香水アトマイザー 選び方のポイントやメンズおすすめブランドを厳選ピック!

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香水アトマイザー 選び方のポイントやメンズおすすめブランドを厳選ピック!

バッグやポーチを持ち歩かない男性にとって、香水を気軽に持ち運べる「香水アトマイザー」は必須のアイテムと言っても過言ではない。せっかく買うなら、自分好みのアトマイザーを選びたいところ。今回は香水アトマイザーの選び方にからむ基礎的な知識から、編集部おすすめの香水アトマイザーまで一挙に紹介する。

香水アトマイザーとは?

外出先でベストなタイミングで香水つけるのに必須なのが、香水を小分けにして携帯できる”香水アトマイザー”だ。ちなみにアトマイザー(atomizer)は、”霧吹き”、”噴霧器”を意味する言葉。アトマイザーは1859年頃に医療分野で最初に使用され、1870年代の終盤にはフランスの高級香水メーカーで芳香を高めるために香水用に採用されたという歴史をもつ。現在日本では香水アトマイザーというと、一般的に香水を携帯するための小さめの容器全般を指し、スプレー式以外にも、回転するローラーで塗布する仕組みのロールオンタイプなども含んでそう呼ばれる。

香水アトマイザーは保存容器ではなく携帯容器であることをふまえた使い方を!

香水アトマイザーはあくまで携帯用であって、保存容器として設計されていないことをおさえておきたい。必要量を入れて、できるだけ早めに使い切るのが鉄則だ。長期間アトマイザーに香水を入れっぱなしにして放置しておくと、酸化によって香水の香りや色が大きく変わってしまうなど品質劣化の原因になるので注意が必要だ。香水アトマイザーの容量や一回で使う量にもよるが、多くても8分目くらいまでを目安に香水を入れて、完全に使い切ってから充填するのがおすすめ。

香水アトマイザーは香水ごとに使い分けるのが鉄則

香水はとてもデリケートなので、香水を複数使い分けている場合には、香水ごとに個別のアトマイザーを使用するのがルール

香水を最適なタイミングで付けるために必須なのがアトマイザー!

香水には種類によって香りの持続時間があり、持続時間のなかでも香水をつけてからの経過時間によって「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」と香りが変化していくのはご存知の通り。自宅を出発するタイミングで香水をつけるだけでは「肝心な時に香りが消えてしまっている」「狙ったタイミングで思い通りの香りにならない」なんてことも。香りを立たせたいタイミングを狙って、最適なタイミングで香水をつけたり、つけ足したりするのが重要だ。

香水アトマイザーの効果的な使いどきはいつ?

前述の通り、香水には持続時間があり、ゆるやかに香りが変化していく。香水の持続時間は、香水の銘柄やつける部位、肌質によって変化するがおおまかに香水の種類別に下記のようになることをまずはおさえておきたい。ちなみにアルコールに溶かした香料の濃度(賦香率)が高い順に「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」と並ぶ。
パルファム:5~7時間
オードパルファム:5時間
オードトワレ:3~4時間
オーデコロン:1~2時間

使用する香水の持続時間とトップ、ミドル、ラストの変化を考えた上で香水をつけるタイミングを決めるのがポイントだ。ちなみに、香水の付け足しは「上記の持続時間にあわせて持続時間が終わってからつけ足すのが基本」となるので焦って早いタイミングでつけ足さないように注意したいところ。また、香水をつけた直後はアルコールの揮発により香り立ちが特に強いので、食事前や公衆の面前、閉鎖された狭い空間では、香水つけ足しを控えるのはマナーだ。食事のタイミングや面会のタイミングから逆算して香水をつけるタイミングをコントロールするのがお約束。
女性とのデートでおすすめなのは、食事が終わって店を出る直前のタイミングでお手洗いに行き香水をつけるというテクニック。食事の邪魔にならず横に並んで歩いて移動する際にさりげなくイイ香りを印象づけられることうけあい。お酒を飲んでいれば、酔いによって嗅覚が少し鈍くなっているので香水をつけた直後の強い香り立ちも気にならず、むしろ丁度良い感じに。

香水アトマイザーの素材、樹脂はNG?

廉価で軽量、さらに割れにくいといった利点をもつプラスチックは容器の材質としてポピュラーで、香水用アトマイザーの分野でもボトル部分に樹脂を採用するメーカーは多い。しかし香水用の容器としては、樹脂製は避けたほうが無難という意見も。理由としては、香水の種類によっては樹脂成分が溶け出して香水劣化の原因になる可能性を挙げるものが多い。実際にブランドが展開する香水の本体ボトルがほぼすべてガラス製なのは、前述の理由からなのであろう。アトマイザーは香水ボトルと違い保存用ではないので、短時間使用を想定して割り切って使うのもアリかもしれないが、ガラス製を選ぶのが安心だ。

メンズにおすすめのスタイリッシュなアトマイザー厳選ピックアップ!

