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イタリア最古のクオリティ、エルビーエム1911(L.B.M.1911)の魅力と定番アイテムを紹介

イタリア屈指の名門ルビアムが放つファクトリーブランド、エルビーエム1911(L.B.M.1911)。1世紀以上の歴史を持つ熟練技術によって生み出される、アンコンスタイルのジャケットや製品染めのコートなどは洒落者を語るなら必携のアイテムだ。今回は「エルビーエム1911」にフォーカスし、その魅力と定番アイテムを紹介する!!

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エルビーエム1911とは

エルビーエム1911は、100年以上の歴史をもつイタリアンラグジュアリーブランド「ルビアム」のカジュアルライン。ブランド名「L.B.M.1911」は、それぞれ創業者”L”uigi “B”ianchiと創業地”M”antovaの頭文字を取り、さらに創業年の”1911”を組み合わせている。イタリアで最も古いファクトリーブランドと言われており、1930年代に大量生産を導入した2代目エドガードは「イタリアファッション界のヘンリー・フォード」と称されている。大手メゾンに買収されることなく家族経営を守り抜き、創業の町マントヴァでの自社生産を続ける稀少なブランド。スポーツラインとして位置づけされるエルビーエム1911だが、現在は象徴的なジャケットに加え、トラウザーズ、セーター、シャツやバッグ、靴、ベルト、マフラーまで扱うトータルルックなコレクションを展開。伝統的な仕立て技術とアイデアを直に反映する生産方法で、高いクオリティを実現している。

エルビーエム1911(ルビアム)の歴史

イタリアで最も古いファクトリーブランドのひとつ「ルビアム」の誕生

エルビーエム1911の親会社であるルビアム(LUBIAM)社の設立は1911年。創業者のルイジ・ビアンキ(Luigi Bianchi)は、曽祖父、祖父、父の3代に渡って続く志を引く継ぐため、わずか16歳で家を離れて修行の旅に出る。トリノやミラノで、およそ10年間テイラーリングの基礎を学ぶ日々に明け暮れた。1902年、生まれ育ったマントヴァの町に戻ったルイジは、マリア・マルキーニ(Maria Marchini)と結婚。それから4年後、念願だった”Primaria Sartoria Luigi Bianchi – menswear and women’s dresses and suits(プリマリアサルトリア ルイジ・ビアンキ)”というショップをオープンさせた。自身の名と生まれ故郷を冠したブランド「ルイジ・ビアンキ・マントヴァ」の誕生である。のちに革新的な生産方法を確立し、”イタリアファッション界のヘンリー・フォード”とまで呼ばれることとなる息子のエドガード(Edgardo)が生まれたのも、同じ1911年だった。

創業者ルイジ・ビアンキとその妻マリア

ルビアムの2代目エドガードがブランドを飛躍的に発展させる

ルイジ・ビアンキの店は瞬く間にヨーロッパの紳士たちを魅了。かのエドワード王子もそのクオリティに感銘を受けた顧客の1人だった。1916年、ルイジはプリンス・オブ・ウェールズのワードローブの全オーダーを受けるまでなる。2代目のエドガードが経営に参画して以降は、生産工程の改革に着手。クオリティやブランドの特徴は保ちつつ、大量生産のシステムを導入することで製造時間を大幅に短縮することに成功した。会社は短期間のあいだに急成長を果たし、1933年には従業員数250人、さらにその3年後には400人の規模にまで膨れ上がった。1938年には、マントヴァ郊外に従業員500人規模の新しいファクトリーを完成させる。そして翌年、レーベル名をルイジ・ビアンキ・マントヴァから、頭文字のみを取った「ルビアム」へと変更した。

2代目エドガード・ビアンキ

斬新な経営戦略で世界的なブランドへ

1950年代、当時広告の天才だったジュリオ・ジュリ(Giulio Giuli)が打ち出した”Wearing LIBIAM will make you feel like another(ルビアムを身につければ気分は一新する)”というコピーが大きな反響を呼ぶ。それと同時に、ルビアムの頭文字である”L”を主張した製品ラベルが誕生した。1960年代に入ると、ビルボードや街頭ポスター、映画広告、ラジオCMなどの大々的な広告キャンペーンを実施。1966年にはイメージキャラクター「ピエリーノ」を使ったテレビCMが話題を呼び、イタリア全土で高い評価を獲得することとなった。

