秋冬 ファッション メンズ 【2015最新!11の流行】

2015メンズファッションはミリタリーテイストがトレンド

ファッションに敏感な男前研究所読者の方は、きっと「2015メンズ秋冬ファッション、流行はどんな感じ?」と思われていることでしょう。ファッション流行はどう決まる?【衝撃の真実】でもご紹介した通り、流行する色や生地の大枠は2年前に決まっているのですがファッションにおけるデザインから製造、販売までのリードタイムが大幅に短くなってきたので、ファッション業界が作り出そうとする流行の思惑以上に時代感やトレンド、消費者の趣向がより強く反映されるようになりました。東京の青山に拠点を置く男前研究所として、高級メゾンのファッションショーの動向チェックからピッティウオモなどの見本市参加者スナップの観察、有力ショップへのヒアリングに加え、東京のリアルストリートにおける観測・インタビューを基に秋ファッションのトレンドを紹介していきます!

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ファッションジャンル群雄割拠時代の中、ミリタリーテイストが各ジャンルで強めに

ミリタリージャケットメンズ

スポーツミックス、モード、アーバンサーフ、イタリアンカジュアル、ノームコアなどファッションジャンルが多様化する中、秋は特定のスタイルが突出して流行るということはなさそうです。しかし多くのメンズファッションジャンルにおいて”ミリタリーテイストの取り入れが大きく進む“のが2015年秋のメンズファッションの傾向です。具体的には、M-65やMA1、モッズコートの定番M-51などを各ジャンルのテイストにあわせてリデザインした商品が多くリリースされていきます。また、それに準ずる形でモーターサイクルジャケットや英国のバブアーに代表される乗馬・ハンティングジャケット、フィールドジャケットなどもひとつの流れになりそうです。
関連ページ:M65着こなしMA-1着こなし

ジェンダーレス、ユニセックスの加速

メンズドロップショルダーシャツ

ノームコアなどミニマルな着こなしが男女問わず受け入れられる中、メンズものかレディースものか判断がつかないようなシンプルデザインのアイテムが今後も拡大。また従来であればメンズらしいアイテムであったミリタリージャケットやモーターサイクルジャケットをレディースが着こなすシーンが増えたり、メンズにおいてもドロップショルダーなどフェミニンなディテールをさらりと着こなす男性が多く見受けられるなど、男女各自が従来であれば異性の専売特許的であったアイテムを取り入れることでファッションにおける男女の垣根が崩れる傾向が強まりそうです。

レイヤードスタイルの浸透

2015秋ファッションメンズの流行はビッグシルエットによるレイヤードスタイルWEAR akutsuさん

レイヤードとは、文字通りいわゆる重ね着ですが、この秋流行するレイヤードスタイルとは「ビッグシルエットシャツやカットソーと、アウターを組み合わせたような極端に丈の違うアイテムを組み合わせるコーディネートです。ビッグシルエットのトップスといっても色々な種類がありますが、トレンド感溢れるレイヤードスタイルを作るなら丈の長いシャツやカットソーが大本命です。思い切って丈の短いライダースジャケットなどに合わせれば非常にメリハリの効いた着こなしになりますし、あまり極端にレイヤードを強調したくなければ普通程度の丈感のニットなどにあわせれば、これみよがしな感じが出ないのでおすすめです!

定番スニーカーからの脱定番ブランドやレザー素材モデルへの緩やかなシフト

オニツカタイガーのタイガーアライアンスライトグレー

2015春夏、世界中で一大トレンドとなっていたスニーカー。比較的保守的な日本においては、コート系スニーカーの代表格であるスタンスミスやジャックパーセル、ランニングスニーカーの代表格であるニューバランス各種モデルやナイキインターナショナリストという定番モデルの中でもホワイトやブラック、グレーを基調とした定番カラーに人気が集中していました。今までの流れが「定番モデル×定番カラー」だとすると今季は、「定番モデル×異素材」や「脱定番モデル×定番カラー」という方向にシフトしそうです。例えば、キャンバス地が定番のスリッポンスニーカーですがパテントレザー(エナメル)素材やスムースレザー素材、ゴールドカラーやシルバーカラーの素材が増加、ハイカットスニーカーに関してもスウェード素材へのシフトが進むとみられています。また、スニーカーにおける一大カテゴリーであるランニングシューズ、ニューバランスが主流である流れは変わりませんが、アシックスタイガーのゲルライトシリーズやオニツカタイガーのタイガーアライアンス、リーボックのベンチレーター、イタカジ傾向にある人はアトランティックスターやディアドラなど脱・定番ブランド(モデル)へのシフトが加速しそうです。コート系スニーカー、キャンバススニーカー、レザースニーカーにおいては、スタンスミスやオーセンティックを主流としながらも、スプリングコートのG2 Classicや、オニツカタイガーのLAWNSHIP、ゴールデングースのSUPER STARなど多彩な選択肢に散らばっていく傾向があります。スニーカーについて迷ったら、ぜひ男前研究所内の豊富なスニーカー情報をご覧ください!