アトマイザーで香水をつける場面は人に見せるものではないものの、野暮ったいデザインでは持ち歩く気にならないのでは?せっかくなら洗練されたスタイリッシュなアトマイザーで気分を高めるのが大人の男の嗜みというもの。女性向けが多いアトマイザーのなかでも、特に男性が使うのにおすすめのブランドやモデルを厳選して紹介していく。

アトマイザーメンズおすすめブランド①TRAVALO(トラヴァーロ) 「英国発の香水ダイレクト充填の元祖ブランド」

2019年2月に日本上陸を果たした、イギリスのアトマイザーブランド「TRAVALO(トラヴァーロ)」。フレグランスボトルから、ダイレクトに詰め替えられるバルブパーツは、日本やオーストラリアなどで特許を取得している。空気に触れずに充填できる上に構造上気密性が高いので、香料の劣化を効果的に抑えられるのがメリットだ。ボトルの底面にバブルパーツが直接取り付けられており、カバーの開閉さえ不要なので面倒臭がりの男性にもぴったり。

TAVALOのアトマイザーを探す

下の画像のように香水ボトルのスプレー部分をはずし、アトマイザーの根元を差し込んで上下させるだけで内部に直接香水が充填されるTRAVALO(トラヴァーロ)ならではの仕組み。

アトマイザーメンズおすすめブランド②JACMARCS(ジャックマルクス)「デザイン性の高いスタイリッシュな外観が魅力」

女性向けのメイクアップ用品などを輸入販売するMAKEUP社の展開するブランド「JACMARCS(ジャックマルクス)」。スライドカバーを開いてスポイトやじょうご要らずで簡単に香水を充填できるのも大きな売りだ。女性向けが中心だが、男性が使っても違和感のないデザイン・カラーのアトマイザーモデルも数多く展開しているので要チェック!

JACMARCS アトマイザー ヘキサゴナルシェイプ「デザイン性が魅力の六角柱」

六角柱のフォルム、メッキが施された美しい質感のボディ、さりげなくポイント使いされたスワロフスキーエレメントなど優れたデザイン性が特徴の商品。容量は3.7mlとアトマイザーとしては十分。

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JACMARCS オーバルシェイプ 5.2ml「ひと味ちがう流線型ボディはほどよく容量アップ」

手に馴染む流線型のオーバルフェイスとフルメタルのボディが魅力。ヘキサゴナルシェイプに比べて、ひとまわり大きく容量も5.2mlとアップしているので香水をつける量が多い男性にもおすすめ。

JACMARCS アトマイザー(オーバルシェイプ)を探す

アトマイザーメンズおすすめブランド③ヤマダアトマイザー「メイドインジャパンの高品質とコスパの良さが魅力!」

香水容器メーカーとして知られるヤマダアトマイザー株式会社が展開するオリジナルブランドが「ヤマダアトマイザー」だ。高い品質をキープするため、日本製にこだわっており、OEMメーカーとしても評価が高い。ダイレクト充填などの付加機能は搭載されていないが、価格がリーズナブルに抑えられている点が高評価だ。香水をアトマイザーに移し替えるために必要な詰め替えノズルや折ジョウゴ、香水の目印シールといった付属品に加えて、保証書も梱包されているので安心。スプレーはワンプッシュの噴霧量を日本の香水ユーザーの使用状況にあわせて、約0.03mlに設計。 一般的な市販香水や海外製アトマイザーの噴霧量の1/3なので経済的、かつ香水を少量ずつ振りかけられるためシーンや好みに応じて量の加減ができるのが嬉しい。

ヤマダアトマイザーのガラスアトマイザー「圧倒的な売上を誇る定番品」

アマゾンにて売上ナンバー1がこちらのシンプルなアトマイザー。噴霧量が抑えられた仕様に加え、装飾が排除されたミニマルなデザイン、圧倒的な低価格が人気の理由だ。ちなみにヤマダアトマイザーは、香水の種類によって樹脂が溶けたり変形したりしないガラス製のビンにこだわっているそう。透明なガラス瓶がむき出しになったデザインのため、残量が一目で把握できるのも嬉しい。

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ヤマダアトマイザーの角ビンアトマイザー「ヘアライン仕上げのキャップ」

ねじ口小瓶の製造技術をもつ熟練職人が作った角ビンとヘアライン仕上げアルミ製キャップのコンビネーションが光る逸品。スタイリッシュな外観もさることながら、ワンプッシュの噴霧量を約0.03mlと、海外のアトマイザーや香水ボトルの噴霧量の1/3程度の少量に設定しているのも嬉しいポイントだ。やってしまいがちな香水のつけすぎを避けたり、つける量の調整ができる。

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ヤマダアトマイザー メタルアトマイザー「金属ケースによる高級感と遮光性が魅力」

ヤマダアトマイザーからメタルケース仕様のモデルをピックアップ。ツヤのあるシルバーからツヤ消しシルバー、ダイヤカットの施されたタイプまでバリエーションも豊富だ。メタルタイプのメリットとして見た目のラグジュアリー感だけでなく、遮光性が高く内部の香水の劣化が最小限に留められるという点が挙げられる。残量が一見してわからないのが強いて言えばデメリットだが、前述のメリットを重視するなら買いだ。

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ヤマダアトマイザー ロールオンモデル「コロプチシリーズ」

ヤマダアトマイザーが展開するロールオンタイプの携帯香水用容器シリーズが「コロプチ」。先端にボールが備えられており、肌の上を滑らせることでボールが回転し香水が塗布される仕組み。スプレータイプとは違い、フレグランスが飛び散らないため外出先で人知れず香水をつける際にも重宝する。量の加減がしやすいのもロールオン式ならではのメリットだ。

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