イギリスでポロ競技の選手たちが“チャッカー”と呼ばれる7分間の区切りの間に着ていた、ウェイトコートをルーツとする「ポロコート」。もともとはベルトのみで前を閉じるローブに近いデザインであったものを、1910年にブルックスブラザーズがアルスターコートをベースにボタンを留めて着用するタイプへと進化させ、ポロコートと名付けて発売した。1920年代に入るとアイビーリーグの学生たちの間で人気が沸騰し、以来このスタイルのコートが一般的にポロコートと認知され今日に至る。今回は「ポロコート」にフォーカスし、注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!
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「トップコートの貴族」と称されるポロコートでメンズコーデをノーブルに演出
アルスターカラー、ボタン留めのダブルブレスト、ターンナップカフ、”マーティンゲール”と呼ばれるバックベルト、水牛ボタン、フラップが付いたポケットなど、これらのクラシックなデザインがポロコートの特徴だ。トレンチコートやタイロッケンコート同様アルスターコートをベースにしているとされ、スタイル的にはダブルのチェスターフィールドコートの雰囲気に近い。クラシックで品格ある佇まいから「トップコートの貴族」と称され、メンズコーデをノーブルに演出する逸品として洒落者達から絶大な支持を受けている。
TAGLIATORE(タリアトーレ) ポロコート
ファー襟を配したブラウンのポロコートで冬のトーンオントーンコーデをラグジュアリーに格上げ
ラグジュアリーなムードを醸すファー襟を配したブラウンポロコートを主役に据え、濃いブラウン系のアイテムでトーンオントーンにまとめた冬の装い。ベレー帽とタートルネックニット、ポロコートのファー襟で顔周りをエレガントに演出し、大人の艶っぽさが際立つ色合いで洒落感たっぷりの着こなしに。伝統と格式のある「ポロ」競技を背景にした出自を持つポロコートだからこそ、その印象はドレッシーでありながらそこはかとなくスポーティ。
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