大人の男たちに相応しい上質なプレーンTシャツでおなじみの“テーラードTシャツ”。「質の良い素材」「美麗なシルエット」「着心地の良さ」など、Tシャツを構成する絶対条件を徹底的に追求することはもちろん、昨今ではよりバリエーションも拡大することで、多くの支持を獲得している。今回はそんな大人Tシャツの本命“テーラードTシャツ”にフォーカスして、魅力や注目のコーデを総ざらい!
「テーラードTシャツ」はテーラードジャケットの仕立てを取り入れた大人顔Tシャツ
フォーマルウェアならではの品はもちろん、シルエットや着心地の良さなど。先人の知恵の集大成によって完成された魅力が詰まったテーラードジャケットの縫製技術をTシャツに落とし込むことで、他のTシャツとは一線を画する魅力を秘めた逸品に仕上げたのがこちらの“テーラードTシャツ”だ。Tシャツにジーンズを合わせた鉄板カジュアルスタイルもどこか大人の品と色気が漂う印象に仕上がる。
テーラードTシャツに秘められた4つの特徴とは?
他のTシャツではあまり見られない、テーラードTシャツに秘められた4つの特徴を紹介!
テーラードTシャツはココが違う①「ジャケットに採用される“イセ”を取り入れた圧倒的な立体感のあるシルエット」
袖山にたっぷりと「いせ」を取り入れることによって、可動域を大幅にアップさせるイタリア生まれの縫製技術マニカ・カミーチャ。一般的には、高級なテーラードジャケットやシャツに採用される仕様であり、このTシャツの袖山にはそんないせ込みの工程が取り入れられている。これによって、シルエットに圧倒的な立体感が生まれ、着心地も格段に向上。ベーシックな無地Tシャツながら他とは違う、テーラードTシャツならではの大きな特徴のひとつだ。
テーラードTシャツはココが違う②「テーラードジャケットのインナーとしても最高のパフォーマンスを発揮するよう設計されたテーラー監修の“パターンワーク”」
テーラードジャケットのインナーに合わせても違和感が無いような設計を意識して仕立てられているのも、他とは違う見逃せないポイントのひとつ。ジャケット内で袖がもたついたり、たるみジワが極力生じないように、テーラーの監修のもとミリ単位でパターンを調整している。
マニアックだけど重要な“袖の前振り”や“肩線ずらし”も見逃せないポイント!
ジャケットと同様に袖は後付け仕様を採用することで前振り形状に調整。これによって、身頃と袖を一緒に縫い合わせる大量生産向けの仕様と比べてより立体的な肩周りのシルエットを実現している。さらに肩の縫い目をほんのり後ろにずらすことで、肩甲骨にふくらみを持たせて腕の可動に伴うゆとりも確保。上記のようなパッと見では伝わらないが着心地を高めるために重要な工夫が、テーラードTシャツには詰め込まれている。
テーラードTシャツはココが違う③「肉厚でドレッシーな“贅沢素材”を採用しているから1枚でも洒脱にキマる!」
Tシャツ1枚のコーディネートだと、生地によっては透けが気になったり、下着のように見えてしまう恐れもあるが、テーラードTシャツなら心配ご無用。ドレスアイテムにも馴染む上質な生地感と、透けにくい厚みを両得するために、独自で開発した生地を使用している。インド「Vardhman(バルドマン)社」で紡績された希少原料から糸を開発し、信頼のおける和歌山県のニッターで編み立てるというこだわりを詰め込んだハイブリッドコットンジャージ生地は、見ても着ても質の良さを実感できることうけあいだ。
テーラードTシャツはココが違う④「“ワンダーフレッシュ加工”でヨゴレが落ちやすいからクリーンな状態をキープしやすい!」
どうしても付いてしまうヨゴレが洗濯で落ちやすくなる富士紡の加工「ワンダーフレッシュ」を採用することで、より長くクリーンな状態で着用できる点も魅力的だ。油ヨゴレなどが付きにくく、付いたとしても落ちやすいのに、汗などの水分はしっかりと吸収。取り扱いも着心地も楽チンなTシャツに仕上がっている。
“テーラードTシャツ”は選択肢も豊富!それぞれのモデルにフォーカスして魅力を紹介
テーラードTシャツは、ベーシックなクルーネック以外にもバリエーションを展開している。続いては、バリエーション別にテーラードTシャツの魅力を紹介!
テーラード仕立ての“ロンT”はTシャツよりも重厚で、スウェットよりも上品を叶える出来るヤツ
目指したのはTシャツよりも重厚感があって、スウェットよりも上品にキマる絶妙なポジション。Tシャツ1枚だとモノ足りなさを感じるけれど、スウェットで着膨れするのは避けたいとお考えの方にぜひオススメしたい1着だ。上質感のある生地とテーラー監修による仕立てによって、どこかドレッシーな魅力も秘めている。
ジャケットスタイルのモノ足りなさを解消するなら“ヘンリーネック”が最有力候補
ジャケット×Tシャツスタイルにもう少し品が欲しいと感じたら、ヘンリーネックTシャツの取り入れどき。テーラードTシャツのヘンリーネックモデルは、高級ドレスシャツで使われる白蝶貝ボタンを前あきに使用。さらに縫い目やステッチを極力フロントに出すことを控えたミニマルな短冊の仕様で、洗練されたドレスのマインドを落とし込んだ逸品だ。ドレスシャツのような程よい品をTシャツスタイルに付与してくれる。
“グレーTシャツ”は汗ジミを解消する加工「ディスノーティス®︎」を採用しているから夏でもさわやかに着れる!
ソフトな表情で幅広いスタイリングに活用できる汎用性の高さが魅力的な反面、汗ジミが気になるグレーのTシャツ。テーラードTシャツなら、富士紡ホールディングス(株)が開発した汗ジミを目立たなくする加工「ディスノーティス®︎」が採用されているから安心だ。汗ジミが目立たないだけでなく、裏面の肌側がムレにくく、表面外側の水分を拡散しやすいよう設計されているのも嬉しい。
“REDA ACTIVE”や“スビンプラチナム”!他素材のテーラードTシャツも魅力たっぷり
今回フォーカスしたVardhman素材以外に、REDA ACTIVEというスーパー120’sウールを使用した天竺生地や、干場義雅氏とのスペシャルプロジェクトによって生まれたスビンプラチナムスムースのテーラードTシャツも展開されている。どちらもVardhman素材とは一味違う魅力を備えているため、ぜひチェックしてみてほしい。
テーラーと繊維専門商社の本領を発揮した“テーラードTシャツ”をゲットするなら値上がり前のイマがチャンス!
テーラード業界の最前線で活躍するテーラーの監修による上質な仕立て。服地の売り上げで業界トップを数十年もの間走り続けている繊維専門商社こだわりの上質素材。服作りにおいて一切の妥協を許さずにこだわりを詰め込んだ贅沢なテーラードTシャツは「+ CLOTHET(クロスクローゼット)」の公式サイトで購入できる。原料の高騰によって、クルーネックとヘンリーネックのTシャツは5月1日より値上げを予定しているとのことなので、購入を検討されている方はお早めに。