ノーカラーシャツ・バンドカラーシャツが定番として浸透

スタンドカラーシャツ白の着こなしメンズ

定番のシャツを主流としながらではありますが、春夏においては定番化とまでいかなかったノーカラー(バンドカラー)シャツが浸透していきそうです。トレンドの取り入れが早いアーリーアダプター、ファッショニスタの着こなしを街やスナップで見かけて「これなら着こなせそう」という実感が多くの男性に広がったことでノーカラーシャツの売り上げが伸びていることを受け、秋冬には各ショップにおいてさらにノーカラーシャツ・バンドカラーシャツの提案が強くなってきそうです。

デニム人気は継続、リジッドデニム(生デニム)へのシフト

デンハムジーンズの生デニム

春夏の主流であったいわゆる洗い加工が施されたインディゴブルー際立つウォッシュジーンズやダメージ加工のジーンズは定番ながらも、いわゆる洗い加工を施さない生デニム、リジッドデニムの人気がさらに加速しそうです。ブランドで言えば、デンハムやA.P.C.の勢いがさらに強まりそうではありますが、逆に非・デニムメーカーであるセレクトショップなどは、ダメージデニムやパッチワークデニム、色落ちデニムに傾倒する流れも出てきています。

※リジッドデニムに相性の良いエンジニアブーツ人気の上昇

リジッドデニムロールアップにドクターマーチンのブーツ

リジッドデニム合わせたいシューズと言えば、やはり男っぽい印象のあるブラックブーツ。リジッドデニムに関して言えばテーパードシルエットであってもやや太めやストレートシルエットも定番人気なので、華奢でスマートなブーツよりも、ある程度ボリュームのあるエンジニアブーツと合わせて男っぽく着こなすのが定石。ドクターマーチンやレッドウィングあたりが定番ですよね。

テーパード、スキニーが主流継続、ワイドパンツはメンズでは少数派

メンズパンツ2015秋のトレンド

コレクションでは一定の割合で登場したワイドパンツ、レディースにおいてはすでにガウチョパンツが市場でトレンドになっていますがメンズにおいては引き続き、テーパードパンツ、スキニーパンツが主流にとどまります。テーパードパンツに関しては腰回りに大きくゆとりをもたせたサルエルパンツっぽいタイプや、少し前まではオヤジパンツの代表ディテールであったタック入りの流れが一部で見られ、より足元に向かってのテーパードシルエットが強調されたデザインのボトムが出てきますが市場にどこまで受け入れられるかは未知数です。ちなみにスニーカーブームによって認知の広がったジョガーパンツ人気も継続、スニーカーではなくブーツなどに合わせる着こなしが、高級メゾンの中でもストリートに与える影響が大きいと言われるドルチェアンドガッバーナのコレクションなどで見受けられましたので、一歩リードしたい方は取り入れてはいかがでしょうか。

テーラードジャケットやスラックスは、クラシックに回帰傾向

ジャケット着こなしメンズ2015秋

極端にスリムシルエットであったり、ラペル幅が細く、丈の短いジャケットはトレンドから脱落。よりクラシックなシルエットやディテールが好まれる傾向に。スラックスにおいても、股上がやや深め・タック入りディテールが見直されるなどの変化がピッティウオモで確認されるなど緩やかな変化が起きています。

ブラックやグレー、ホワイトなどモノトーンが主流、ヴィヴィッドカラーではなくグレイッシュカラーやミリタリーイメージのカーキグリーンの拡大

モノトーンコーデメンズ

定番であることに変わりありませんが、ややネイビーがトレンドとしては弱含みに。ブラック、ホワイト、グレーといった無彩色がトレンドカラーの主流となりそうです。アップカマーとしては、ブルー、グリーン、レッドなどの彩色にグレーが混じったようなスモーキーで落ち着いた色味が特徴のグレイッシュカラーとミリタリーアイテムをイメージさせるカーキグリーンが挙げられます。

トーンオントーン・ワンカラーコーデが定番化する中、差し色使いが復権

差し色コーデメンズ

同じカラーベースのアイテムを組み合わせる”トーンオントーンコーデ”・”ワンカラーコーデ”が定番の着こなしに。極端に異なるカラーやトーンを組み合わせる着こなしよりも近いカラーやトーンを組み合わせた着こなしがカジュアルからジャケパンスタイルに至るまで定番化しそうです。その一方で、着こなしのベースカラーに対して明度や色相の大きく異なる色、いわゆる”差し色”を取り入れた着こなしが脚光を浴びそうです。差し色はベース色の一貫性が高いほど映えるという特性があり、実はワンカラーコーデにとても相性が良い着こなしテクニックなので単純なトーンオントーンコーデに飽きたというあなたは、差し色コーデを取り入れてみてはいかがでしょうか?差し色コーデについては、差し色を効果的に使ってメンズ着こなしをレベルアップ!にて詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

メンズファッションにフォークロア、70年代はどうなの?

フォークロアファッションメンズ70年代

メンズファッションコレクションでも一大テーマとなっていて、セレクトショップでも押し出されている「フォークロア(民族衣装からインスパイアされたファッション)」と「70年代」というキーワード。実際、世の男性の反応はわかりませんが男前研究所の予測ではメインストリームになることなく一部のファッショニスタの間での波及にとどまると思われます。フォークロアといえば、フリンジやオルテガ柄などのディテールが挙げられます。70年代といえば、ブーツカットのデニムやフリンジ付きレザーライダース、ヒッピーライクな着こなしなどが挙げられます。都内のセレクトショップ店員さんへのヒアリングも行いましたが「今季どこまで浸透するか..フォークロアテイスト取り入れたツバ広ハットなどの小物で取り入れる感じですかねえ..でもちょっと着まわしとかは難しいですしね..」という感じでした。もちろんヒットの可能性はありますし、トレンドではあるので好きな方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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