1970年、モーターレースやボクシングなど多くのスポーツでビッグイベントに協賛し、知名度を拡大。ブランドは第三世代へと継承され、ジュリアーノ(Giuliano)が生産分野と技術分野を担当、組織全体の管理をルイジJr.(Luigi Jr.)が務めた。ルイジJr.は、イタリアを始めとするヨーロッパの美術アカデミーで学ぶ学生たちのために、「ルビアム・アワード」というアートコンペを開催。これにより、アートの世界とブランドイメージを結びつけることに成功させたのである。1974年には、スイスの偉大なファッションデザイナーであるエゴン・フォンフルステンベルク(Egon Von Furstenberg)とのコラボレーションによる、初のコレクションをニューヨークのプラザホテルで発表。1979年には、本格的な世界展開への足がかりとしてアメリカにルビアムUSAを設立。1980年代から90年代にかけ、次々と海外への進出を果たす。ロンドンのハロッズやアメリカのバーニーズ、ストックホルムのN.Kなど有名デパートへ相次いで出店し、名実ともに国際的な一流ブランドへと発展を遂げたのだ。

イタリア最大手のブランドとして魅力的なアイテムを展開

2000年代に入ると、創業者ルイジ・ビアンキから続く家族経営は4代目へと受け継がれる。その精神とルーツを守り抜きながらも、ブランドはさらなる発展を目指していく。エルビーエム1911は、2006年にルビアムのスポーツラインとして発表されたのが始まり。100周年の節目となる2011年には、ルビアムの歴史を感じさせる作品を美術展というかたちで発表。同年にフィレンツェで開催されたピッティ・ウオモでは、リミテッドエディションとなるジャケットのカプセルコレクションを発表して大きな話題を呼んだ。現在エルビーエム1911はルビアム社を代表するラインとして、カジュアルかつモダンなコレクションを展開。日本はもちろん、世界各国の洒落者たちを魅了し続けている。

完全自社生産による”Made in Italy”がエルビーエム1911の魅力

エルビーエム1911のコレクションは、100年の歴史の中で築き上げた経験と、飽くなき探究心との融合によって生まれている。その魅力は、生地選びを始めとする製品の様々な側面から見て取れる。また、多くのブランドが製造を他の工場に外注している昨今において、ルビアムは創業初期から変わらずマントヴァの工場で製造している、数少ない自社生産ブランドである。

自社生産の最大の強みは、デザインのアイデアやインスピレーションを直に製品に投影できること。ルビアム社のメインファクトリーでは、細かい仕立てやクオリティの管理を工場レベルで行い、アイデアを正確かつ最大限活かすことを可能としているのだ。

エルビーエム1911の定番アイテムを紹介

エルビーエム1911「インディゴテーラードジャケット」

ラフな印象を与えるインディゴシャンブレー生地を採用しながらも、本格的なイタリアンジャケットに仕上げることで洗練された雰囲気を演出したテーラードジャケット。縫製後にウォッシュ加工を施すことで、ステッチ周りやポケット周りに”アタリ”を演出している。

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エルビーエム1911「ジャージージャケット」

ザックリとした素材感が魅力的な新素材のジャージージャケット。ジャガード織りでハウンドトゥース柄を表現した立体的な素材感が新しい。通気性が良くサラリとした質感は正に春夏向きの素材だ。スリムフィットの2B仕様。胸ポケットはバルカポケット、ウエストにはパッチポケットを採用しているため、カジュアル使いで活躍を期待できる。

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エルビーエム1911「ダブルジレ」

様々なジャケットと組み合わせやすく、アクセントもプラスしてくれるダブルジレ。控えめなハウンドトゥースの織り柄が程良い素材感を演出している。フロントはラペル付きの6つボタンを採用。両脇にはウォチポケットを施し、バックにはウエストベルトが付いているため、自分好みのフィット感とシルエットを作れる。裏地の無い一枚仕立てが、ソフトな着心地と清涼感を演出。

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