かなギンガムチェックシャツの方が失敗なくスマートにまとまり野暮ったく見えてしまうこともない。
ギンガムチェックシャツを使ったメンズコーデ事例
柄の細かな白×黒のギンガムチェックシャツとスリムフィットのホワイトデニムでスタイリッシュで清潔感のある着こなしに
ギンガムの中でもとりわけ洗練度の高い細かな柄の白×黒のギンガムチェックシャツをチョイスし、スリムフィットのホワイトデニムと黒のタッセルローファーに合わせたファッションスナップの常連マルコ・ザンバルド氏。くるぶし丈に設定したホワイトデニムと素足履きしたローファーの間に抜けを作りこなれた雰囲気を醸しながら、ギンガムチェックシャツとホワイトデニムのペアリングで清潔感のある夏のモノトーンスタイルに。カチューシャ代りのアイウェアとアビエーターサングラスによる顔周りの演出も、あざとさが無くスマートなことこの上ナシ。
LIU・JO(リュー・ジョー) ギンガムチェックシャツ
白が基調のギンガムチェックシャツとは一味違う赤×黒のバッファローチェックシャツとスキニーフィットのブラックデニムをペアリング
アメカジスタイルの定番である赤×黒のバッファローチェックシャツで白がベースカラーとなるギンガムチェックシャツと差別化し、スキニーフィットのブラックデニムとブラウンレザーブーツに合わせたニック・ビオール氏。全身をもたつきのないIシルエットですっきりまとめ、男らしさを残しつつ武骨さを抑制したスタイリッシュな着こなしに。キレイめな着こなし向きのギンガムチェックシャツとは一味違う、両胸ポケットがワークな雰囲気を醸すバッファローチェックシャツのチョイスがナイス。